A3:コミュニティ・ユース・バンクmomoは、「民法上の任意組合」という組織形態をとっています。任意組合の財産は正会員みんなの共有財産になりますので、貸し倒れによって財産が減少した場合は、正会員一人ひとりの出資金も減少することになります。
例えば、出資金の総額が3000万円のときに300万円の貸し倒れが発生した場合は、10%の財産が減少したことになります。100口(100万円)を出資していた人は、出資口数はそのままですが、資産は90万円になってしまいます。
こうした「元本割れ」が発生しないように、融資先を決定する際には金融機関職員、公認会計士、税理士、NPOの専門家で構成される融資審査委員会や理事会で慎重に審議を行います。また、融資申込者とは必要に応じて何度も面談し、融資実行後もウェブサイトやニュースレターを通して融資先を公開するなど、「顔の見える」関係を構築することで、計画通りの返済を促していきます。
また、万が一貸し倒れが発生した場合に備えて、出資金が減少しないように、いくつかの防衛策を取っています。momoは無担保で融資を行いますが、2名以上の連帯保証人を義務付けています。さらに利子の一部を将来の貸し倒れ発生時に備え、引当金として積み立てています。また、理事の出資金は優先的に引き当てていく最劣後(貸し倒れが起こった場合の払い戻しを一番最後)とするなど、元本割れが発生しないよう最善を尽くして業務にあたります。
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