momo

2021.11.26

momoレンジャー

テーマについてゆるトーク☆momoしゃべらnight!

こんにちは。momoレンジャーのひらっちです。

 

今日は、毎月オンラインで開催している「momoしゃべらnight!」について紹介します。

 

「momoしゃべらnight!」とは、毎回一つのテーマをネタに、参加者とmomoのスタッフが交流するオンラインイベントです。

 

今回ご紹介するのは、2021年10月20日に開催された回。ちなみに、この日のテーマは「料理」。

 

momoレンジャー5名と、毎回参加してくれている、まなみんの友人・カズさんの6名で、和気あいあいとした雰囲気で始まりました。

 

始まる前は、ゆる~くトークをしながらアイスブレイクしています

 

 

全員揃い、アイスブレイクも終わっていざ本番!

 

テーマに沿ったすべらない話・・・いや、トークがそれぞれ順番に繰り広げられます。

 

 

このようにPowerPointを用意して語る方もいれば、

 

写真を見せながら語る方もいます。

 

 

PowerPoint・写真などは使わず、自分のトークだけで語るのもOK!各々のスタイルで、毎回テーマに沿った話を披露し合います。

 

今回は全員何かしらの発表をしましたが、聞き専での参加も大歓迎です。

 

この日の発表内容(発表順)

①10代の若者の、料理への関心が高まっているのは何故?(momoレンジャー:ひとみん)

②広島風お好み焼きと、関西風お好み焼きの違いについて(momoレンジャー:ひらっち)

③調味料と〇〇〇(momoレンジャー:あーちゃん)

④先日の中日新聞で見た、全国の郷土料理の話(momoレンジャー:まなみん)

⑤食べる緑茶の世界(momoレンジャー:はな)

⑥最近読んだ料理本や、食べたり作ったりした料理紹介(まなみんの友人:カズさん)

 

私が印象に残った発表は、

茶葉をポン酢で食べられるという事実。これは知らなかった・・・

 

このしゃべらnightは、過去に「音楽」や「スポーツ」など、様々なテーマで開催してきましたが、発表内容が被った事は一度もありません。

それぞれの参加者が、ユニークな視点から毎回語っています。

 

普段、共にmomoの活動をするレンジャーの意外な一面を見る事が出来たり、自分の知らない世界を教えてもらえたり、カズさんのように普段巡り会わない人とお会いする事ができたり・・・たまにPowerPointを作るのがしんどくなることも実はありますが(笑)、私は毎回楽しみに参加しています。

 

コロナ禍で対面で語り合う事が難しい日々ですが、こうして自分の話ができ、それを聞いてもらえる空間はありがたいものだと、いつも参加しながら思っています。

 

毎回、こくちーずで参加者の募集をしています。飛び入り参加も大歓迎です!聞き専も大丈夫なので、よかったらご参加ください!!詳しくは、momoのホームページを御覧ください。

 

momo通信に載せる!という事で、最後にみんなで記念写真。

 

みなさまのご参加をお待ちしています。以上、現場からひらっちでした!

2021.09.12

特集

温かく、前向きに。2021総会を振り返る

momoの第16回定時総会を、7月31日(土)に開催しました!

 

 今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの開催になりました。

 zoomや機器管理担当として、momo事務所から参加した私momoレンジャーTKGが、当日の様子をレポートします。

 

 momo総会2021

 ▲総会の様子。右奥が私です。

 

 総会1時間ほど前に集まった理事とレンジャーたち。リアルに会うのはいつぶりなのか …というメンバーも多いですが、近況報告するまもなく、zoomや進行の最終確認をしているうちに、あっという間に時間は過ぎていきます。

 

 10時30分。zoomに続々と出資者の方が集まり、総会がスタートしました。

momo総会2021

  

