2024.07.23
momoレンジャーのちょうさんです。
momoの融資先である一般社団法人KOTONASUさんは、愛知県刈谷市で障がい者福祉事業を営んでらっしゃり、障がい者のアート活動にも精力的に取り組んでいます。
去る2024年7月13〜15日の三日間、KOTONASUさんは障がい者アートの展示会を刈谷市総合文化センターで開催しましたので、リポートさせていただきます!
■アール・ブリュット展
展示会の名称は「TRUE COLORS 〜そのままの心で〜 インクルーシブ アール・ブリュット展」。フランス語でアールは「芸術」、ブリュットは「生の」「そのままの」「純粋な」なので、アール・ブリュット展は「純粋な芸術展」という意味になります。
(▲入口には、ドライフラワーで埋め尽くされた大きなハートがお出迎え)
■ドライフラワーのオブジェ
会場を進むと、まず目をひくのが、壁いっぱいに散りばめられた個性豊かなドライフラワーのオブジェの数々。私達momoレンジャーも花のオブジェ制作にお手伝いに行ったので、制作風景を見ていたときの感動と、制作された方々の笑顔が蘇ってきました。
ちなみに、このドライフラワーのもとになっている花は、momoの“志金”で建てたビニールハウスで育てられました。 momoの“志金”が形を変えて、障がいをもつ方々のアート活動を支援できていると考えると、感慨深いものがありますね。
(▲障がいをもつ方々が熱心に、そして楽しみながら制作した花のオブジェ)
■さをり織り
また、障がいをもつ方々が織った「さをり織り」の作品も多数展示されていました。「さをり織り」とは、織り方のルールに縛られない自由な手織りのことです。どんな織り方でもすべて自己表現であって、感性の織り物だと言われています。
(▲障がいをもつ方々が丹精を込めて織った「さをり織り」のバッグなど)
■展示会の名称に込められた“思い”
「インクルーシブ アール・ブリュット展」。今回の展示会を監修されている現代アーティストの水谷イズル先生の「ひとりひとりの個性を大切に」という思いと、KOTONASU代表の篠田さんの「障がいの有無や人種など様々な違いを認め合い、お互いを尊重し合いながら生きていくインクルーシブ(包み込む)社会」をめざす思いが凝縮された展示会でした。
2024.06.12
こんにちは!momoレンジャーのかつです!
久しぶりのmomo通信となってしまいました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
実は、私はこの春から新社会人になり、東京で環境問題に関わる仕事をしています。
特にこれまで環境問題について専門に勉強してきたわけではなかったので、
仕事の勉強に加えて、環境問題や世界の取り組みについて勉強する毎日です。
私が環境問題に関わる仕事がしたいと考えたきっかけは、自然豊かな場所で過ごした経験です。私は中学生の頃、自然の豊かな山の中で暮らしていました。そこは青空を広く感じ、綺麗な海が見渡せる場所でした。私はそこで、裸足で芝生の上を走り回り、農業をし、海で泳ぎ、自然と近い環境で過ごしました。当時はその環境に特別な思い入れはなかったのですが、今思うと自然を肌で感じ、爽やかな空気に包ま
れて生活した日々はとても良い経験だったと感じます。悩んでいる時でも、自然を肌で感じ、空を見つめていると不思議と元気をもらえる。私は自然からパワーをもらう経験をたくさんしました。
世界の森林は今、ものすごいスピードで失われていると言われています。私たちは自然からたくさんの生きる糧をもらっているにも関わらず、人間の都合で自然を減らしてしまうのはとても悲しいと感じます。私は、「豊かな自然を守りたい!」そんな思いから環境問題に関わる仕事がしたいと考え、今の仕事をしたいと決めました。でも、どうしたら豊かな自然を守ることができるのか。私たちはどう過ごすべきなのか。私ができることはなんだろうか。そんな問いを持ちながら、仕事と向き合う日々です。漠然としていますが、私が思い描く社会は、「生き物と街と自然が共存する社会」です。
まだまだ勉強中ですが、環境のためにできること1つ1つ積み重ね、
与えられているものに対する責任を考えながら過ごしていきたいと思います。
また、momoの活動は、オンラインで今後も続けていきたいと思っています!
