momo

2019.08.31

野菜がいっぱい!五段農園

毎週末に東濃へ行くmomoレンジャーのくまです。

 

夏です。野菜の季節です。野菜といえばココ!岐阜県白川町の五段農園へ行ってきました。

とれたての元気な夏野菜を買いたいと思い、台風が迫るお盆休み中に突撃取材です。

 

世間はお休みでも農園は平常営業。毎朝2時間近くかけて大きくなった野菜を収穫しています。

 

笑顔でキュウリをほおばる五段農園の代表高谷さん

 

出荷先や野菜BOXの購入者がお盆休みで受け入れストップしても、野菜の成長は止まってくれません。臨時の野菜便販売や自家消費にまわしても限界があります。

生き物を相手にする商売ならではの悩みですね。

 

五段農園は現在、少量多品目生産です。収益の安定化を考えて中量中品目生産に切り替えたいと考える事もありますが、野菜BOXを定期購入してくれるファンの事を考え、内容を充実させるようにしています。

毎回の野菜BOXに多品目をそろえるため、1週間ずつ時期をずらして植えるという工夫もしています。

 

また、収穫の仕方ひとつとっても気を使っています。

オクラは、実の周りに細かな毛が生えていて、この毛がとれてしまうと鮮度が保ちにくいそうです。収穫する時には実の先っぽをつまみ、丁寧に切り取ります。

おいしさを届けるための心づかいを知りました。

 

オクラの摘み方

購入した摘みたて野菜

 

5月に訪問した時に除草作業を手伝った畑は、秋野菜の準備をしているところでした。

まだ暑さもゆるまぬうちに次の季節を見ているなんて、農園に休む暇なしですね。

 

5月に除草を手伝った畑。秋の作付けに向けて太陽熱消毒を行っている様子。

 

 

大豆畑の除草を手伝いながら、五段農園の今後の動きを聞きました。

なんと!高谷さんはフィリピンの農村へ営農指導に行くそうです。現地で活動しているNPO法人からオファーを受け、今年の12月から2カ月間、有機農業と堆肥製造の講師をするんだとか。

 

世界へ飛び出す農家!かっこいいですね。

ますます動きが大きくなっていく五段農園。ぜひ、ここのお野菜を食べてみてください。

 

五段農園facebookページ

https://ja-jp.facebook.com/5danfarm/

 

五段農園の過去momo通信記事

http://www.momobank.net/blog/blogcategory/%e8%9e%8d%e8%b3%87%e5%85%88%ef%bc%9a%e4%ba%94%e6%ae%b5%e8%be%b2%e5%9c%92/

2019.05.31

有機農業のプランター栽培ワークショップ!と農園お手伝い

momoレンジャーのくまです。

4月27日にレンジャー4人(くま、みづぽん、ひらっち、TKG)で岐阜県白川町の融資先「五段農園」を訪問しました。2月のmomo通信(http://www.momobank.net/blog/2019/02/28/2864/)では農福連携のお話をご紹介しました。今回は、さまざまな取り組みを行う五段農園の新しい挑戦の話と、レンジャーでお手伝いした作業について紹介します。

苗床の説明をする五段農園の高谷さんと話を聞くレンジャーみづぽん

  •  

有機培養土とプランター栽培ワークショップ

五段農園の次なる挑戦は、高谷さんが個人で生産・販売している有機培養土「けんど君」と野菜苗を使ったプランター栽培のワークショップです。

五段農園代表の高谷さんは知人の紹介を受けて、名古屋市内でオーガニック食品をメインに取り扱うスーパーでこのWSを開催したそうです。オーガニック食品の需要拡大と、都市部ならではのベランダでもできるプランター栽培への関心の高まりを感じ、このワークショップをもっとやってみようと思ったのだとか。実は5月5日にも名古屋市内の花屋さんで開催し、好評を得ています。

通常の培養土では作物が収穫できるまでに化成肥料などで養分を追加する追肥という作業が必要ですが、高谷さんがプランター栽培を試した際、最初に入れた「けんど君」だけでミニトマトが五段目まで成長するほど栄養が保たれたそうです。