 理事から、2020年度の事業報告や、融資先からの声、事業や予算の計画など、1つ1つ議案が説明され、出資者の皆さんに承認してもらいました。

 出資者の方からは「momoは新しいことにチャレンジしており、これから飛躍していくと感じた」「横の連携を大切にし、自分たちだけではやりきれないことを実現していってほしい」など、温かく前向きなコメントをいただきました。

 

 momoレンジャーからは、ひらっちとちょうさんから、レンジャーの活動についての報告をしました。思うようにイベントなどはできませんでしたが、オンラインでのイベントやクラウドファンディングなど、新たな取り組みにチャレンジしてきた1年間だったのではないかと思います。

 

 この1年間、レンジャーたちの活動はほとんどがオンラインになりました。私がmomoレンジャーになったのは大学2年生、もう5年も前のことです。大学帰りにMTGに行ったり、イベントを開催したり、色んな人に会いに行ったり…という、分かりやすくワイワイ楽しそうな活動は、現状なかなかできません。それにより、出資者の方に出会う機会も減っているように感じます。

 

 そんな中でも、新たに入ってくれたレンジャーや、こうして参加してくださる出資者の方のおかげで、またこうして新たなmomoの1年が始まるのだなと感じました。

 

 また始まるmomoの1年。理事・レンジャー共にまた少しずつ歩んでいきますので、応援よろしくお願いします。

2021.09.03

融資先:タチキカラ

タチキカラ クラファンリターンの原生林ツアーに参加してきました!

こんにちは。momoレンジャーのひらっちです。

 

momoの融資先、タチキカラが2021年4月14日~5月5日にクラウドファンディングを行いました。そのリターンの一つ「原生林ガイドツアー」の様子をお届けします!

 

ガイドツアーの場所は、愛知県北設楽郡設楽町にある「きららの森」。御料林として護られてきたため、伐採の手を逃れ、手付かずの自然が残る素晴らしい場所です。

 

 

ツアーの前日まで雨の日が多く、天気が心配でしたが、当日は快晴に恵まれました(ちょうどこのツアーが開かれた7月17日に、東海地方の梅雨明けが発表されました)。

9時にタチキカラの工場へ集合し、4台の車に分乗してきららの森へ移動。10時過ぎからツアーがスタートしました。参加者の年齢・体力によってルートが変わる、約2時間のツアーです。

 

スタートの様子

 

今回のツアーは9名の方が参加され、一番遠い所では、金沢市から参加された方がいらっしゃいました。

 

これだけ手付かずの自然が残る場所を歩くのは、私自身初めての経験。日差しが強い日でしたが、大きな木に守られ、ほぼ常に日陰を歩いている感じだったため「暑い!」と感じたり、熱中症の症状になったりすることはありませんでした。

 

自然の川

 

コケの高さが低い位置で一定し、水位が安定している自然の川。何十年単位で雨水が貯まっているとの事。写真では分かりづらいですが、水が透き通っています。

 

本当に見所が多かったツアーの中で、私が一番心惹かれたのはブナの大木。

 

木材としてはほとんど役に立たない木ですが、自分の葉を足元に蓄積し、微生物によって腐葉土が作られます。その腐葉土はふかふかと分厚いスポンジのような状態のため、水を蓄えてゆっくりと流し、大雨や台風の際、洪水・土砂災害から森を守ります。

 

木と言えば、ヒノキなど木材としてよく使われる木が真っ先に思い浮かびます。その一方で、ブナのような森を守る役割もある事は知りませんでした。自然の世界も、いろいろな役割があって、成り立っているのだと感じました。

 

 

杉野さんは、間伐とは光を入れるために木を倒す事であり、自分が生きているうちには、その結果を見る事は出来ない。次の世代の事を考えながら作業をしていると話します。

 

杉野さん

 

しかし、立派な木を見ると、この木はいくらで売れるか?切るならどう切ればいいか?とも考えてしまう。これは木こりの性(さが)と笑いながら話していました。

 

しかし、この「どう切ればいいか?」という言葉には、林業の危険さも含まれています。

 

