momo

これまでのあゆみ

2005年、賛同人230名を集めてmomoは誕生しました。
「新しいお金の流れをつくろう」「これからの地域の担い手を支援しよう」と立ち上がったものの、当初は実績のない若者や収益性が高いとはいえないNPOへの融資が成立するのかと心配する声もありました。
そんななか、出資者62名から託された“志金”を元手に融資をスタートしたmomoは、10年後の2015年10月末には出資者531名へと規模を拡大しながら、1件の貸し倒れもなく、55件の融資を実現したNPOバンクとなりました。
 

2012志民連9

 
momoの融資は、将来にわたって安心して暮らしていける地域をつくるためにあります。
そのためには、ただ融資を増やしていくだけでなく、地域にどのような課題があり、どんな取り組みが必要なのか、地域の人たちと共有していく必要があります。
そのためmomoでは、メールマガジン『momoレポート』やニューズレター『momo通信』、『お金の地産池消白書』を発行し、「白書を読む会」を開催するなどして、社会課題を自分ごととして考える機会をつくってきました。
 

2012発送サロン1

 
また、次世代の担い手が育つ基盤をつくるため、「東海若手起業塾」に発足当初から参画。
さらには2012年度に取り組んだ東海労働金庫、中日信用金庫との「しんきん&ろうきんプロボノプロジェクト」を皮切りに、瀬戸信用金庫や東濃信用金庫とのプロボノプロジェクト、そして日本政策金融公庫との協調融資など、地域金融機関がNPO・ソーシャルビジネス支援に関わる仕組みづくりを進めています。
 

2014プロボノ

 
こうした活動が認められ、10周年を迎えた2015年には、優れたソーシャルビジネスを表彰する「日経ソーシャルイニシアチブ大賞」の国内部門賞を受賞しました。
これからも、持続可能で豊かな地域を目指して、momoはさまざまな事業に取り組んでいきます。
 

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