
中山さんからは、資金循環を考えるための3つの視点を挙げてもらいました。まず最初に質問です。「循環」から連想されるイメージはな何でしょうか?
「水」「血液」「資源」「自然エネルギー」「命」など。会場からはこんな答えが出ました。ここに出てくる言葉のように、循環というのは自然界において最初から存在しているものであり、非自然はもともと循環はないのです。すなわちお金は循環をつくらなければ生まれません。
「資金」は社会学の領域にあり、「循環」が自然科学か社会科学の領域にあるものなので、捉え方が違うのです。なので、資金循環はみんな賛成するけど、細かい部分では反対意見が出てしまうテーマなのかもしれません。これが地域で資金が本当に循環しない理由のひとつかもしれない、と中山さんは説明していました。
2つ目の視点は、上から見る(マクロの視点で見る)ということです。どこからお金を取ろうか、どこから助成金を取ろうかを考えたとき、上からの視点で見たら、新しい構造ができるかもしれません。以下の質問は、実際にセミナーで中山さんから出た質問です。ぜひ挑戦してみてください。
<ミクロ/マクロ転換>
ものを見る何かを決めてください。(資源を見る。ヒト・モノ・カネ・情報。)
普段からちょっと上の視点で見て、他の団体が持っているものを見る。何か新たにできそうなことがないか考えてみてください。
3つ目の視点は、マクロで見ているものをミクロの視点で見る。ということです。資金循環にあてはめてみると、「流れているお金を顕微鏡で見てみる」ということです。資金循環を細かく見ていくと、AさんとBさんとのやり取りですよね。どうやってお金を集めて、どのようにお金が出て行ったのか。100万円が同じ100万円のまま出て行くわけではなく、経営資源に分解されるます。すると、金銭的、非金銭的なものに形を変えてリターンとして戻ってくるのです。つまり、NPOや市民団体等の資金の受け手は、資金の出し手にどのようなリターンを返していくかを明確に(細かく)決めなければなりません。
少し話が難しかったのですが、中山さんの話はなるほど!と思うようなことが多かったです。循環について考えた事もありませんでしたが、よく考えてみると志金が流れないのも当然なのでは?と思うようになりました。今回のセミナーの様子もUstreamで配信中です。こちらのサイトからご覧下さい。
次回の連続セミナーも乞うご期待です。




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