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2017.08.31

融資先:アソシア

融資先情報:アソシア志友館(2017年8月)〜はじめての「おもしろ学校」

momoレンジャーのゆっこです。
7月21日(金)にアソシア志友館さんが企画しているおもしろ学校に参加してきました!
毎回さまざまな科目の先生が楽しい授業をしています。
 
今回の授業テーマは「温泉」!
先生がとーっても熱心な人で、授業のために全国の温泉地や温泉の源である火山をまわったそう。
 
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久しぶりにBTB溶液やリトマス紙を使って、炭酸やお茶、温泉水のpHを調べました。(写真上段が原液で、下段の液体がBTB溶液入れた後)
どの色が酸性、アルカリ性か覚えていますか!? 
 
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特に印象的だったのが火山灰の違いでした。
いろいろな山の火山灰を持って来てくれていて、触らせてもらったのですが、写真を見てわかる通り、色も触った感触も全く違いました。サラサラしていたりゴツゴツしていたり…! 年によっても変わるそうで、なぜ違いが出るかはわからないそうです…! 不思議です。
 
まるで中学生に戻ったかのように、参加者みんなで楽しく実験をして、温泉のしくみを学びました。とても面白くて、こんな授業受けていたらきっと理科が好きになっていただろうなと思います。
今年度の授業は数学、社会…まだまだいろいろあるので気になる方はぜひ!
 
(momoレンジャー ゆっこ)
 

2017.08.31

融資先:ひろがり

特集:融資先「NPO法人ひろがり」完済記念イベント~食べさせてもらってみよう、介助でふれあってみよう~

2017年7月2日にmomo事務所にて、融資先「NPO法人ひろがり」さんの完済記念イベントを行いました。

今回のイベントは、ひろがりさんが大切にされている『「食べること、ふれあうこと」について知る』がテーマです。代表の丹羽さんの講演に加え、食べさせてもらう人の気持ちを知ったり、ひろがりさんで行っている「ふれあい体操」を教えてもらったりしました。
 

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まずは、実際に食べたり飲んだりしながら「食べる時の口の動きの仕組み」や「食べさせてもらう人の気持ち」を知る体験をしました。これらを知ることで、より正しい食事のサポート方法がわかるようになります。食べることは生活の土台であるので、ひろがりさんでは食事をとることのサポートを大切にされているそうです。
 
人は食べ物を口に入れて飲み込むまでに、唇・舌・頬を使って非常に複雑な動きをしています。例えば下唇は食べ物を乗せる台の役割と食べる量を調整していて、舌先はどんな食べ物かを確かめるセンサーの役割を果たしています。普段はあまり気付かないですが、口の中はこのように理にかなって動いているのです。そのため、いきなり口の奥に食べ物を入れると非常に食べにくかったです……。これは、小さなお子さんやお年寄りのサポートにも通じる部分があるのではないでしょうか。やはり「相手の立場に立つこと」は大切ですね。
 

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「食事の時、口ってこんな風に動いているんだ!」とみんなビックリ。

 
 
そして、ひろがりさんで実施されている「ふれあい体操」を体験しました。「海は広いな大きな~♪」の歌に合わせて、優しく背中に触れます。そうすると、お腹や肩に入った力がぬけて、呼吸がしやすくなったりご飯が食べやすくなったりするのです。また、触れ合うことでお子さんの表情がうんと良くなるそうですよ。心と体と生活はつながっているのですね。
 

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今回のイベントは、可愛いゲスト(momoの職員のお子さん)がいて、とてもにぎやかでした。次回以降の完済イベントもにぎやかになると嬉しいです。
 
(momoレンジャー せきちゃん)
 

2017.08.31

特集

特集:momoレンジャー合宿2017!

 みなさんご存じのとおり、momoの活動を支えるのは「momoレンジャー」という若者のボランティアスタッフで、10代から30代のさまざまな属性の若者たちが参画しています。そんなmomoレンジャーが年に1度集まって親睦を深めるとともに、自分たちの活動について考える場が「momoレンジャー合宿」です。今年はどんな合宿となったのでしょうか。
 

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 6月24日13時、会場となった上小田井の「長善寺」にて合宿が始まりました。長善寺の住職さんが元momoレンジャーだったというご縁があり、今回、会場として使わせていただくことになりました。
 

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 まず行ったアイスブレイクは、自己紹介や目をつぶって手をつなぐゲームです。初対面のmomoレンジャーも多かったのですが、緊張がほぐれました。次に、momoレンジャー自身が「どんな事業を応援したい、あるといいな、必要だ!」と思うか、というテーマで自由に意見を付箋に書き出していきました。それらをみんなで共有して、自分も賛同するものにはマークをつけていきます。面白い意見がたくさんでました。
 

