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【終了】 「地域内”志金”循環(お金の地産地消)促進事業」フォーラム ~日本でいちばん”志金”が循環する地域を目指して~

  愛知県・新しい公共支援事業「NPO等活動基盤整備支援事業」
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 「地域内”志金”循環(お金の地産地消)促進事業」フォーラム
   ~日本でいちばん”志金”が循環する地域を目指して~
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  主催:愛知県(運営:コミュニティ・ユース・バンクmomo)
    2012年3月4日(日) 13:00~17:30 @ 名古屋・栄
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 「地域内”志金”循環(お金の地産地消)促進事業」の”志金”
とは、、、

 ▼誰も知らない地域の課題に気づき…
 ▼黙って見過ごすことがどうしてもできず…
 ▼その解決に向けてとにかく行動を起こし始めた…

 NPO等を応援しよう! という想いが込められたお金のこと。

 この”志金”を集め、地域のNPO等に必要なお金の流れをつくろ
うと、、、

 ◆市民立の公益財団法人による「市民ファンド」
 ・公益財団法人京都地域創造基金
  http://www.plus-social.com/index.html
 ・公益財団法人みらいファンド沖縄
  http://miraifund.org/
 ◆市民からの出資金で融資を行う「NPOバンク」
 ・コミュニティ・ユース・バンクmomo
  http://www.momobank.net/
 ・ピースバンクいしかわ
  http://piecebank.net/

 …などの仕組みづくりが現在、全国各地で進められています。

 本フォーラムは、資金の「出し手」(市民)、「受け手」(NPO
等)、「生かし手」(助成・金融機関、中間支援組織等)の3者が、
地域で”志金”が循環する仕組みをつくるための対話を行い、その
確立や発展のポイントを明らかにします。

 2011年の国内の死亡者数は、出生数を20万4千人上回り、人口が
自然減に転じた05年以降で最大の減少幅になったとのこと。数年後
には年間70万人もの人口減少が予測される中、わたしたちが暮らす
地域の”これから”を担う『お金の地産地消』(※)、一緒に考え
てみませんか?

※本事業では、様々な人の問題意識を呼び覚まし、巻き込んでいく
 きっかけとなるために、『お金の地産地消』を客観的に捉え直し、
 現場を調査、分析、整理してまとめた「白書」を作成しています。
 フォーラム当日はこの白書を配布させていただく予定です。

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●「地域内”志金”循環(お金の地産地消)促進事業」とは?

 今年度から2年間、愛知県が実施する「新しい公共支援事業」の
NPO等活動基盤整備支援事業のテーマのひとつ『寄附・融資の増進』
に選定された事業です。活動資金が不足しているNPO等を対象に、
寄附・融資制度の情報や寄附・融資を受けるためのノウハウの提供
等を実施することにより、地域内における資金循環の円滑化を図る
ことを目的としています。

 今年度は資金の受け手(NPO等)、生かし手(助成・金融機関、
中間支援組織等)、出し手(市民)のそれぞれを対象とした研修会
やセミナー、フォーラム等の開催を通して、地域内で”志金”が循
環する仕組みを検討します。

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┃【1】開催概要
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●日時:2012年3月4日(日) 13:00~17:30(受付12:30~)
 ※フォーラム終了後(17:45~19:00)には「交流会」を開催
●会場:ダイテックサカエ 7階 7ABC
   (愛知県名古屋市中区錦三丁目3-22-20)
    地下鉄「栄」駅8番出口より徒歩5分
    http://www.nagoya-kaigi.com/contact/map.htm
●定員:150名(先着順)
●対象:地域のためにお金を意識して使いたい、
    以下のようなみなさま
(1)資金の「出し手」:momoの出資者のように、
   お金による地域貢献に関心のある「市民」
(2)資金の「受け手」:助成・金融機関から
   すでに助成や融資を受けている(検討したい)「NPO等」
(3)資金の「生かし手」:NPO等への助成や融資、支援を担当
   している(検討したい)「助成・金融機関、中間支援組織等」
●参加費:無料 ※交流会(17:45~19:00)は参加費500円
●主催:愛知県
●運営:コミュニティ・ユース・バンクmomo

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┃【2】プログラム
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●全体会(13:00~14:15)
 「わたしたちの”志金”は、どこに、どれだけ必要か?」
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 地域内”志金”循環(お金の地産地消)促進事業の取り組みや成
果を「白書」も用いて報告し、地域で”志金”が循環するためには、
その出し手(市民)、受け手(NPO等)、生かし手(助成・金融機
関、中間支援組織等)の3者が変わる必要があることを共有します。