プランターで簡単に本格的な有機栽培ができるなんて、有機農業に本気で取り組む五段農園ならではの商品になりそうです。WSの開催を希望される方は、相談してみてはいかがでしょうか。

  •  

農園のお手伝い

日々挑戦を続ける高谷さんですが、どんな作業でも一人でこなすには限界があります。

堆肥の生産、けんど君の生産、野菜苗の育成管理、WSの開催、田んぼの準備、農園の仕事の他にも日常の仕事としてまき割りをしなければいけません。今年は野菜苗の数を増やしたため、他の仕事が後回しになっているそうです。

今回はレンジャー4人で訪問したので、まき割りと畑の草刈りを少しお手伝いしました。

畑の草刈りの様子

今年の春は寒の戻りがしつこく、訪問の翌日にも霜害の予報が出ていたため、ジャガイモの芽が霜でやられないように土を被せる作業も行いました。

ちょっとした作業が作物の成長に大きく影響します。高谷さんは作業の合間にも、強風が吹けばビニールハウスの心配をしたり、翌日の天気と気温を気にしたりと常に忙しそうにされていました。作物への愛と有機農業へのこだわりを強く感じ、感動しました。

  •  

筆者感想

数時間だけですが、慣れないながらも楽しく作業させてもらいました。これを一人で毎日、たくさんの仕事を合わせてこなしていくと思うと、農家さんの仕事は過酷で重労働だなと実感しました。食べ物と生産者の方への感謝を忘れないようにしたいですね。

momoとのつながりを活用して、WSの開催や農作業のお手伝いなど、今後の支援も考えていきたいです。

2019.02.28

農業から見る、地域課題へのアプローチ

momoレンジャーのよっしーです。今回の記事では、岐阜県白川町で有機農業に取り組まれている、第63回融資先の五段農園について紹介したいと思います。
五段農園の運営をされているのは高谷さん。元々神奈川県で会社員をやられていたそうですが、ご家族と一緒に岐阜県に移住し、人工的なものを使用しない堆肥作りとその堆肥を使った農業に取り組まれています。

 

▲藁の上で一休みする高谷さん

就農のきっかけや移住への決断については過去のmomo通信でも取り上げているので、ぜひ以下URLからご覧ください。
五段農園 過去momo通信

 

 

●新たな取り組み!「農業×福祉」

 

土に触れ、植物を育てる。そういった農業への活動に障がい者や高齢者が取り組むことで社会課題を解決していこうという動きがあります。
それが「農福連携」。

 

障がい者や高齢者が農業分野での活躍を通じて社会と繋がり、自信や生きがいを創出する取り組みのことであり、担い手の高齢化と減少により働き手が不足している「農業分野」と障がい者や高齢者の働く場の確保を求める「福祉分野」両方の分野においてメリットがある活動として近年注目されています。

 

そんな農福連携を五段農園でも新たな取り組みとして、推進しています。
きっかけは福祉施設の方との会話から。「施設利用者が元気になって出て行ってもらいたい」という考えに高谷さんが感銘を受け、「何かあれば協力しますよ」と話をしていたところ、数か月後に業務委託という形で農福連携への取り組みが始まりました。
扱う品目は大豆、サツマイモ、いちご、ブルーベリーの4品目。大豆は味噌へ、サツマイモは干し芋へといった加工食品化を視野に入れ、いちご、ブルーベリーは岐阜県内で使ってくれそうなレストランと話がついているそうです。

 

▲実際に高齢者の方が農業に取り組んでいる様子
五段農園facebookより 
https://ja-jp.facebook.com/5danfarm/ 

 

 

●地域を巻き込む場を目指して

 

農福連携は体が不自由な方に対して、どういう関わり方を提供できるのかというのが難しいところの1つ。その中で「全員が何らかの形で関われるような仕組みにしたい」とおっしゃられる高谷さん。実際、施設利用者の中には車イスの方もいらっしゃるのですが、例えば豆の選別作業は部屋の中でも座って行うことができる。他にも葉に病気が出ていないかを目視で確認してもらうなど、身体的負担が少ないところで活躍してもらうことも考えています。

 