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 あげられたそれぞれの意見を、相手からお金をもらえるか、もらえないか(対価を得られるか否か)で分類します。分類してみると、相手からお金がもらえない事業であっても重要なものがあり、資金調達の方法もさまざまな種類を必要とすることがわかります。
 

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 その後はケーススタディとして、実際の融資先をモデルにして、組織の課題を見つけ出してグループ分けをします。そして、それぞれの課題の解決策を考えていきました。事業者自身も自覚がないような意外かつ本質的な課題も見つかり、とても興味深かったです。momoがどのように融資先の役に立てるのか? を考えるヒントになりました。
 

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 ここまでは融資先のことを考えるワークが中心でしたが、1日目日中の最後のワークは、「momoに関わっている自分自身の価値観を見つめ直す」ことでした。今までの人生で起きたポジティブなことトップ3、ネガティブなことワースト3を思い出し、それぞれ発表しました。一緒に活動しているmomoレンジャーでも、なかなか日々ここまで深く交流はできません。さまざまな意見があり、そのどれもに共感しました。
 

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 日中のワークが終わってからは、みんなでカレーを作って楽しく食事をしました。
 

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  翌日は6時半に起床し、朝食作りやお経を聞いたりと、思い思いの時間を過ごします。お寺での日常が始まろうとしたそのとき、突如として非日常が訪れました。なんと! 地震が起きたのです! 時刻は7時2分、中小田井は震度2でしたが、もはや精神が研ぎ澄まされていた私たちには揺れを感じ取るのに十分な震度ですね。
 
 朝食の後は、早速ワークの始まりです。最初のお題は、この日から参加のメンバーもいるため、改めて「自己紹介」。次に取り組んだのは、「融資先に対してmomoレンジャーができること」「そのために、momoがどうあるべきか、何をしたいか」を考えること。
 

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 昨日のワークをもとに、時間軸が引かれた模造紙に、意見を書いた付箋を貼っていきます。みんな真剣に考えました。今年の5月に新しく加入したレンジャーとしては、momoがどんな活動をしてるのか改めて知る機会にもなりました。今実際に行われている活動の強化だけでなく、それぞれの知識を引き出しあいながら、新しい活動のアイデアを出すのはなかなか大変でした…。
 
 みんなで意見を出し終わったら、意見の共有です!気になるものをピックアップして、それを中心に進めました。このワークで集まった意見を、今後の活動に繋げていきたいです。
 

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  momoの活動についてたくさん話して共有した後は、合宿の感想を共有しました。活動した時間の長短に関係なく、momoへの想いは素敵なもので、誰の言葉にも感動しました。
 
  合宿の最後は1日目に残った大量の米をおにぎりにしてみんなでお昼ご飯を食べました。片付けもして、お寺の方にもお礼もして、かいさ〜ん!
 
とても中身の濃い二日間を過ごすことができました!
 
(momoレンジャー たけひろ、るんるん)

2017.08.31

融資先:結の舟

特集:長良川の伝統漁法を終わらせたくない! 新融資先は長良川の川漁師が紡ぐ「結の舟」!

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新しい舟の進水式

 
momoが61件目の融資先に決定したのは、岐阜県は各務原に拠点を構える「結の舟(ゆいのふね)」。事業内容は若手川漁師による地域に開かれた実店舗の運営です。代表は、33歳の平工顕太郎(ひらく・けんたろう)さん。長良川の伝統漁法を継承する、唯一の若手川漁師です。現役世代で65歳以下はたった一人の担い手である彼が、なんとかして川文化の継承をしていかなければと奮起し、事業を起こしました。
 
 

<清流・長良川で、いま起こっていること>


 
平工さんが日々、漁をしている長良川をはじめとした岐阜県の清流は、古くから伝わる地域に固有の豊かな川文化と、多くの伝統工芸を育んできました。岐阜県の地域資源はまさに”清流”が支えている、とも言えます。2015年12月には「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に認定され、流域の住民の機運もますます高まっています。
 
しかしその一方で、長良川で漁業によって生計を立てられる現役世代の漁師は皆無、という厳しい状況。さらに伝統漁業になくてはならない「漁船」と「漁網」を生み出す舟大工と製網所は、流域にわずか一軒ずつ。加えて、人びとの川離れや魚離れも進んでいます。清流文化とともに育くまれてきた長良川の漁業は、まさに風前の灯火!
 