●分科会(14:30~16:30)
 「地域で”志金”が循環するために、誰が、何を担うか?」
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 各ゲストがこれまでにどんな取り組みを重ねてきて、何を大切に
してきたかを伺い、参加者同士も話し合えるトークセッションを通
して、地域で”志金”が循環するためのポイントを探ります。

 ▼分科会1:資金の「出し手」(市民)編
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 ◆テーマ
  資金の「受け手」「生かし手」とともに、地域で”志金”を
 循環させる機運をつくるには?
 ◆ゲスト(話し手)
 ・佐藤大吾さん
 (一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパン 代表理事)
 ・渋澤健さん(コモンズ投信株式会社 会長
  /シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役)
 ◆ファシリテーター(聞き手)
 ・小島祥美さん(愛知淑徳大学 文学部 准教授)

 ▼分科会2:資金の「受け手」(NPO等)編
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 ◆テーマ
  資金の「出し手」「生かし手」からの共感を得て、継続的な
 資金調達基盤をつくるには?
 ◆ゲスト(話し手)
 ・井上英之さん
 (慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘准教授
  /ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京 ファウンダー)
 ・吉岡マコさん(N
PO法人マドレボニータ 代表理事)
 ◆ファシリテーター(聞き手)
 ・毛受芳高さん(キャリア教育総合プロデューサー
  /NPO法人アスクネット 理事)

 ▼分科会3:資金の「生かし手」
 (助成・金融機関、中間支援組織等)編
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 ◆テーマ
  資金の「出し手」「受け手」の力を借りて、持続可能な地域
 をつくるには?
 ◆ゲスト(話し手)
 ・平良斗星さん(公益財団法人みらいファンド沖縄 副代表理事
  /株式会社エフエム那覇 代表取締役社長)
 ・長島剛さん(多摩信用金庫 価値創造事業部 部長)
 ◆ファシリテーター(聞き手)
 ・川合信嘉さん(一宮市 地域ふれあい課 主任)

●クロージング(16:45~17:30)
 「日本でいちばん”志金”が循環する地域へ」

※交流会(17:45~19:00)

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┃【3】申込方法
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 下記URLよりお申し込みください。
 http://kokucheese.com/event/index/25144/
 (〆切:2012年2月29日(水) )
※いただいた個人情報は、本フォーラム開催以外の目的には使用し
 ません。

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●お問合せ&お申込先
 コミュニティ・ユース・バンクmomo 運営事務局
 担当:木村、斉藤
 Tel: 052-331-5695
 Fax: 052-339-5651
 E-mail: info@momobank.net
 〒460-0014
 愛知県名古屋市中区富士見町9-16 有信ビル2F

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┃【4】ゲスト&ファシリテータープロフィール
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●分科会1:資金の「出し手」編
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 ◆佐藤大吾(さとう・だいご)
  http://justgiving.jp/
 1973年大阪生まれ。大阪大学法学部在学中に起業。インターン
シップ事業を行う。98年、議員事務所でのインターンシッププログ
ラムを運営するNPO法人ドットジェイピーを設立。これまでに1万
人超の学生が参加、うち約40人が議員として活躍。「Yahoo!みんな
の政治」など、インターネットと政治を近づける活動にも注力。10
年間の株式会社とNPOの経営を経て、2010年3月、英国発世界最大
級の寄付仲介サイト「JustGiving」の日本版を立ち上げ、日本にお
ける寄付文化創造に取り組む。
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 ◆渋澤健(しぶさわ・けん)
  http://www.commons30.jp/
 1983年テキサス大学 BS Chemical Engineering 卒業。84年(財)
日本国際交流センター入社。87年UCLA大学MBA経営大学院卒業。87
年ファースト・ボストン証券会社(NY)入社、外国債券を担当。88
年JPモルガン銀行(東京)を経て、92年JPモルガン証券会社(東京)
入社、国債を担当。94年ゴールドマン・サックス証券会社(東京)
入社、国内株式・デリバティブを担当。96年ムーア・キャピタル・
マネジメント(NY)入社、アジア時間帯トレーディングを担当、97
年東京駐在員事務所設立。2001年シブサワ・アンド・カンパニー株
式会社を創業し、代表取締役に就任。07年コモンズ株式会社を創業
し代表取締役就任。08年コモンズ投信へ改名し、会長に就任、現在
に至る。
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 ◆小島祥美さん(こじま・よしみ)
  http://www.aasa.ac.jp/
 公立小学校教員、阪神淡路大震災後の外国人支援、コミュニティ
ビジネス参画を経て、2003年4月から岐阜県可児市へ。行政・民間
団体等と協働して全国初の外国人就学実態調査に挑んだ結果、同市
教育委員会コーディネーターに抜擢。06年9月より愛知淑徳大学に
赴任、11年4月より現職。人間科学博士(大阪大学大学院)。その
他、文部科学省「外国人学校の各種学校設置・準学校法人設立の認
可促進に関する調査研究」委員、国際ボランティア学会理事、犬山
市市民活動促進委員など。