またこの取り組みは福祉施設との関係のみに終わらず、地域の人々をも巻き込もうと考えているそうです。
農場を開放することで近隣住民で家庭菜園に興味がある人や保育園・小学校の子どもたちにも来てもらい、福祉施設の方と交流できる場を創る、そうすることによって老人ホーム等の福祉施設を地域住民にもっと身近に感じてもらい、福祉施設に対する垣根を取り払っていくことを目指しています。

 

 

有機農業を通して、安心安全でおいしい野菜や果物を提供するだけでなく、農業という取り組みを通して、地域住民を巻き込み、地域に良い循環を作り出す。理想の形を達成するにはまだまだ解決しないといけない課題もあるかと思いますが、農業から地域課題の解決を試みる、今後の参考になる  良いケースになっていくのではないかと思いました。

 

 

五段農園ではさまざまなイベントを企画しており、サイトやfacebookで告知・募集を行っています。詳細は以下をご覧ください。

 

・3/10(日) : 失敗しない踏み込み温床作り ~パンの香りに誘われて~
 https://www.facebook.com/events/2283904198524002/

 

・4月ごろ予定 : 生ゴミ堆肥化ワークショップ
 今後、告知予定

 

(momoレンジャー・よっしー/みずぽん)

2018.11.30

オクラとネコと台風と。

まだ半袖で過ごしていた8月の最後にmomoレンジャーで岐阜県白川町にある五段農園高谷さんの畑に行ってきました!そして畑仕事のお手伝いをしてきました!

 

 朝早くに家を出て、電車に揺られること一時間以上、そして美濃太田駅に着いてから、車で山道を走ること数十分。やっとのことで五段農園さんに到着。行くだけでも小旅行の気分を味わえます。街中から離れている分、空気がおいしく、見渡す限りの山と畑と時々民家、というような自然あふれる場所でした。

 

▲とってもいい天気!しかしこの後嵐のような雨になるとは誰も思っていませんでした。(台風接近中)

 

到着してからはさっそく畑仕事。オクラやバジルなどの収穫をお手伝いしました。

オクラって上向きに成長してゆくのですね。知りませんでした!バジルは害虫除けのために植えていたそうで、取っても取っても終わりが見えないほど葉が生い茂っていました。

 

▲堆肥をつくる場所も見せていただきました。(ここで雨が降り始める)

 

お昼ご飯は収穫したばかりのバジルのソースとオクラと、高谷さんが育てているお野菜をいただきました。料理が得意なレンジャーがいろいろなおかずを作ってきてくれていて、とても豪華な昼食となりました。

 

▲実はもう一つから揚げが入った容器があったのですが、高谷さんの家のネコちゃんに半分くらい食べられるというハプニングが・・・!それだけおいしいごはんだったということでしょうか。

 

 雨も止んでくれていたので、午後からは草刈りをしました。お昼ご飯をたくさん食べて、レンジャーみんな元気いっぱいになったのか、思ったより早く終了。みなさまお疲れさまでした。

 帰りには、お昼に食べたお野菜がおいしすぎたということで、レンジャーは全員お野菜を購入しました。ミニトマトやズッキーニ、もちろんおいしかったです。

 五段農園さんは少し遠くあまり行く機会がなかったのですが、今回初めて行ってみて、自然あふれるとてもすてきな場所だと知りました。高谷さんありがとうございました。

 そんな高谷さんのおいしいお野菜が食べられるお野菜ボックスもあるそうですよ・・!

 

(momoレンジャー ゆっこ)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

五段農園の情報は こちら からご覧ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

2018.08.31

【お披露目イベントレポ】岐阜の有機農家と名古屋のオーガニック市主催者に聞く「有機農業のリアル」

こんにちは、momoレンジャーのはるこです!
7月8日に、新融資先の五段農園のお披露目会を行いました。

 

今回のイベントには、フェアトレードに関わる大学生、定年後に農業に取り組むことも考えているご夫婦、移住に興味のある若者など、さまざまな興味をもった方が参加していました。

 

〇そもそも有機農業って?