足場の悪い中で伐採木等重量物を扱うため、林業の労働災害の発生度合を示す「年千人率」は、建設業など他業種と比べて非常に高く、本当に命懸けの仕事です。

 

杉野さんも以前、大ケガをした事があるそうです。「倒れる木に人間は勝てない。面白くもあり、危険な仕事」と話していました。

 

まだまだご紹介したいですが、続きは是非、杉野さんのガイドで感じてください。この雄大な自然は、言葉や写真だけでは表せられません。実際に現地で見て歩き、五感で感じる事を強くオススメします。

 

 

~ツアーに参加された方の感想です~

 

「山の仕事は、自分が思ってた以上に危険で難しい仕事。

何人も犠牲になったり、杉野さん自身も大ケガをされた事があるのに、それでも、楽しそうに木を切るのが「面白い」と言ってた事。それが1番印象的だった」(30代 女性)

 

「森を1番守れる方法は、何もしないという言葉が印象に残っています。

そんな杉野さんの言葉を聞いたり、大きく深い世界が広がる原生林の自然の美しさの中に身を置いていたら、自分はなんてちっぽけな存在なんだろうと、良い意味で謙虚でいたいと思えました。

このツアーに参加して、以前とは違う視点で森や木々を見るようになったように思います」(30代 女性)

 

 

私も、このツアーに参加して、森に対する見方が変わった気がします。ただ生えているように見える木にも、なぜこうなっているか?と考えると一つ一つ理由があり、自然ってすごい!自然の前では人間の存在なんて、本当にちっぽけなものだと改めて感じました。

 

ツアー終了後、タチキカラの工場に戻り、クラウドファンディングの目的である炭窯と、セカンドゴールで購入した薪割り機を見せてもらいました。

 

制作途中の炭窯

薪割り機

 

只今、炭窯づくりの真っ最中です。完成が楽しみです。

 

momoレンジャー ひらっち

 

 

 

2021.08.27

momoレンジャー

【momoろうぜ】わかな&はな 新レンジャーとして頑張ります!

こんにちは! はじめまして! 

momoレンジャーのわかなとはなです!

私たちは、今年の7月からmomoレンジャーとして活動を始めました。

自己紹介と、今後どのように活動していくかを紹介します!

 

     ← わかな   はな →

 

はじめに―――――――――――――

 

わかな:同じ時期にmomoに入った者同士、ZOOMで交流しよー!

 

 はな:いいね! 同い年の20歳(大学3年生)だよね?

    はなだよ。よろしく!

 

わかな:わかなだよ。よろしくね!

 

 

momoを知ったきっかけ――――――

 

 はな:わかなは、どこでmomoのこと知ったの?

    私はactivoっていうボランティアやNPOの紹介サイトから

    見つけたよ。

 

わかな:同じ!

    まちづくりに関するボランティアを探していて、

    そのサイトから見つけたんだ。

    はなは、どうして応募したの?

 

 はな:高校生の頃からボランティアをしたくて、

    でもなかなかタイミングを掴めなくて。

    たまにサイトを見てたんだけど、

    #東海地方で活動って書いてあって、

    それですぐ調べてから応募したよ!

 

 

大学で学んでいること――――――――

 

 はな:まちづくりに関心を持ってるの?

 

わかな:そう。大学のゼミでまちづくりについて勉強しているんだ。

    だから実際に、自分でも何かしたいと思っていたの。

    東海地方の地域活性化につながるボランティアってあったから

    応募したよ。

 

 はな:そうだったんだ!

    私は大学で経営学について学んでいて、

    金融にも関心を持っているんだ。

 

 

momoレンジャーなりたいと思った理由――

 

わかな:応募をした後、実際に説明会に参加したんだよね。

    社会を良くするために活動している融資先の方のお手伝いが、

    大学生の自分にもできるのではないかと思ったから

    参加を決めたんだ。

    活動を通してたくさんの人に出会えたり、

    お金や社会問題について勉強できたりするのもいいよね。

 

 はな:そうそう!