●分科会2:資金の「受け手」編
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 ◆井上英之(いのうえ・ひでゆき)
  http://www.sv-tokyo.org/
 1971年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、ジョージワシントン
大学大学院に進学(パブリックマネジメント専攻)。ワシントンDC
市政府、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)を
経て、若手の起業家支援を行うNPO法人ETIC.に参画。2002年より日
本初のソーシャルベンチャー向けビジネスコンテスト「STYLE」を
開催するなど、国内の社会起業家育成・輩出に取り組む。05年、北
米を中心に展開する社会起業向け投資機関「ソーシャルベンチャー
パートナーズ(SVP)」東京版を設立。同年より、慶應大学湘南藤
沢キャンパスで、社会起業論など、新規授業を開講。09年、世界経
済フォーラム(ダボス会議)「Young Global Leader」に選出。10
年鳩山政権時、内閣府「新しい公共」円卓会議委員。著書に、「世
界を変える人たち」(ダイヤモンド社、監訳)、「辺境から世界を
変える~ソーシャルビジネスが生み出す「村の起業家」」(ダイヤ
モンド社、加藤徹生著、監修・解説)など
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 ◆吉岡マコ(よしおか・まこ)
  http://www.madrebonita.com/
 1972年生まれ。96年東京大学文学部卒業後、同大学院総合文化研
究科で身体運動科学を学ぶ。98年の出産後に経験した心身の辛さか
ら「産後のヘルスケア」の研究と実践に着手し、日本の母子保健に
欠けていた「産後ケア」の分野を開拓。2007年NPO法人マドレボニ
ータ設立。指導者の養成・認定制度を整備し、現在23人のインスト
ラクターが全国50か所で「産後のボディケア&フィットネス教室」
を展開。現場をもつNPOとして『産後白書』の出版など調査・研究
にも尽力。企業、行政、大学との協働にも積極的に取り組んでいる。
11年マドレ基金をたちあげ、ひとり親、多胎児の母、障害児の母な
ど、社会的に孤立しがちな母親たちへの支援に着手。SVP東京の投
資先として06年から2年間、支援を受けた。
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 ◆毛受芳高(めんじょう・よしたか)
  http://www.asknet.org/
 名
古屋大学大学院人間情報学研究科修了後、1999年より愛知市民
教育ネットを立ち上げ、2001年にNPO法人化、代表理事に就任。学
校と地域の間をつなぐ「教育コーディネーター」の事業を立ち上げ、
先駆者としての実績をつくる。現在は、キャリア教育総合プロデュ
ーサーとして、全国各地のキャリア教育事業支援を行っている。

●分科会3:資金の「生かし手」編
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 ◆平良斗星(たいら・とうせい)
  http://miraifund.org/
 エフエム那覇(タイフーンfm)の代表者、那覇市首里出身、1969
年生。沖縄ポータルサイト、ウルマックスやまちのたね通信の運営
も行っている。コミュニティエフエム経営を通して、地域情報化と
地域内マネーフローの必要性を痛感し、2010年みらいファンド沖縄
を設立、副代表理事に就任。
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 ◆長島剛さん(ながしま・つよし)
  http://www.tamashin.biz/index.html
 法政大学経済学部修士課程卒業。1988年多摩中央信用金庫入社。
4年間支店勤務後、業務企画部で商品開発を担当。97年「多摩らい
ふ倶楽部」を立ち上げ、地域のコミュニケーションやコンシェルジ
ュの必要性を痛感。2002年法人渉外担当を経験後、業務企画担当と
して、法人総合サービス、インキュベーション施設開設、NPO事業
支援ローン等の法人向け支援策を企画。09年たましん事業支援セン
ターセンター長、11年より価値創造事業部部長。サイバーシルクロ
ード八王子運営委員、多摩CBネットワーク世話人などを兼任。
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 ◆川合信嘉(かわい・のぶよし)
  http://www.138npo.org/
 1973年生まれ。98年に一宮市に入職。2003年に愛知県社会活動推
進課(あいちNPO交流プラザ)に派遣され、NPOと行政の協働のあり
方検討会議事務局やNPO法人認証業務等に携わる。翌年一宮市に戻
り、市民が選ぶ市民活動支援制度(いわゆる1%支援制度)の立ち
上げなど、市の各種NPO支援施策を担当。「138NPO~一宮の市民活
動育ちあいネット~」や「PACいちのみや」など、NPO等との協働に
も深く関わっている。

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以上