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結の舟代表の平工顕太郎さん

 
 
<代表平工さんと長良川の出会い>
 
大学で水産学を専攻し、卒業後は川遊び体験のインストラクターをしていた平工さんは、子どもたちの川離れと水難事故発生の関係や、地元の人ほど良質な鮎を食べたことがないという「川離れ」の現実を目の当たりにしました。また、良質な川魚が地元に流通しないことにも疑問を抱くように。一度は生活のために他業種に転向したものの、川文化に触れたあの感動が忘れられず、家族を説得して川漁師の道に進むことを決断しました。今はご家族の応援のもと、事業に取り組まれています。
 
 
<川のヒーロー現る!>
 
事業を始めて3年目を迎えた平工さんは、長良川のそばに拠点を構えることを決意します。思い描いたのは、若手川漁師がプロデュースした、新たな清流文化を発信する拠点。清流文化のブランドを向上させ、住民と川がもっと身近になることを目的とした場所です。検討の結果、水産研究所や水族館などの関連施設も近い各務原市役所近くの物件を、新拠点に選びました。具体的には、天然鮎の生鮮販売やお弁当の販売、魚食普及活動としての魚の捌き方講座や天然鮎の料理教室などのイベント開催、川遊びインストラクターの経験を生かした青少年向け環境教育や自然体験プログラムの提供などを、新拠点で行う予定です。長良川のヒーローの誕生です!
 

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船頭の風格

 
 
<momoの融資資金は新店舗開設に使われます!>
 
このたびmomoは「結の舟」へ、店舗運営の資金90万円を融資することを決定しました。融資期間は11ヶ月間。この90万円は、店舗の改修費用のほか、厨房機器や調理器具の導入にかかる費用や、市民参加型プログラムで使用する水槽などの機材購入費に充てられます。店舗のオープンは9月1日。長良川流域に住まう、たくさんの人びとの縁や希望を結ってこしらえた「結の舟」。いよいよ出航本番ですー!
 
結の舟のお店はこちら☆
住所:岐阜県各務原市那加桜町2-297(名鉄「各務原市役所前」駅から徒歩1分)
営業日時:不定
(〜11/30までの鮎漁の期間中は漁の合間、平工さんが店舗に居るときにだけ営業。
営業詳細は「結の舟facebookページ」にてご確認ください。)
 
(momoレンジャー まなみん)

2017.08.31

融資先:Fora

融資先情報 : Fora 東海支社 Nexus(2017年8月)〜学生の学生による学生のためのプロジェクト!?〜

小・中・高校が夏休みに入り始めた7月19日、東海地方を拠点に活動する一般社団法人Foraの東海支社「Nexus」(読み方は「ネクサス」、以下Nexusと表記)に訪問してきました! プロジェクトマネージャーを務める長谷川さん(現在大学3年生)へのインタビューを行い、Nexusのミーティングにオブザーバーとして参加してきました!
 
Nexusは高校生の進路選択が納得のいくものになるよう、高校生が自らの人生を考える場を作っている団体です。
 
●長谷川さんにインタビュー!
 
Q、Nexusの理念、想いいはなんですか?
A、人生に『問い』を持ってもらうことで高校生が納得のいく進路選択を実現したい! 仮にうまくいかなくても、後から修正できるように、今のうちから自身のことについてをもっと考えてもっと知ってもらいたい、と思っています。
 
Q、長谷川さんにとって、高校生とはなんでしょうか?
A、高校生は僕にとって「希望と可能性」です。人の可能性、選択肢を広げることが私の夢です。
 

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インタビューに答える長谷川さん。人の良さがヒシヒシと伝わってきます…!!

 
 
●ミーティングの様子をご紹介します!
 
まず足を運んで驚いたこと、それは、Nexusのメンバーは代表の塚本さんを除き、みんな現役大学生で構成されているということ。 融資を受けているぐらいだから、きっとお固い大人が運営しているのだろうと思っていたので、驚きを隠せなかったのと同時に、親近感が湧いてきました。
 
大学のゼミ室に集まり、机を並べて全員が向かい合う形で座りました。各自の近況報告を終えたあとは、ワークに移ります。
 
お題は、「キャリアとは」。キャリアの語源から始まり、高校生への実施プログラムに関連する話へ進んでいきます。ホワイトボードを使って図式化したり意見を言い合って、高校生が本当にやりたいことを見つけるため真剣に考えていました!
 
ミーティング中は、話がいき詰まりそうになったら、時どき笑いを入れながらみんなが意見を言いやすいようにする雰囲気作りがなされていました。 楽しい授業を提供するためには日頃の楽しい雰囲気作りが大切なんだな、と感じました。
 
 
●Nexusが求めることについて
 
Nexusの願いとしては、自分たちの活動を広く知ってもらうこと。特に教育関係の仕事に就いている人や学生に知ってもらいたいそうです。いろんな人たちに広めていかねば…!!
メンバーの中には、「出身校で授業を行いたい!」という方もいました。 それってとても魅力的なことではありませんか!?
 