融資先の方々の取り組みや、momoの皆さんからたくさんの刺激をもらっています。
気軽に東海地方へ行くことができない環境になり、対面でのイベントに参加できることが難しいですが、遠くからでも私にできることで、お力になれればと思います!
今後ともよろしくお願いいたします!^^
私のお話にお付き合いくださり、ありがとうございました!
最後に、先日とある森に行った時の写真とお気に入りの写真を共有します!
皆さんが今日も一日笑顔で過ごせることを願っております。
【先日訪れた森林】
【お気に入りの写真たち】
2024.06.08
momoレンジャーのちょうさんです。
融資先のKOTONASU(コトナス)さんが開催した「花のオブジェ制作」ワークショップにmomoレンジャー5人で参加してきました!
KOTONASUさんは、愛知県刈谷市で障がい者福祉事業を営んでいらっしゃる一般社団法人です。代表の篠田さんは、障がい者のアート活動に積極的に取り組んでいらっしゃいます。
今回は、KOTONASUさんの利用者である障がいを持つ方々が、自分達で育てたドライフラワーを六角形の画板に貼り付けて「花のオブジェ」を制作するというワークショップでした。
(▲ KOTONASUの利用者の皆さんが育てた綺麗なドライフラワー)
■水谷イズル先生
ワークショップの講師として、愛知県在住の現代アーティストである水谷イズル先生にお越しいただきました。
momoレンジャーは障がいを持つ方々の制作をサポートするという役割でしたが、ワークショップが始まる前に水谷イズル先生のお話を聞いて、KOTONASU代表の篠田さんがめざす「障がいをもつ方をありのまま受け入れ、じっくり一緒に歩んでいく」という共生社会の考え方と非常に近い考え方をされていらっしゃることに、とても感銘を受けました。
水谷先生は、
「人は皆、本来、創造性をもっているので、それを自由に表現してもらえればよい。表現は人それぞれ違ってよい。」
「色は、その人の感情を表現するもの。たとえば我々は、りんごは赤、と決めつけがちだが、その人が思った色で自由に表現すればよい。」
「だから、サポートする人は描き方や貼り方を教えるのではなく、褒めてあげる、認めてあげるという関わり方をしてほしい。」
等々、聞いていて心が温かくなるお話をされてらっしゃいました。
■ワークショップ
ワークショップが始まると、障がい者の皆さんはとても熱心に、そしてとても楽しそうに画板に色を塗ったりドライフラワーを貼り付けたりしていました。見ているこちらも、思わず微笑ましい気持ちになります。
(▲ 制作している利用者さんに寄り添ってサポートするmomoレンジャーひさっち)
作品が完成した瞬間、満面の笑みを浮かべたり、嬉しさを体で表現される方もいらっしゃたりし、KOTONASUの職員の皆さんとmomoレンジャーが一緒になって拍手で作品完成を祝いました。
障がい者の皆さんが制作された作品は、それぞれ違うけど、どれも美しく、まさしく水谷先生がおっしゃる「人それぞれ違った創造性」が表現されたワークショップでした。
(▲ KOTONASUの利用者の皆さんが制作した、個性豊かで美しい作品の数々)
■おわりに
KOTONASUの職員の皆さんも「たとえば普段は大ざっぱな性格の利用者さんも、アートに取り組んでいるときは、ものすごい集中力ときめ細かさを見せてくれるので私達にとっても新鮮です。」と嬉しそうにおっしゃっていました。アートの力って、すごい!
最後に、水谷イズル先生、KOTONASUの職員の皆さん、そしてmomoレンジャーで記念撮影をしました。
私(ちょうさん)にとって普段の日常では味わうことのできない、充実感と嬉しさを感じることができた一日になりました。
なお、今回、KOTONASUの利用者の皆さんが制作した作品(花のオブジェ)は、以下の日時に展示会で披露されます。
ご都合のつく方は、ぜひお越しください!