    私は大学入学以前から、

    魅力ある事業をおこなう個人事業主の方が安心してお仕事

    ができるような環境を整備する支援がしたいって思ってたんだ。

    momoの活動は金銭面での支援をしているから、

    自分の関心があるところと近いから

    momoレンジャーになりたいと思ったんだ。

    それから、ひらっちさんとたけひろさんの説明会を聞いて、

    いい雰囲気だなと感じたのも決め手になったよ。

 

 

定例MTG参加した感想&先輩レンジャーの印象――

 

わかな:とにかくレベルが高かったなあ。

    先輩レンジャーかっこよかった。

    自分もこんな大人になりたいって思った!

 

 はな:先輩たちは、

    仕事とか趣味とかをmomoの活動に活かしてるって感じたなぁ。

    あと、やたら野球好きな人が多いっていう(笑)。

 

わかな:他にも、料理が芸術的に美味しそうな先輩がいて

    個性豊かだったね(笑)。   

 

 

これから頑張りたいこと――――――――

 

わかな:自分には知識や経験が足りないなって思うんだ。

    だから、イベントに参加してmomoや融資先のことについて

    もっと勉強したい。

    先輩レンジャーや融資先の方、はなと一緒に

    社会を良くしていきたいな。

 

 はな:そうだね。

    私も、融資先の方についてまだまだ知らないことだらけだから、

    まずは知ることから始めたいな。

    知ってから何ができるか考えていきたい。

    大学の授業と就活と並行してね(笑)。

 

 

 

さいごに―――――――――――――

 

 はな:私たち以外にも、今回新レンジャーが入ったよね!

 

わかな:次のmomo通信で、もう一人の新レンジャーの紹介をするかも?

    お楽しみに!!

 

 はな:ねぇ、

    momoの活動をすることを

    「momoる」って言うことにしない? (笑)

 

わかな:いいね! …? (笑)

 

    じゃあ、せーの!       \momoろうぜ!/

 

 

 

(momoレンジャー わかな&はな)

2021.06.05

融資先:Cafeスマイル

―融資先 Cafeスマイルしゅうろうしえん取材報告― 

■「この場所があって本当によかった。Cafeスマイルがなかったら今頃どうなっていたかわからない。」­

―融資先 Cafeスマイルしゅうろうしえん取材報告― (レンジャーまなみん)

 

 

スマイルメンバーが書いたスマイル通信。“どんな小さなことでもいいのです。私たちと一緒に誰かの役にたって生きる力を蓄えてみませんか?”

 

 

4月半ばにレンジャーひらっちと、お店に伺いました。お昼すぎに伺いましたが満席!こんなご時世ですが元気に運営されています。スマイルメンバーも若い男性がお一人手伝っていました。

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ランチタイムが落ち着いたタイミングで、代表の廣瀬さんにお話を伺いました。

 

―この頃、momoの元理事でデザイン事務所を経営している藤岡さんがイベントに関わってくださっていて、こないだコミュニケーション講座を開催してくれました。参加者がペアになってインタビューをし合い、一枚のカードに他己紹介をまとめていくもので、とても好評だったため、次回開催も予定しています。

 最近嬉しかったことは、不登校や引きこもりだったスマイルメンバーが4名通信制高校に通うようになったことです。中には状況の浮き沈みがある子もいますが、みんな少しずつ明るい方向に進んでいます。そうそう。こないだ大学を休学していたメンバーが大学の研究室で就職する!といういいニュースもありました。とても嬉しかったです!―

 

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この日は、取材中たまたまお店に訪れた、ご近所の稲葉さんにもお会いすることができました。自身も福祉の仕事をしているという稲葉さん。息子さんもスマイルメンバー出身で、「この場所があって本当によかった。カフェスマイルがなかったら今頃どうなっていたかわからない。」とお話しされていたのが印象的でした。

