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SDGsで新たな繋がりを~中部ESD拠点~

 こんにちは。momoレンジャーのひらっちです。

 2014年から2015年の間に5回の”つなぎ融資”を行った「中部ESD拠点協議会」の近況をお伝えします。

 

 

〇中部ESD拠点協議会とは

 ESDとは国連が2002年に決議した「持続可能な開発・発展のための教育」であり、 この活動を東海3県(愛知県・岐阜県・三重県)で推進する、国連大学より正式に認定された団体です。

 地域の持続可能な発展に向けた課題を明らかにし、それらの解決に向けた人材を育成するためのネットワークづくりを行っています。

 

 

〇SDGsとは

 2015年に国連で決議された「持続可能な開発目標」です。

 17の目標を設定し「誰一人として取り残さない」をスローガンに2030年までの達成を目指しています。

 

17の目標です。この表をご覧になった事がある方も多いのではないでしょうか -画像出典:国連開発計計画(UNDP)-

 

 SDGsは目標であり、ESDはSDGsを達成するための方法と言えます。

 中部ESD拠点において、ESDを具体化した活動が、これから紹介する中部サステナ政策塾です。

 

 

〇中部サステナ政策塾とは

 20代~30代の若者を集め、座学・ワークショップ・フィールドワークを通じ、地域で「持続可能な開発・発展のための教育」を立案・推進出来る人材(ポリシー・メーカー)を育成する活動です。

 

 この記事を書いている私も、2019年度に塾生として参加させてもらいました。

 塾生には、大学生・会社員・公務員・市議会議員など、様々な立場の人間が集まっています。

 

 2019年度は、SDGsの17目標それぞれに、地域課題を反映させたローカルターゲットを設定し、その具体的な達成方法を検討する事がテーマでした。

 

これはSDGs目標の「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」のローカルターゲット原案です。このようなワークショップを、SDGsの17目標それぞれに行いました。

 

 

 今年の2月22日に「SDGsフォーラム」が開かれ、政策塾の成果発表が行われました。

 

 

 塾生だけでなく、地域課題の解決に向けて活動される方々も発表し、活動の共有・交流も兼ねた発表会でありました。

 

 1人当たり8分の持ち時間が与えられ、分科会というかたちで17の開発目標にテーマを分け、各フロアにて各々の活動をプレゼンしました。

 

 私は、SDGsの10番「人や国の不平等をなくそう」の担当だったため、社会のレールから外れてしまった方を支援する事も、不平等解決への手段の一つと考え、momoの融資先である「Cafeスマイル」の取り組みについて発表しました。(塾生は、SDGsの目標毎に担当が割り振られていました)

 

 発表後は、SDGsの目標毎にグループディスカッションを行い、各グループで出た結論を基に全体討論が行われ、様々な立場から議論が交わされました。

 

グループディスカッションの様子

 

 

 私自身も発表者であり、他フロアの発表をゆっくり拝聴出来なかったのが残念でしたが、一番印象に残った内容は「まずは各々の活動を知ってもらい、仲間を作るのが大事」という事です。

 

 これはmomoレンジャーの活動にも通じる事であり、融資先それぞれの活動を知ってもらう事は、momoレンジャーの活動の一つである「情報発信」に大きくつながっています。

 融資先の取り組みを発信し、社会的認知を上げ、協力者を増やしていけるよう、ネットワークづくりが大切だと感じられる、今回の発表会でした。

 

 

〇今後の活動

 中部ESD拠点では、活動を更に発展させるため、地域のSDGsを推進するネットワーク「中部SDGsデザイン会議(仮称)」の設立に向け動き出しています。

 SDGsの17目標それぞれに「100人委員会」を設置し、2019年度の政策塾で作成したローカルターゲットをさらに検討し、具体化に向けた連携を目指しています。

 今後の中部ESD拠点の活動からは、目が離せません。個人的にも今後の動きを注視していきたいと思っています。

 

 

〇感想

 2019年6月より約8か月間、私も塾生として参加しました。

 地域の課題と向き合う事で、名古屋へ引っ越して日が浅い自分にとっては、より地域を知るキッカケになりました。

 また、大学生など様々な立場の方と、地域の課題について考え、議論出来たことは新しい発見も多く、とても有意義な8か月間だったと思います。

 2020年度は新型コロナウイルスの影響で、政策塾の活動は未定ですが、オンラインでの開催などを検討しているそうです。

 興味のある方は、是非塾生になってみてはいかがでしょうか。