・日時: 2024年7月13日(土)・14日(日)・15日(祝月)
・場所: 刈谷市総合文化センター1階 展示ギャラリー
・内容: お花のオブジェ・障がい者アートの作品展示など
(▲ 水谷イズル先生、KOTONASUの篠田さんや職員の皆さんと一緒に)
2024.05.17
こんにちは。momoレンジャーのシンです。
前回のテーマだった「大人の社会見学」のmomo合宿から約半年。
地域の文化・歴史を学び、それを大切にされている方の思いを肌で感じた合宿ではあったものの、もっと「momoの活動意義の確認やワークショップをやりたい!」そんな反省がありました。
そこでまず我々は、過去のmomo合宿を振り返り、次のことをテーマにする事にしました。
<南伊勢の海岸線を背景にパチリ!>
<骨太計画>
濃い~内容で朝まで語り合いたい!
・親睦を深める
・momoの今後について考える
・ベテランレンジャーから、momoの歴史を紡ぐ・つないでいく場にしたい
<具体的なワークショップの企画>
こんな感じでワークショップで話そう!と計画してみたものの・・
*インタビューゲーム
*momoの今後の○○を考える
今までのmomoについて教えて!
今までの各年度決算・年度事業計画を読んで分からないところは理事に直撃!
・今の融資先との関わり方
・出資者とmomo、理事とレンジャーの関係
・各人の抱負
★当日のワークショップの紹介をする前に・・楽しかった夕食を紹介!
自炊のできる宿泊施設ハートランド伊勢貸別荘【公式】 (heartland-ise.com)だったので、各々の担当食を作る職人堅気のレンジャー達でした・・
<@焼きそば担当> <@炭焼き担当> <@たーこたこた~こ♪>
さて、話を戻して実際のワークショップの内容を紹介します。
<ワークショップ内容をちらり (^^♪>
【 タイトル :これまでのmomo 】について各自の思いを語り合いました。
・コロナ前は、多い時で35人のレンジャーが事務所に集まって会合していたが、今は15人程度。
・レンジャー内でカップル0人?(笑)
・出資者で音信不通の方々へのフォローはどうすべきか?
・最近は融資件数が減っている。momoの露出の影響なのか?事務作業の多い理事。
・だってボランティアスタッフのみ、だもん(専属がいない)
・今まで理念を普段言葉にしていない?(愛していると言って!)
・コロナでオンラインによる遠隔でも参加、繋がれることが分かった!高校生も参加!
・融資先はふらっと遊びに行ける関係が素敵。
・やっぱり、momoってチャレンジ出来る場じゃない?
そんなこんなで時間は夜更けに・・
<これまでのmomo> <ワークショップ状況をドローンで上空から>
次の日の朝はラジオ体操から始まり、これからのmomoへと発展。
【 タイトル :これからのmomo 】
・やっぱ、メンバー間の会話はため口じゃねぇ?(イエェ~♪チェケラッチョ!!)
・momoもついに20周年。(やるなら・・今でしょ)
・目標!2025年に理事:6人以上、レンジャー20人以上!
・ミッション、ビジョン、クレド(行動)を改訂する。
・勉強会、やるぞ!イベント、やるぞ!支援先について、考えるぞ!
・レンジャー、一人ひとりの個性を活かせるように、前例に囚われず、連携を!
・・そんな熱い言葉で、ワークショップは終了となりました。
<なんで朝からラジオ体操?> <これからのmomo>
全て、話しきれないのですが、合宿の行程のエピソードを列挙します。
・雨の中、片道3時間のドライブお疲れ様でした。【 ひらっちさん 】
・行きも帰りもVISON、よかった! 銭湯、食事、お店、そして遭難事件。
・宿泊先のハートランド Terrace 伊勢 貸別荘 ええやん。
ハートランド伊勢貸別荘【公式】 (heartland-ise.com)
・この貸別荘、チェックインの時に受付で見つけた、「はぁっていうゲーム」に沼ること数時間・・
⇒アイスブレークはこのゲームが最高!(即席ルールも面白かった)
・苦労した炭に点火と焼肉、そしてうまかった、たこ焼き・・などなど
楽しくもハードだった1泊2日。あっと言う間でした。この2日間で得たことを活かすも活かさないのもあなた次第です。
2024.03.20
ながっちです。新レンジャーですが、年齢はオーバーエイジ枠で参加させていただきます。「ユース」とは異なるオーバーエイジならではの発想、視点でお手伝いできればと考えています。よろしくお願いします。
□momoとの出会い