 

 

元スマイルメンバーご家族の稲葉さん

 

 

中間支援の為、現場を持たないmomoでは、現場の支援者まではお会いすることが出来ても、なかなかサービスを受ける当事者の方や、ましてや、そのご家族にお会いする機会もあまりありません。今回はラッキーな事に、当事者のご家族のお話を聞くという貴重な体験ができました。

 

取材全体を通して改めて、行政サービスからこぼれ落ちてしまう当事者を支援する為にも、このような柔軟で汎用性の高い、ゆるーくつながり合えるカフェスマイルのような民間の場の重要性を感じました。

 

行政サービスは当事者への支援はあっても、なかなかその当事者を日々支えているご家族や周りの方までは、支援が行き届かないことが多いと聞きます。当事者の方だけでなく、当事者を支える周りの方が痛みを共有できたり、「たすけて!」が言い出せる場を地域で紡いでいくことがこれからの社会には必要です。自然と集まる声なき声を優しく受け入れるCafeスマイルのような民間の場を絶対になくしてはいけないと思いました。

                                                             レンジャー まなみん

2021.05.30

社会をよくする話

「サスカツ」持続可能なポリシーメーカー育成塾 入塾レポ

momoレンジャーのあーちゃんです。
みなさん、お変わりなくお過ごしですか。

 

momoが、2014年から2015年の間に5回のつなぎ融資を行った中部ESD拠点協議会。

 

その中部ESD拠点協議会が主催する中部サステナ政策塾に、私あーちゃんと先輩momoレンジャー ひらっち が、昨年7月から今年の2月まで第5期塾生として参加しました。

 

中部サステナ政策塾は、20代から30代の若者を中心に、座学、ワークショップ、フィールドワークを通じてSDGsを学び、持続可能な地域のための政策立案・提言ができる人材育成を行っています。

 

私自身も、SDGsに対する学びとスキルの習得を求めて参加しました。(あと、興味本位も少し…)

 

momoレンジャー活動外のお話となりますが、

私が参加した中部サステナ政策塾の様子や塾生活動について、お伝えしたいと思います。

 

 

・中部サステナ政策塾 第5期

 

第5期は、多彩や講師による講義を中心に全10回の講座があり、塾生は、SDGs17の目標から特に取り組みたい目標を決め、プロジェクトチームをつくり、そのプロジェクト実践をすることになりました。そして活動発表の場として、SDGs AICHI EXPO 2021でのプレゼンが用意されました。

 

このEXPOでの発表について私は、「おいおい そんな大舞台でのプレゼン経験ないよ…」と、当日は大変な緊張をすることになります。

 

第5期には、学生、会社員、公務員、団体職員、市議会議員、会社経営者など、個性豊かな さまざまな塾生が学びを求めて参加しており、講義はコロナ禍であったため、オンラインが中心となりました。

 

 

・プロジェクトチームの結成

 

私は8月の講座で、任意団体U-comeの代表で渋谷ユネスコ協会に所属する塾生の清水麻生さんを中心とする5人で、パートナーシッププロジェクトチーム「raspberry」を結成しました。

 

raspberry は、ボランティア活動を支援するプラットフォームづくりを目指し、SDGs17・17「さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官⺠、市⺠社会のパートナーシップを奨励・推進する。」を取り組み目標とします。

 

メンバーの半数がボランティア活動をしており、

「市民活動と行政・企業の連携を強化したい」

「ボランティア活動の裾野を広げていきたい」

という思いも、このプロジェクトにはあります。

 

塾生プロジェクトは私たちの他に、多文化共生、まちづくり、エネルギー、農業、環境チームが結成されました。

 

(チームraspberryの面々、向かって左上が私)

 

 

・プロジェクトの企画、立案、試行

 

メンバー全員が就業している中で、時には3日連続のMTGにヘトヘトになりながらも、プロジェクトの意義や目的を何度も見つめ直し、限られた政策塾の期間で何が取り組めるか、議論を重ねました。

