momo

2020.03.08

社会をよくする話

いとこ会のすすめ

 

こんにちは。

momoレンジャー兼理事のまなみんです。

 

突然ですが、私には父方の従兄弟が4人います。

 

全員名古屋出身で、内2人は同じ小学校出身。近くに住んでいることもあり、子供の頃から毎年正月や法事で顔を合わせてきました。

 

幼い頃の正月は、毎年私の家に親戚一同が集まり、子どもたちはお年玉代わりのおもちゃをもらい、大人は浴びるようにお酒を飲んで、大声でどんちゃん騒ぎながら、おせちや鍋を楽しくつついたりしていました。

 

一番歳の若い従兄弟が大学を卒業したことで、毎年恒例行事になっていた正月の集まりは、2年前に開催されなくなってしまいました。

 

それでは寂しいので、従兄弟だけで毎年正月に飲み会を開いています。

 

その名も「いとこ会」。

 

私たちは親の年齢が近いこともあり、階段のように一つずつ年齢が違います。

 

大人になった今でも、「いとこLINEグループ」を作るほど仲がいいです。

 

私にとっては普通のことも、世間では特殊なことのようで、いとこ会の話をすると珍しがられます。

 

 

■そもそも親族は何のためにいるのか?

 

核家族化が進んだ昨今では、親族とは葬式でしか会わないという方も多いみたいです。

 

自分の従兄弟が、どこに何人いて、どんな仕事をしているのかを知らない方もいると聞きます。

 

あまり考えたことはないですが、そもそも親族とは何のためにいるのでしょうか。

 

 

■10年ほど前の事件

 

内田樹さんは、こう言っています。

 

―ある大企業に勤めていた独身サラリーマンが失職したあと、一気にホームレスまで転落して、寝泊りしていたネットカフェに放火するという事件を起こしたことがありました(もう覚えてないでしょうけれど)。

 

僕はその人の「失職」から「ホームレス」までのコースのシンプルさと、所要時間の短さに驚きました。

 

彼には両親が残してくれたマンションがあり、当座はそれを売った金で暮らしていたのですが、すぐに底をつき、そこからネットカフェ難民になるまでさしたる時間はかかりませんでした。

 

失業後のリスクヘッジをしたのは「親が残した資産」です。広い意味での親族関係がふつうは人間が社会的に孤立することを防いでいる。

 

でも、たぶん彼の場合は「おじさん・おばさん」とか「いとこ」たちとはほとんど付き合いがなかったんだろうと思います。

 

「親族なんだから助け合わないと」というような相互扶助義務を感じる親族がいなかった。

 

少し前までなら、そういう親族を訪ねて「なんとかしてください」と頼めば、面倒を見てもらえた。―

 

 

■社会的包摂としての親族

 

―親族とは別に、こういう親族がいると「自分らしく生きられる」とか「幸福になれる」とかいう個人的幸福のために形成されているわけではありません。

 

人が無一物で路頭に迷ったときのセーフティネットとして存在するのです。―

 

 

『社会的包摂の一部として結婚があり、血縁や婚姻によって縁を持った集団=親族が大きな“かぞく”として強靭な社会的セーフティネットになる。』

 

彼の意見は頷けます。

 

私の親族に、現在身体的に調子の優れない者がおります。

 

優れない時こそ親族で助け合う、私は、そういった関係性を大切にしたいと思っています。

 

経済も環境も不安定。なかなか当てにできるものがないだからこそ、親族の縁を温めておくのはいいことなのかもしれません。

 

みなさんも来年は「いとこ会」を開いてみてはいかがですか。

                    

                                                         momoレンジャーまなみん

                     

                                                     (参照:「困難な結婚」内田樹著)

 

感想:親族とは。身内とは。”かぞく”について考えるいい機会になりました♡

 

2020.03.06

融資先:Cafeスマイル

【お披露目イベントレポ】ある意味 神?女性バーテンダーが起業した就労体験カフェ

momoレンジャーのあーちゃんです。 

 

1月18日(土)にmomo64件目の融資先「就労体験カフェ Cafeスマイル」のお披露目イベントを開催しました。

 