 

まず最初は、五段農園代表の高谷裕一郎さんの事業紹介からスタートです。

 

高谷さんが岐阜に移住したきっかけや、今取り組んでいることをお話して頂きました。

 

 

中でも力を入れて話していたのが、「有機農業」についてです。

高谷さんの思う有機農業のキーワードは「循環」。

 

食物連鎖では、エネルギーを植物が吸収するところから、循環が始まります。その植物を草食動物が食べ、肉食動物が食べ、その糞や死骸を微生物が無機物に分解して、それを植物が吸収して… と循環が繰り返されます。

 

食物連鎖の中では自然に起きている循環が、今一般的に行われている慣行農法では、化学肥料によって人工的に作られています。

例えると、人間がサプリメントだけで生きているような状態なんだとか。

 

高谷さんは、有機農法だからこそ、できるだけ自然に近い循環を作ることができるような堆肥や培養土作りに取り組まれています。

 

 

化学的な物質ではなく、わらやおから、米ぬかなど自然のものを混ぜて、微生物の力を借りて堆肥や培養土を作っているそうです。

 

〇オーガニックを「日常」に

 

続いてのゲストは、高谷さんが就農するきっかけとなった、オーガニックファーマーズ朝市村の吉野隆子さん。

 

オーガニックファーマーズ朝市村は、毎週土曜日に栄のオアシス21の地下で行われている朝市。有機農家が、自慢の野菜をより多くの人に届けるために、農家自らが販売を行っています。

 

朝市を運営する上で、吉野さんは「オーガニックファーマーズ朝市村の15原則」を大切にしています。

 

15原則をここで紹介するのは大変なので、その中でも大切な「オーガニックへのこだわり・つながり・畑への入口」を紹介します!

 

 

 

まずは、オーガニックへのこだわり

朝市村に出店する農家の栽培方法は事務局が直接確認をし、「旬産旬消」をモットーにその季節にとれるものだけを販売しています。

 

そして、つながり

朝市村は、農家と消費者のつながる場所ですが、それだけでなく、生産者同士がライバルであり、仲間であるつながりをつくるのもこの場所です。

農業を通して、地域のつながりをより強くしていることも伝わってきました。

 

最後は、畑への入口

近年吉野さんが力を入れて取り組まれている、就農支援のスタートは朝市村でした。

有機就農希望者が、新たな生産者になることができるよう、相談窓口を行っています。

また、朝市村は、就農希望者だけでなく、消費者ボランティアにとして関わっている子どもたちにとっても、畑への入口だといえます。

 

オーガニックファーマーズ朝市村を毎週開催することで、都会に暮らす名古屋の人にも、「オーガニック」というものが日常に感じられることを目指して、吉野さんの取り組みは続いていきます。

 

〇移住して変わったことは「子どもとの時間が増えたこと」

 

続いて、ゲスト2人によるトークセッション。

農業、有機農業の話から、移住の話まで、ざっくばらんにお話しました。

 

 

 

高谷さんが移住した時に苦労したことを聞かれると…

 

「苦労したこと思いつかないんですよね…(笑)」

 

と驚きの回答。地域の人にあたたかく迎えられ、そのつながりの大切さを感じながら生活しているそうです。

 

逆に、良かったことを聞かれると、小学生のお子さんについてお話してくれました。

 

「都会にいたころは、子どもに『今日学校どうだった?』と聞いても、『忘れた』と言って何も話してくれなかったんです。

でも、今は、子どもがランドセルにつけている熊鈴が聞こえると、『お、帰ってきた』というのが分かって嬉しいんです。」

 

子どもがかわいくて仕方がないパパな一面を見せてくれました。

 

〇地域のものを守っていく。

 

トークセッションのあとは、グループに分かれて参加者のみなさんからの質問コーナーです。

 

 

「私の祖父母は農家だったんですが、気候が暑すぎるからと農家をやめてしまったんですが、岐阜は大丈夫なんですか?」との質問に、高谷さんは

「僕が暮らす白川村は標高700mのところにあるので、暑さは大丈夫。。夏と冬の寒暖差が激しいので、果樹が作りやすかったり、濃いお茶がとれたりします。」

 

更に高谷さんは「耕作放棄地が多いから、そこで仲間と一緒に果物の栽培に取り組みたいと思っているんだよね。あと、最近は廃れてきちゃってるけど、お茶の栽培もなくならないようにしたいんだ。」と続け、新たに取り組もうとしていることを熱く語っていました。

 

”地域の仲間とともに、有機農業を大きくしたい。そして、その地域に残るものを残していきたい。”

 

そんな、白川村に生きる高谷さんのリアルな言葉を聞くことができました。

 

〇有機野菜の味は格別!!

