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海外のロックダウン生活

 こんにちは!momoレンジャーのこにたんです!

 

名古屋は緊急事態宣言が解除されて、一週間が経ちました。

飲食店やショッピングモールにも少し人が戻ってきたかなと感じています。

とはいえ、イベントが中止されたり、海外旅行できなかったりと、

まだまだ元通りというわけではないですね。

早く元の生活に戻れることを祈っています。

 

さて、今回は海外に住んでいる友達に聞いた、海外のロックダウン生活の様子をお伝えします。

 

★ベルギー

 

ベルギーでは3月12日からロックダウンが始まりました。

イベントは中止され、飲食店も美容院も営業禁止、会社は在宅勤務になりました。

私の友達も、もう2カ月ほど在宅勤務をしています。

この2カ月間、会社の同僚には一度も会っていないそうです。

 

〇ロックダウン中の外出

ロックダウン中は、スーパーなど生活に必要な買い物と運動しかできませんでした。

ただし飲食店のテイクアウトは許されているため、日本食料理店でお弁当を買うことはできます。

スーパーは入場制限をしているため、写真のように距離を空けて並ばなければなりません。

 

 

 

〇マスク

元々ベルギーでは、マスクをつける習慣がありませんでした。

5月4日から外出制限を段階的に解除することに伴い、政府は国民にマスクを配布し、公共交通機関を利用する際には、マスクの着用を義務付けました。

また、マスクを着用しないと、店内にも入れません。

その一方で、外でマスクをつけている人はほとんどいません。

 

(5月中旬の町の様子)

 

 

〇毎日夜8時になると

医療従事者に感謝を伝えるため、皆がバルコニーやベランダに出て来て、拍手をするそうです。

最前線で戦っている医療従事者も励まされ、拍手を送る住民達にも一体感が生まれる。

温かい気持ちになる、すてきな行動だなと思いました。

 

 

★ニュージーランド

 

ニュージーランドでは、3月26日からロックダウンが始まりました。

死者も出ていない段階での、早い決断でした。内容も厳しく、教育機関は封鎖され、スーパー・病院などの生活に不可欠なサービスのみが営業可能となりました。

 

〇スーパー

スーパーでは感染を防ぐため、以下の対策がとられています。

・入店までは、間隔をあけて並ぶ。

・現金は使えず、クレジットカードのみ使用可能。

・手袋とマスクを着用する。

・入口と出口ではアルコール除菌をする。

・一度手に取った野菜やフルーツは購入しなければならない。

 

ロックダウンのレベルが1番厳しかった時には、家族のうち1人しかスーパーにはいけませんでした。

徹底した感染対策が取られているようです。

 

〇散歩する人を励まそうと

お庭にイースターの飾りをする家もありました。

かわいいイースターエッグを見ると、いやされますね。

 

 

〇日本に帰るには

ニュージーランドから日本への直行便はなくなってしまい、オーストラリアかアメリカ経由でしか日本へは帰れません。

また、その飛行機も当日キャンセルされてしまうこともあるので、なかなか日本へ帰れない状況にあるそうです。

私の友達は4月に日本に帰る予定でしたが、今もまだニュージーランドにいます。

早く日本に帰れるといいなと思います。

 

 

 

ベルギーもニュージーランドも日本に比べると、厳しい外出制限をしていたことがわかりました。

ワクチンが開発されていないので、外出制限がウィルスの感染を防ぐ唯一の手段であり、実際に感染拡大は抑えられつつあります。そのことは喜ばしいことです。

しかしその一方で、人と人との接触が、ほとんどなくなってしまいました。

私自身も、友達にも会わず、会社にも行っていませんでした。

高齢な祖父母にもしばらく会っていません。

 

何か問題を抱えている人がいる時、普段だったら会社の人や近所の人が異変に気付くかもしれません。

しかし皆が家にこもっていると、気づきにくくなってしまうと思います。

なので、家族や友達、知人にいつもより頻繁に連絡を取るようにしようと思います。