 

私たちは、12月にボランティア団体の広報、活動評価を目的としたオンラインイベントを開催し、1月に三重県で教員を務めているメンバーの中学校生徒に対して、ボランティア活動に対するアンケート調査を行いました。

 

イベントには全国から9団体が参加、全国22のボランティアセンターが広報協力をしてくれました。また中学校へのアンケート調査では、7割を超える生徒がボランティア活動に興味があるとの結果がでました。

 

イベントやアンケート調査によって、raspberryプロジェクトに需要と共感、潜在的なニーズを確認することができました。

 

 

・最後に

 

2月のEXPOでの活動報告もチームでやり遂げ、

メンバー全員が中部サステナ政策塾 第5期を修了することができました。

 

(修了式で活動報告をする ひらっち)

 

 

(修了証書を授与される私)

 

私たちraspebrryは、政策塾修了後もボランティア活動のプラットフォームづくりに取り組みます。

 

 

この塾生として過ごした8か月間は、家事、育児、仕事、ボランティア活動を並行していたこともあり、毎日がバタバタで慌ただしい日々でしたが、SDGsについて深く考え実践したことは、大変貴重な経験となりました。

 

そして何より、同じ志を持つ塾生たちと議論を交わした日々は、とても充実した時間で、何ものにも代えがたい財産となりました。

 

中部サステナ政策塾では、SDGsプロジェクトの実施による地域リーダーの育成をテーマに、6月からの開講に向け、第6期塾生を募集しています。

 

みなさんもご興味がありましたらぜひ。

 

中部サステナ政策塾の詳細はこちらから

 

(momoレンジャー あーちゃん)

 

2021.05.25

融資先:タチキカラ

167%達成!クラウドファンディングを終えた杉野さんに突撃レポ

こんにちは、momoレンジャーTKGです。

さて、momoのSNS等を通じてご存知の方も多いと思いますが、4月14日から5月5日に、momo融資先「タチキカラ」の杉野さんが、豊田市旭地区で炭窯を作るクラウドファンディングを行いました。

 

(クラウドファンディングのサイトはこちらから)

 

 momoとしてもこのクラウドファンディングを応援させていただき、私TKGを含むmomoレンジャーで、ページやSNSの更新などサポートさせていただきました。

 

タチキカラ_クラウドファンディング

 

 クラウドファンディングは見事成功!

目標額70万円を1週間で達成し、約3週間で、目標額の167%となる111万280円を調達しました。

 

クラウドファンディングが終わって少し経ち、杉野さんにクラウドファンディングを終えての気持ちなどを伺いました。

タチキカラ_杉野

 

 実は杉野さん、クラウドファンディングをやる前は「お金をいただくことに、抵抗感や後ろめたさがあった」と言います。

 

 しかし、目標額の70万円を超えた時、知人に「ここまできたら甘えちゃえば?」と言われたことをきっかけに「開き直れた」のだとか。

 「これまではお金を支援して、とは言えませんでした。しかし今回のクラウドファンディングを機に、お願いします!と言えるようになりました。本当にお金に関して心境の変化がありましたね。」

 

 また、それ以外にも様々な変化が。

 「これまで、後回しにしていたことが山のようにあって、その1つに自分の仕事の映像化がありました。

 第三者に自分の映像を撮ってもらって、自分の仕事を伝えたい、こんなかっこいい仕事なんだと後継者に伝えたいと思っていたんです。これまでやっていなかったんですが、今やった方がいい!と思い、近くに住んでいるカメラマンに撮ってもらっています。」

 

 「それから、これまでずっと1人で仕事をしてきましたが、クラウドファンディングを通して、炭やきの仕事をしたいという方からのメッセージをもらいました。その人は既に2回ここに来てくれました。これまでは照れがあって、一緒にやりたい人来てー!と言えなかったんですが、開き直れました。」

 