今後の動きに注目です!
以上、Fora 東海支社 Nexusの紹介でした!!
 
(momoレンジャー るんるん)
 

2017.08.31

社会をよくする話

社会をよくする話:週休3日制についての話

momoレンジャーのこんこんです。今回は私が以前から関心を抱いていた「週休3日制」について自身の思いを交えつつ紹介していきたいと思います。
 
日本でも導入する企業が増えてきているこの週休3日制について、最近のニュースでよく取り上げられる機会が増えたような気がします。働き手の視点から見れば、単純に休みが増えることを歓迎する人もいれば、その分働く時間とともに収入も減少するのではと不安を抱く人、有り余る時間の使い方に戸惑う人など反応はそれぞれなのではないでしょうか。最近ではヤフーやユニクロなど知名度のある企業が導入を始めており、多様な働き方を認めさまざまな人材を集めるという意味では、雇用者と被雇用者の双方にメリットがあるのではないかと思います。
 
 
■週休2日制の成り立ち
 
現在、日本のおおよその企業が土日休みの週休2日制を導入していますが、そもそも、この週休2日制はどういった経緯で始まったのでしょうか?
 
日本ではある特定の時期を境目に週休2日制が一斉に導入されたという訳ではなく、1980年代から徐々に企業で採用されるようになり、2000年近くで多くの会社で採用されるようになったようです。なお、日本で初めて週休2日制を導入したのはパナソニック(当時の松下電器工業)と言われています。この週休2日制は法律で義務化されている訳ではなく、労働基準法に基づいた労働時間を厳守していれば導入を検討するか否かは各企業の方針に委ねられているということです。
 
 
■余暇時間にできること
 
過去からの経緯を考えれば、週休3日においても大企業を中心に広がることで、いつの間にか当たり前のものとなる日もそう遠くはなさそうです。この制度が導入されれば、仕事との両立が難しかったような育児や介護に時間を注力できるようになり、多様な働き方を選択できる可能性が高まると予想されます。その他にも、人によっては空いた時間で副業を始めたり、働きながらにして、自身で新たに事業を起こす人も現れてくるかもしれません。近年、「パラレルキャリア」という、本業とは別に余暇時間を利用して第2の活動を始めることを意味する言葉が注目を集めていますが、まさにこの意味通りのことが現実味を帯びてきそうです。
 
とりわけ、私自身もmomoレンジャーとしてボランティア活動に携わる上で、現在勤めている会社とmomoの2つの組織に属しているということになるのですが、momoでの活動を始めるきっかけになったのがこのパラレルキャリアという言葉を書籍で知ってからでした。以前までの私は社会人ゆえの時間の制約や、限られた行動範囲での生活をしていたこともあってか、漠然とした閉塞感のようなものを感じていて、そのような思いも相まって何か今の生活とは異なった環境に身を投じてみたかったという思いもから、momoレンジャーの活動に携わるようになりました。
 
ミーティングや融資先の訪問などに参加する中で得たもの、それは身近な社会問題を解決しようと行動を起こしている人たちが大勢いるということ、そして、関わる人たちが純粋にそれぞれの志を持ってソーシャルビジネスに取り組んでいることを関わり合いの中で実感できたことです。ボランティアを始めてから今日までに刺激的かつ貴重な経験を積めたことや新たな価値観を知ることができたのは、まさに第2の活動に携われたことによる結果だと考えています。
 
今後、週休3日制の普及により時間的なゆとりが生まれれば、ソーシャルビジネスのような活動に関わりたいと思う人やその機会が今まで以上に増えていくのではないでしょうか。そんな近い未来を見据えて、私自身の気持ちとしては、今後もこのmomo通信を通じて多くの人たちにソーシャルビジネスに興味や関心を持ってもらえるようこれからも情報を発信していけたらと思います。また、将来的に多くの人がこのようなコミュニティに参画するきっかけとなれば嬉しいです。
 
 
(momoレンジャー こんこん)

2017.08.21

東海若手起業塾

【第10期・活動報告】「最終(公開プレゼンテーション)選考会」を実施しました!

こちらのブログをご覧ください。
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2017.08.06

NPO育成助成

【活動報告】「NPO育成助成」2017年度 選考結果

こちらのブログをご覧ください。
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2017.08.06

NPO育成助成

【報告】東海ろうきん「NPO育成助成」2017年度 選考結果

こちらのブログをご覧ください。
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