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社会をよくする話:自分と自分の将来に向き合うこと。

こんにちは!momoレンジャーのはるこです! 
今年の6月からmomoレンジャーとして活動させてもらっている、名古屋市立大学人文社会学部現代社会学科の3年生です。
 
現代社会学科って何をやってるの?とよく聞かれますが、学科の名前の通り、社会のことについて勉強しています。
地域・まちづくり、人口減少問題、メディア、ジェンダー、労働…など、幅広く学ぶことができる学科なんです。
 
そんな学科に所属している学生である私は、今、税理士試験に向けた勉強をがんばっています。
 
…え? 税理士? 
 

電卓

 
経済学部ではなく、人文社会学部の現代社会学科に所属する私が、どうして税理士の勉強を始めるに至ったのかをお話ししようと思います。
 
 
■私って何がやりたいんだっけ?? 
 
私がこの学科に入ったのは、「まちづくり」や「福祉」に興味があったからです。
 
「1つの分野に限定せずに広く学んだうえで、自分の進みたい道を決めよう。」
 
そんな風に思っていたのです。
…が、授業を受けているうちにどちらも何か違うような気がしました。
そうなったとき、大学の勉強が分からなくなり、興味もわかなくなってしまったのです。
 
「私って何がやりたいんだっけ? 」
「どんな仕事がしたいんだろう…? 」
 
いくら考えてもわかりませんでした。
働いたことがないのに、どんな風に働きたいかを考えるのは無理だったのです。
 
 
■半年間の挑戦
 
そんな時に出会ったのが、大学1,2年生を対象にした半年間の長期実践型インターンシップでした。
これは、就活などで大企業が行う1DAYのインターンシップとは違い、自分が中小企業の一員となり、プロジェクトリーダーとなって動いていくプログラムのインターンシップです。
 
“働く、ということを実感できるかもしれない。
働いてみることで、自分の将来の選択肢を少しでも定めることができるかもしれない。”
 
そんな思いで、このインターンシップに挑戦することを決意しました。
そして、私がインターン先として選んだのが「税理士事務所」でした。
私は、資格をもって働くことに憧れを抱いてはいたものの、どんな仕事をしているのか全く想像がついていなかったのです。
 
 
■人に寄り添う
 
ところで、皆さんは、「税理士」というお仕事にどんなイメージを持っているでしょうか?
 
私は、「数字ばかり見てる人」というイメージでした。
お客さんに対して、「今月売上下がってますよ!」とか、「経費削減してください!!」とか、そんなことばかり言っている人。
 
でも、実際に税理士の先生の近くで働いてみたら、全然そんなことはありませんでした。
 
とっても人に寄り添うことができる仕事だったのです。

握手

 
社長さんとお話している中で、社長さんが今悩んでいること、挑戦したいことを聞き出して、その解決・実現のために働く。
 
自分の持っている知識やつながりを使って、困っている社長さんのお手伝いをする。
 
半年間を過ごしていく中で、税理士という仕事のやりがいはもちろん、大変さや難しいこともたくさん経験することができました。
 
 
■新たな一歩
 
半年間のインターンシップを終えて、振り返ると、この半年間は私にとってかけがえのないものだったと気づきました。
 
この半年間がなかったら、やりたいことが見つからないまま大学生活を送っていたと思います。
 
インターンを終え、新たな一歩として、税理士の勉強を始めました。
税理士という仕事を知り、誰かを補うことができるような、誰かと一緒に走ることができるような、そんな働き方をしたいと思ったからです。
 
自分と自分の将来に向き合って、見つけることができた自分のやりたいこと。
 
これからは、もっともっと自分に向き合って、自分の進みたい道を形にしていきたいと思います。

空

 
(momoレンジャー はるこ)