 クラウドファンディングというと資金調達としての面が注目されがちですが、映像化が進んだり、一緒に事業を進める人が増えたり、杉野さん自身の考え方にも変化があったようです。 クラウドファンディングをサポートさせていただいた立場としても、とても嬉しいなと思います。

 

 この日の最後には、杉野さんには「130人もの方に支援していただいて、本当にありがたいです。今回支援していただいたお金は、一円も無駄にせずに、使いたいと思います。僕は仕事を頑張りますし、そこには自信を持っています」と語っていただきました。

 

 クラウドファンディングは終わりましたが、炭窯作りはいよいよこれから!続報がとっても楽しみです。

2021.04.08

融資先:タチキカラ

ゆったりまったり★オンラインmomo忘年会

お久しぶりすぎる古参レンジャーのキャリーです。

momoに関わり始めた頃と今ではライフステージも大きく変わり、事務所へ気軽に行けるところに住んでおらず、子どもたちもまだ小さいので、ミーティングにすら参加できない時期もありましたが、なんとか活動を続けています。

そんなこんなで、またmomo通信を書けることを大変うれしく思っています。

 

それはさておき、12月26日(土)に開催したオンラインmomo忘年会について!

実はレンジャーのみで内々にやっていました。


今回は二部制で、お昼と夜に開催しました。私は前述のとおり、子どもが小さく、夜はなかなか参加が難しいので、昼の部に参加しました。

まなみん、TKG、ひらっちと私というベテランメンバーで、電波状況に翻弄されたり、同居人の声や電話の音にビクりとしながら、オンラインあるある満載の中、ゆったりまったり雑談させてもらいました。

 

本当に雑談すぎて、正直何を話したのか覚えてないくらいです。

 

でも改めて、momoレンジャーって居心地いいなぁと感じました。

 

みんな自由で、無理していない感じがするからでしょうか。もちろん真面目で締めるところは締めて活動しているので、その点は心配しないでくださいね。笑

 

最後に、来年の抱負を語ったところ、半分が「結婚!」という…誰が言ったかは、わかる人にはわかってしまうやつですね!笑

 

私は真面目に(もちろん結婚が目標のお二人も大真面目ですが…)来年スタート予定の新規事業のことを話しました。

 

私は普段、サービス業の事務方で働いていますが、子育て支援や教育支援、プレゼンイベントなどの市民活動もしているので、思えば毎年何かしらの新規事業をスタートさせています。

そこでmomoを通してのつながりに助けられたり、つながりを活かせたりと、細々でもmomoレンジャーを続けさせてもらっているご縁を日々感じているので、そういうつながりの結果を抱負として伝えられたことが嬉しかったです。

 

忘年会で結束を新たにしたmomoレンジャーたちと、今年も楽しく活動していきたいと思います。

2021.03.14

融資先:こみゅこみゅ

一般社団法人こみゅこみゅ完済報告

<近況>

 福祉分野でも、新型コロナウイルスの影響は現在も引き続いています。
そんな時でも利用をしている方を、より多角的に支援していけるよう、新しく事業を拡大しました。就労に向けてのサポートと、こども食堂の展開に少しずつ取り組んでいます。

 

<出資者のみなさんに向けて>

コロナ禍で、より人のつながりが重要になってきています。今後とも人のつながりを大切にしていきたいと思っています。

 

施設の様子

 

(さらに…)

2021.02.28

特集

労働者協同組合法で加速!~働き方の変化で未来を拓く~

 

昨年12月、ある法案が参議院本会議で、全会一致で可決、成立しました。持続可能で活力ある地域社会の実現に資することを目的に、労働者や市民が主体者となる「労働者協同組合法」です。

「協同労働」という働き方は、働く人や市民が出資し、民主的に事業を運営し、人と地域に役立つ仕事を創っていくことで、40年にわたり全国で活動を行っています。

 