 

イベントの最後には、お待ちかねの高谷さんから有機野菜のお土産が…!

 

 

ズッキーニ、キュウリ、ミニキュウリ、万願寺とうがらし、アイコ、フルティカのお野菜セット。

どの野菜もつやつやで、みずみずしくて、とってもジューシーで美味しかったです!!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

<momoレンジャー編集後記>

最近は、家の近くにあった畑も田んぼもなくなってしまって、「農業」ということから少し遠ざかっていました。

でも、「食」という生きていくことに必要不可欠な事だからこそ、もっと身近に感じて、こだわってみたいなと思った一日でした!!

何より、高谷さんのお野菜が美味しかったので、オーガニックファーマーズ朝市村に行って、また有機野菜を買ってみたいと思います!

(momoレンジャー はるこ)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

五段農園の情報は こちら からご覧ください。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

2018.05.31

五段農園に行ってきました!!

こんにちは、momoレンジャーのはるこです!

 

3/1に新融資先の五段農園さんに訪問してきました。

ビニールハウスでトマトの種を植えているところにお邪魔し、五段農園代表の高谷さんにお話を伺いました。

 

 

就農のきっかけ


元々都市でお仕事をされていた高谷さん。
東日本大震災をきっかけに、3年前に岐阜に移住し、就農されました。

「横浜では種の生産をする仕事をしていたのですが、その時に肥料や農薬ありきの現場を見てきました。モノカルチャーの中で、農薬とのいたちごっこを繰り返すばかりで、農業が人の手を離れているような感覚でした。

 

それから東日本大震災が起こって、たくさんの見ないふりをしていたことが明るみに出てきたな、と思ったんです。」



移住の決意


今までやってきた仕事も、家も、全てを捨てて、わざわざ「岐阜」を選んだと理由を伺うと…

「ロッククライミングをしてて…」

と意外な答えが。

高谷さんは趣味でロッククライミングをしていて、岐阜に訪れることが何度もあったそうです。

何度か来るうちに、山や川、自然に囲まれた場所である岐阜に「ここに住めたらなぁ」と思うようになり「ここに移住すればいいのか!!」と決断に至りました。

奥様に相談したところ「いいんじゃない?何とかなるよ!!」との力強い言葉に背中を押され、決断から8ヶ月で前職を辞め、岐阜県の白川町に移住しました。

 


今やっていること


新規で就農して、3年。
高谷さんは今、少量多品目で有機野菜を作りながら、有機の培養土を作ることにも力を入れています。

実は、有機の培養土は、あまりいいものがないそうです。

良い培養土を作るために、まずは良い堆肥を作ることから始めています。

堆肥は、窒素と炭素のバランス次第で、微生物がつくるもの。いい堆肥を作ることで、いい培養土を作っていきます。

▲お土産に土いただきました。

 

 

これからやりたいこと


今は、培養土を作っている段階で、有機野菜を作ることも同時並行でやっていますが、いつかは有機農業と培養土づくりの分業を目指していくそうです。

岐阜県の白川町には、Iターンで就農する人が多く、この日も高谷さんの周りには多くの若手農家が集まっていました。

そんな人たちが、高谷さんの作った培養土を使って、有機農業をする日は遠くないのかもしれません。

「培養土は農業でたくさん必要だからこそ、全国でいろんな人が作ってくれたらいいなぁ。東海は自分が頑張る。」
と力強く言っていました。

 

▲今後の夢を熱く語っていただきました。

 

東日本大震災をきっかけに、就農した高谷さん。そこには、有機農業にかける熱い想いがありました。

 

 

より多くの人に、有機農業を広めていくために、五段農園のお披露目会を企画中です!!

(7/8開催です!詳細はfacebookイベントページをご覧ください)

お楽しみに!

 

 

————————————————————————————————

五段農園最新情報は こちら からご覧ください。

————————————————————————————————