25年程前、私は「エンデの遺言」に強い関心をもっていました。作家ミヒャエル・エンデが日本人に残した遺言をまとめた本で、「地域通貨」、「老化するお金」など、独自の考えが紹介されており、お金の根源を問うものです。
コミュニティ・ユース・バンクmomoの名前がエンデの「モモ」にちなんでいるということからmomoに関心をもち、「子や孫の代まで、このまちでずっと暮らしていけるように」との想いに共鳴して少額ですが出資させていただきました。
□レンジャーとしての抱負
様々な地域の課題を解決するためには、地域のソーシャルベンチャーや個人、団体の挑戦が必要です。momoはお金(融資)を通じて応援していますが、加えてmomoレンジャーとして困難に立ち向かう方々に伴走し、て励ますことで応援できればと考えています。
2024.03.16
こんにちは。momoレンジャーのひらっちです。
2023年の9月に行ったmomo合宿から約半年。我々は、次の合宿に向けて動きだしています。
前回のテーマは「大人の社会見学」でした。
地域の文化・歴史を学び、それを大切にしようとしている方の思いを肌で感じる事ができ、とても実り多き合宿となりました。
しかし、反省点もありました。
「momoでの活動の意義を確認する場ではあったが、それが出来ていなかった」
「何らかのワークショップなど設けるべきだったのでは??」
過去のmomo合宿は「これからのmomo」について考える場として開催されてきました。
団体としてのmomoのこれから、レンジャーとしてmomoで何をやりたいか・・・など、ワークショップを通じて各自の理解を深めていました。
これらの反省点を胸に、2023年12月、次回momo合宿のプロジェクトチームが発足しました。
今回のメインメンバーは、ひらっち、はな、新人レンジャー・シンの3名。
この3名を中心に、2024年3月の開催に向けて取り組んで行くことになりました。
まず我々は、過去のmomo合宿を一覧にまとめ、これまで何をやってきたか、振り返ってみる事にしました。
年月 | 場所 | テーマ | 内容 | momo通信 |
2023年9月 | 半田市 | 大人の社会見学 | 4年ぶりのmomo合宿決行!(日帰りですが) | |
2019年10月 |
瀬戸市 |
これからのmomoでどんな役割でいたいか | インタビューゲーム、瀬戸市街歩き | momo合宿って何?~momoに関わる目的をみんなで考える2日間~ |
2018年10月 | 名古屋市 | これからmomoでどんなことをしていきたいのか | 議論、朝に珈琲店 | 未来を考えるmomo合宿 ~2018年 秋の陣~ |
2018年6月 | 名古屋市 | momoレンジャー同士の交流 | 料理、クイズ大会、ワークショップ | これからの1年をつくるmomo合宿 |
前回の反省や、これまでの合宿内容から考えてメンバーから出た意見は、こういったものでした(一部抜粋)
・ワークショップを入れてほしい
・1泊2日で、少し遠出をしたい
・お酒を飲みながら、ラフに話したい
・momoの今後についてがっつり話したい
・バーベキューやカレーなど、みんなで料理したい
・一緒に車で行って、行き道から楽しみたい
・momoの歴史を知りたい(今まで融資した団体は融資でどんなことをしたか、融資実行の時に苦労したこと)
・自分がmomoでやりたいことを話し、本当にできるかレビューして欲しい
・自分の好きなこと。嫌い、されたら嫌なことは何か(メンバーの考えていることを知りたい)
・・・様々な意見が出てきました。これらの意見を総合し、以下の内容を中心に、合宿のプランを決める事にしました。
・親睦を深める
・momoの今後について考える
・ベテランレンジャーから、momoの歴史を紡ぐ・つないでいく場にしたい
・今回は泊まり
内容についてある程度固まったため、次に考えるのは場所。
場所については、こんな案が出ました。
・スポーツ部の合宿で使われる旅館で合宿する、節約プラン
・名古屋の街中の、スーパー銭湯で合宿する、立地最適プラン
・温泉宿で温泉を堪能しながら合宿する、癒しプラン
・田舎のコテージを貸し切って合宿する、自然優先プラン
これらの場所案を投票した結果・・・
癒しプランと、自然優先プランが1位を分け合いました。
温泉宿は、予定していた宿の予約が取れなかったため、自然優先プラン・南伊勢町のコテージを確保。
前回とは全く違う合宿になりそうです。
合宿の様子は、このmomo通信で改めてお届けします。乞うご期待!!