今回、東海事業本部にお話を伺い、この地域における取り組みや今後への期待などについて取材を行いました。
※2021年1月19日、特措法に基づく緊急事態宣言の発出に伴い、オンラインでのリモート取材を実施しました。

 

取材先:日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団・東海事業本部 <岡田本部長、鈴木事務局長>

 

 

〇この法律によって何が変わる?
-はじめに、本法案が成立した今のお気持ちをお聞かせください。そして、法律の施行に向けてどのようなことが、今後変わっていきそうですか。
岡田 自分たちでお金を出し合って仕事をつくっていく協同労働の考え、40年取り組んできたことをみなさんに知ってもらえることが一番大きいです。厳しい雇用情勢にある昨今、働き方の選択肢が新しく増えたのです。東海事業本部は15年と歴史が浅いため、この地域に根づき貢献できる事業を広めていく後押しにもなると考えています。
鈴木 これまで適した法人格がありませんでした。例えば、新しく働く人を募集する際、出資の話をすると怪しい団体と思われてしまうことが多々あり、説明するのにとても苦労しました。法律で定義されることで根拠が明確になり、信用も変わってくると思います。

 

 

〇海外で協同労働はあたりまえの働き方のひとつ
-イギリスでは150年以上も前に法制化(株式会社よりも4年早く実施)されたように、海外ではあたりまえの働き方のひとつという印象があります。
岡田 はい、先進国で法制化されていないのは日本ぐらいです。ほとんどの国で労働者協同組合に関する法律が存在しています。韓国では日本を手本に進め、日本よりも早く法制化されました。今では協同労働による働き方が続々と生まれているそうです。イタリアやスペインでは製造業や金融業など幅広く取り組んでおり、国や地域に合ったやり方を目指せたらと考えています。

 

-全国的な歴史から、建物管理や清掃、物流。近年では介護・福祉ということを聞きました。労働者協同組合法によって取り組みことができる事業はかなり幅広いんですね。
岡田 市民の自発的な仕事を大事にしているため、そこで制限をつけてしまうのはどうか?ということがありました。一方、労働者派遣事業は主体的な働き方とは趣旨が異なるため、今回の法律からは除外されました。

 

 

〇日本でもっと根づいていくために
-新しく立ち上げたい。協働労働について知りたいなどの相談はありますか。
岡田 地元でこういう活動をしたいから労働者協同組合法を活かせないか?あるいは出資して働くにはどうしたらいいか?などという相談は来ます。この法律で見誤ってはいけないことは、「自分たちがやってきたこと(だけ)が労働者協同組合ではない」。いろいろな形の労働者協同組合が今後出てきていいと考えています。

 

-新規立ち上げにあたりネックになることはありますか。
岡田 一番は立ち上げ資金です。最近相談した金融機関では地域活動に力を入れていますが、立ち上げ資金についてはなかなか難しいという話でした。そのための基金創設や地域の参考事例を今後学んでいく必要があります。

 

-どのような人が協同労働という働き方に合っていると思いますか。今後の期待と課題と合わせてお教えください。
岡田 協同労働においてという、特別な答えはありません。しかしみんなで協力して働き、実感を積み重ねていくうちに、効率だけではなく、現場で考え話し合う。全員から意見を引き出すことが求められているなと感じます。
鈴木 目指しているビジョンや想いがあるかどうかが、その人の働きやすさにつながっている気がします。かと言って、なくてもその人を排除することはありません。うちには7つの原則があり、話し合いをとても大事にする組織です。時に考えや意見が異なってもそれを受け入れ、尊重し合う。基本的にはこれが一番大事だと思います。
岡田 今後に向けて課題は山積みです(笑)。労働者協同組合としての事業の意義を、どうやって深めていくか。主体的になれるかどうかの葛藤や、職員同士が共感し合えないことが時には起きます。この法律に見合う組織か、いま改めて問い直されています。また職員の待遇を改善したいです。若い人が夢を持ち、生き生きと働き続けることができるようにしたいです。