Cafeスマイルは一見普通のカフェと変わりありませんが、不登校や引きこもり、ニートの方が、簡単なお手伝いからラテアート、調理、接客といったお仕事体験をしているカフェです。

 

□————————————————————————————————–■

 

過去の記事はこちら

融資先紹介 就労体験カフェ「Cafeスマイル」

 

Cafeスマイルお披露目会のお知らせ~新人momoレンジャーはじめての企画

 

■————————————————————————————————–□

 

今回のイベントには、不登校支援を行っている団体、行政関係者、momoの融資先と出資者、ひきこもりで悩んでいる当事者など、多くの方にご参加いただきました。

 

前日までは雨が降っていたものの、お披露目会当日はどピーカン。

 

この日は大学入試センター試験の一日目で、私自身も試験を受けるが如く、緊張した面持ちで、会場となるCafeスマイルへ向かいました。

 

 

お披露目会の大まかなイベント構成は下記の3つ、

 

・『Cafeスマイルの紹介』

・『スマイルメンバーが教えるラテアート講座』

・『スマイルメンバーによるミニコンサート』

 

ちなみにスマイルメンバーとは、Cafeスマイルの就労体験利用者さんのことです。

 

それでは、イベント内容をお伝えしたいと思います!

 

 

・『Cafeスマイルの紹介』

 

 

いつもメッセージ性の強いTシャツを着ている、オーナーの廣瀬さん。この廣瀬さんのキャラクターがステキなんです。Tシャツがアイスブレイクにもなって、会場全体が和みます。

 

廣瀬さんは「酒場のカウンセラー」とも言われるバーテンダーのお仕事を経験された後、Cafeスマイルを起業されました。

 

(なんと!女性バーテンダーの世界大会で第4位になった、とってもスゴい方なんです!)

 

廣瀬さんは「私自身が不登校で悩んでいたことがあり、その経験からCafeスマイルを始めました。」「就労体験は月一回、30分からと、ハードルを下げて参加し易くしています。」「このお店が居場所となり、人との接点を持って欲しいと思います。」とお話ししてくださいました。

 

 

・『スマイルメンバーが教えるラテアート講座』

 

スマイルメンバーはCafeスマイルでラテアートの練習をしています。このラテアート講座では、スマイルメンバーが教える側となって、参加者にラテアートを体験してもらいます。

 

(ラテアートを教えるスマイルメンバーのかけるくん)

 

(廣瀬さんにも教えてもらいます)

(難しそう…でもみなさん笑顔で楽しんでおられました)

 

ラテアート講座の参加は5名までだったので、他の方はカードゲームに参加してもらいました。Cafeスマイルではコミュニケーションの一環として、カードゲームを行っています。

 

 

廣瀬さんのお友達で、カードゲームのイベントをされている百々(どど)さんにルールを教えてもらい、スマイルメンバーと参加者でカードゲームを行います。

 

(カードゲームは周囲と打ち解けるのにとてもいいツールです)

 

 

・『スマイルメンバーによるミニコンサート』

 

Cafeスマイルでは音楽イベントも盛んに行われています。最後の企画は、スマイルメンバーによるミニコンサート(ライブ)です。

 

以前、スマイルメンバーのライブ動画を観ていた私は、この企画を一番楽しみにしていました。

 

まずはスマイルメンバーあおくんのソロライブ。

 

(あおくんはザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトみたいな雰囲気で、アーティスト感が半端ないです)

 

続きましては、スマイルメンバーゆうせいくんが率いる「プロトポロス」のライブ。

 

(トークも歌もとても上手で、会場一体となって盛り上がりました)

(個人的にはモンゴル800の小さな恋の歌が最高でした)

 

 

以上で、今回のイベントは終了です。

 

このイベントに参加された方には、廣瀬さんとCafeスマイルの温かい雰囲気、スマイルメンバーの生き生きとした様子が伝わったのではないでしょうか。

 

私自身は、スマイルメンバーのパワーに圧倒され、あらためて不登校やひきこもり、ニートの方に対する、家庭や学校、地域のあり方について考えさせられました。

 

みなさんもCafeスマイルに一度行ってみませんか?

 

Cafeスマイルの応援をよろしくお願いします。

 

(momoレンジャー あーちゃん)