2024.03.03
momoレンジャーのちょうさんです。
今回、momoの融資先の「KOTONASU(コトナス)」さんをmomoのメンバー6人で訪問してきました! KOTONASUさんは、愛知県刈谷市で障がい者福祉事業を営んでいらっしゃる一般社団法人です。
私達の対応をしてくださったのは、代表の篠田さん。お忙しい中、笑顔で迎えてくださいました。篠田さんを囲むようにしてお話を伺いました。
(↑ 中央の黄色い服の方がKOTONASU代表の篠田さん)
momoからの“志金”をもとにKOTONASUさんはビニールハウスを建て、「農福連携(農業と福祉の連携)」に挑戦していらっしゃいます。「農福連携」とは、障がい者が農業分野での活躍を通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組みです。
(↑ momoの“志金”で建てたビニールハウス)
このビニールハウスで栽培したエディブル・フラワーという「食べられる花」の試作品も見せていただきました。障がいをもつ方が心を込めて育てたエディブル・フラワーが、素敵なフレンチ料理のサラダやステーキ等に添えられる日が来るのが、とても待ち遠しいです。
(↑ ビニールハウスで育てている綺麗な花)
近い将来、アートを取り入れた活動なども構想されている篠田さん。構想が実際に形となった暁には、ぜひmomo通信で紹介させていただきたいです。
障がいをもつ方とじっくり一緒に歩んでいく、という共生社会を目指していらっしゃる篠田さんの熱い思いをmomoのメンバー6人が存分に感じることができた、とても有意義な時間を頂きました!
(↑ 篠田さんと一緒に笑顔でハイチーズ!)
2024.02.11
こんにちは、momoレンジャーのあげちゃんです!久しぶりにmomo通信の執筆をするのですが、ここで私から1点ご報告があります。私は、2024年3月末を持ちまして、momoレンジャーを卒業することにしました。momoレンジャーとして大学3年の春から約2年間関わらせて頂き、沢山のレンジャーや融資先の方々にお世話になりました。ありがとうございました!卒業と聞くと、「悲しい」という感情が先行されてしまいがちですが、私の中で、今回の卒業はポジティブなものとして捉えています。そこで、ラストmomo通信では、卒業するにあたって私が感じること、今後の抱負を未来のmomoレンジャーに向けて書き残したいと思います。 オンラインだからの良さ! 卒業するにあたって感じること。それは、「オンラインも悪くない」この一言です。私がmomoレンジャーに加入した時、世間はまだまだコロナに敏感な時期でした。しかし、2年経った今では、規制が徐々に緩和され、コロナ前の生活を取り戻しつつあります。「コロナ前に戻ったら嬉しい!」大学2年の時の私はそう思っていました。しかし、レンジャーでの活動を通して、私は、「オンラインだからこそ繋がれることもある」と感じるようになりました。私は、4年生の後半から地元に帰り、そこからmomoの活動にオンラインで参加していました。正直、名古屋を離れてしまってからは、momoの活動と距離を置くことになるかもしれないと思っていたのですが、オンライン会議が世間に浸透したおかげで、離れた場所からでもミーティングに参加し、レンジャーと繋がることが出来ました。コロナ禍で始まった「しゃべらnight!」という企画も、オンラインだからこそ話しやすいと感じる人もいると思います。対面とは違い、一定の距離感が確保されているので、その距離感が心地いいと感じる人も少なからずいるはずです。また、オンラインあるあるで、回線が乱れた際、レンジャーの動きがスローになったり、フリーズすると、それが話の種になることもあります。こういったコミュニケーションを楽しむことが出来るのもオンラインの面白さだと思います。私は、コロナ禍を通して、オンラインだったからこそ繋がりを保つことが出来たと、強く感じました。 2024年2月に行われたしゃべらnight!の様子 未來のmomoレンジャーへ こういった経験から、私は、momoで活躍する未來のレンジャーに伝えたいことがあります。それは、「どんな形でもいいから繋がりを持ってほしい」ということです。momoに加入することも何かの縁です。縁は自分で切ろうとしない限り、続くと思います。オンラインで繋がれる便利な時代だからこそ、その便利さを大いに活用して、momoの活動を支えていって欲しいです。私も卒業にはなりますが、たまにはミーティングやしゃべらnight!に突撃参加したいと思っています! 長くなりましたが、momoを通して、沢山の人が繋がりを大切に出来ることを願います。2年間本当にありがとうございました!! |
