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特集:「一般社団法人しん」完済イベント〜コミュニティカフェかかぽのこれからを考える〜

2016年11月26日(土)に「一般社団法人しん」(以下、しん)の完済記念イベントを行いました。開催場所は「コミュニティカフェかかぽ」! 11月にオープンしたばかりのカフェです。今回のイベントでは、かかぽの新しい使い方についてみんなで考えました。
 
 
■コミュニティカフェかかぽとは
“コミュニティカフェ”、“かかぽ”、どちらもあまり耳にしない言葉ですよね。“コミュニティカフェ”はさまざまな人と人とを結ぶことを目的とした場所です。そして“かかぽ”はオウムの一種の名前です。彼らはオウムなのに身体が重すぎて飛べません。一生懸命なのにうまくいかない彼らは、精神・発達障がいを持ちながらもがんばる人を支援するしんにとって、応援したい存在の象徴となっているのです。
 
そんな願いの込められた「コミュニティカフェかかぽ」は、1階がカフェで2階は誰でも使えるレンタルルームとなっています。
 
 
■イベント
はじめに、しんの代表本間さんに、かかぽや、しんについてお話をしてもらいました。この団体の立ち上げの経緯やmomoとの関わりをわかりやすく説明してくれました。その後は本間さんへの質疑応答。スタッフの中山さんも加わり、かかぽの現状把握とともに「いろいろな人が集まれる場にしたい!」、「レンタルルームを活用してほしい!」などなど、願いを聞かせてもらいました。
 

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イベントは2階のレンタルルームにて行いました

 
■ワークショップスタート
そこから、かかぽが誰でもつながれる場所になるにはどうしたらよいか、みんなで考えました。派生図を書いてアイデアを膨らませていく中で、ユニークな意見がたくさん出てびっくり。予想以上に盛り上がりました。例えば、地域の人とつながるために近くの畑を利用し、作った野菜をカフェのメニューに使う案。本や漫画を準備し子ども達も気軽に通える、心地よい場所にする案。夫婦げんかの避難場所にしよう、というアイデアもありました。
 
いろいろな人の意見を聞くことで、さらに自分の新しいアイデアが生まれるおもしろさを実感しました。しんさんには、今回出たアイデアを取り入れながら、地域の人を巻き込みながらみんなでコミュニティカフェをつくっていってほしいです。
 

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■すでに…!?
今回のイベントで出したアイデアをすでに実行した方がいます。momoレンジャーのゴリさんです! 昨年のクリスマスイブに、かかぽのカフェのワンデイシェフとしてパスタとアイスをふるまいました。わたしも行きたかったです…! ワンデイシェフには誰でもなれるので料理が好きな方はいかがですか?  また、レンタルルームは広々としているので、momoでもレンジャー合宿に使えないか検討中です。
 
レンタルルームでも、ワンデイシェフでも、かかぽの美味しいベーグルでも、興味のある方はぜひWebサイトをご覧ください。
 
コミュニティカフェかかぽのWebサイトはこちら→ https://cafekakapo.jimdo.com/ (ゆっこ)