2024.02.04
何にでも飛びつく イケ爺ガエル
私はメーカーに勤務している、あと数年で定年を迎える “イケ爺” な会社員です。ナーンテな♪
現在、定年後も社会の為に奉仕すべく、中小企業診断士の資格取得に向けて、一次試験から取り組んでいます。
好きなことはマラソンと登山、Bリーグ(プロバスケットボール)観戦ですが、興味の湧いたことにはすぐに飛びつくカエル状態です。これは、これからの自分を「変える」ための挑戦のひとつです。
<momoに参加した動機、キッカケ>
今、何に困っていますか?が知りたくて。
momoは融資と伴走支援などのサポートをしている団体なので、将来、私が中小企業診断士として企業のお困りごと解決のお手伝いする上での経験値を習得しようと考えました。
momoに携わることで世の中にある社会的課題に直接触れて、社会の課題はどういうものかを知り、実際に課題解決するプロセスについて学びたいと参加しました。
<momoに参加して思ったこと>
若さと時代の変化、人々の変化を感じる・・
momoに入って驚いたのは、若い人たちの意識の高さです。特に学生や社会人に成りたての方々が、皆さん自分の考えや意見を持っておられ、ミーティングでも意見を述べられるのにはビックリです。(私が同年代の頃は・・)
一方で、雰囲気は大学のサークルのようです。同じサークルのメンバーでワイワイやりながら話合うのは、昔にタイムスリップした感覚で楽しくなってしまいます。
また、理事の方々は今まで皆さん時間のない、少ない人数でなんとか運営を繋げて来られ、ご苦労されたんだと思います。私のような後から入った者には、今までの歴史や前提条件、しきたりなどが分からず戸惑うことも多いです。そんな中でも、以前から居られるメンバーは、ミーティングの限られた時間の中でも分からないことは説明して下さるので、ドンドン質問したくなります。(教えて頂いて理解できても提案できる知識がないのが申し訳ないところです)理事の方々のファシリティ力も凄い!(・・決まってイクのだ)
<momoへの思い>
自分の出来ることをひとつひとつ
まずは、ひとつ融資先の話を聞き、どういう思いでその事業を営んでおられるのか、なぜその事業をやりたいのか、そのためには何が必要と考えておられるのかを聞いてみたいです。また、自分でも成功事例や現状分析、考察を積み重ねることで、小さいことから徐々に解決策を提案できるようにしていきたいと考えています。
中小企業庁が掲げる、経営者との「対話と傾聴」を通じて経営者自身に本質的な課題への気付きを促し、自発的な行動を導き出して、企業の自己変革や自走化につなげる「経営力再構築伴走支援」を習得していきたいと考えています。そして目標はより高く!その企業がその企業らしく、その人がその人らしく社会の縛りや今までの経験にとらわれることなく、本心からやりたいと思っていることを実現できるような社会にしていきたいです。
2023.12.24
momoレンジャーのちょうさんです。
今年9月にmomoが融資を開始したOVファームさんの近況をお伝えします。
OVファームさんは、岐阜県高山市で平飼い養鶏業を営んでおり、momoからの“志金”を活用して鶏舎の新築・増築をしていきます。
OVファームさんの平飼い自然卵はふるさと納税の返礼品になっているので、年末は大忙しのようです。
(▼平飼いの鶏舎)
そんな中でも、まずは既存鶏舎の改築をされ、ひよこを50羽、増やしました!
鶏を増やしてもすぐに卵を産むわけではないので、現在は餌を充実させて卵を産むよう、平飼いでのびのびと動き回りながら育てられています。
(▼餌を美味しそうに食べるひよこ達)
今後は鶏舎を増築して、さらに鶏を増やしていく予定ですので、また最新情報が入り次第、ご報告したいと思います!
OVファームさんのツヤツヤで濃厚な美味しい平飼い卵を、もっと多くの人々の手に届けられるようになる日が来るのが待ち遠しいです。
(ちょうさん)