momo

2019.02.28

新人momoレンジャーの融資審査訪問

はじめまして。新人momoレンジャーのたつやです。
1月6日(日)に開催された融資先募集の面談にオブザーバーとして参加しました。

今回参加したのは、融資先募集スケジュールのうちの「二次(面談)審査」です。

 

・一次(書類)審査
・二次(面談)審査
・訪問調査
・最終(理事会)審査

 

参加者は、momoの理事、顧問と私を含めたmomoレンジャー数名でした。

ホワイトボードに書かれているのが当日のスケジュールです。
『事前共有』、『面談』、『ネガポジ』を行い、審査を進めます。

 

 

~~~事前共有~~~
融資希望者に準備していただいた資料(事業内容、資金使途、財務諸表 など)をもとに面談で質問すべきことなどを面談前に洗い出します。

 

私は、話についていけるよう、その場で手渡された資料を必死に目を通していました。。。

 

 

~~~ 面談 ~~~
担当する理事が進行役を務め、融資希望者の方から、
事業の内容、融資を希望するに至った理由などを伺います。

その後、理事や顧問の方々からの質問です。

 

『就労継続支援B型にはされる予定はありますか。』

『この未払金は、○○の費用ですか。』

『資金使途は運転資金ですか。』

 

などなど。

私は、資料とにらめっこしながら、聞いていました。

 

 

~~~ネガポジ~~~
ネガティブ・ポジティブの略です。
面談を通じて感じた『ネガティブ要素』と『ポジティブ要素』を付箋に記入して、参加者の前で発表します。

 

 

ここは、私を含めオブザーバーのmomoレンジャーも参加させていただきました。

ただ、審査のポイントの観点からネガポジをやれればと後で反省。

 

審査のポイント
 地域性、市民性、独自性、継続性、成長性、発展性、浸透性

 

最後に顧問の方から、訪問審査に伺がう際に、何を見てくるべきかという言葉をいただきました。

これから訪問審査を行い、さらに審査を進めていくそうです。

 

 

~~~融資審査に参加して~~~

融資審査には、参加してみかったですが、こんなに早く参加できるとは、思ってもみなかったです。

参加してみて、融資審査は、審査を通じて、momoと共に歩んでいけるか確認する場なのかと感じました。

まだ新人ですが、momoレンジャーとして融資先と伴走し、社会を良くできるか楽しみです。

 

(momoレンジャー・たつや)

2019.02.28

ESDからSDGsへ、中部サステナ政策塾の人材育成 中部ESD拠点協議会

こんにちはmomoレンジャーのくま&もえもえです。
2014年から2015年の間に5回の”つなぎ融資”を行った「中部ESD拠点協議会」の近況をお伝えします!


このレポートを読んでいただいた方は「SDGs(Sustainable Development Goals)~持続可能な開発目標」について少なからず関心のある方が多いのではないでしょうか。
2015年に新たに「2030年に向けた地球のマスタープラン」として大きく17の開発目標を掲げ採択され、近年では発展途上国や先進国の政府や企業、団体など地球に存在するすべての人が対象となり各地で開発目標を達成するための活動やプロジェクトが展開されています。

 

 

この表を見たことがある人も多いのでは!ー画像出典:国連開発計計画(UNDP)ー

 

”地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)”をスローガンに掲げたSDGsのスタートを受けて始まったのが、これからレポートする中部ESD拠点協議会が運営するプログラムのひとつ「中部サステナ政策塾」です。

まずは「中部ESD拠点協議会」の紹介から。

 


中部ESD拠点協議会


国連大学が公式に認定している世界166カ所のESD地域拠点のひとつです。
活動対象地域をおもに、愛知県・岐阜県・三重県をまたがる伊勢・三河湾流域として、持続可能な社会づくりのための教育や学びを推進しています。

東海地方の大学・行政・企業・NPOなどが連携し、2007年に組織し、運営委員会を中心に活動の企画・運営を行っています。

ほかにも行政機関、企業、NPOなどが加盟し、2018年3月時点では77団体が加盟しています。
http://chubu-esd.net

「中部サステナ政策塾」の取材報告

20~30代までの若者を塾生として集め、持続可能な開発のための教育(ESD)を通じて、持続可能性に関する政策や事例を学んでいます。座学やフィールドワークを通して地域の発展に寄与する政策や企画を立案・推進する「広義のポリシーメーカー」を育成する活動です。


この政策塾から地域の持続可能な発展・実現性を高めていくと同時に、国連「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に寄与できる人材を各業界に輩出する事を目的としています。

2019年2月2日に開催された「SDGsフォーラム」の中で成果発表が行われた様子をお伝えします。

 

 

フォーラムには160名を超える傍聴者が参加し、ユネスコ第8代事務局長でもあり、中部サステナ政策塾の特別顧問も務めている 松浦晃一郎氏や環境省のESD担当者などがゲストトーカーとしても参加しており、関心の高さを伺い知ることができました。

 

今年度は大学生、サラリーマン、企業、銀行員、教員、農家など多様な塾生が約半年間で全10回の講義を経て今回の成果発表会に臨みました。

第1~9回にかけてはさまざまな角度からサスティナブルな活動をしているゲストから活動事例を学び、県内・県外のフィールド゙ワーク、またはフィリピンで行われた国際会議への参加といった活動を通して、塾生の今身近にある課題や社会問題を中心にブラッシュアップさせていきました。

 

<第8回講座「まちづくりとサスティナビリティ」をテーマにした講義のゲストトークのひとコマ>

 

「伊勢・三河湾流域圏版のSDGsをつくろう」を今回のスローガンに8分間のプレゼン時間が与えられ、分科会というかたちで17の開発目標にテーマを分けて各フロアを使って発表が行われました。

42名の塾生・ゲストの発表をすべて公聴することはできませんでしたが、個人的に気になったテーマをいくつか傍聴させていただきました。

 

参加者層やSDGsの開発目標からも通して感じたことは、これからの社会課題を解決・改善していくのは、この地球に生きる個々の意識が大切になってくるということです。

例えば、開発目標の5番「ジェンダー平等を実現しよう」はLGBTの普及活動やメディアに出るLGBTの登場などで後押しされている目標ですが、個々の考え方次第で実現できる目標にも十分なり得るのではないかと私は感じています。

もちろん、企業や団体が動くことで改善されそうな項目も見受けられますが、すべての目標は元をたどれば個々の意識の変化から生まれるものです。

momoレンジャーも、何かできることはないか、自分にできることは小さなことでも行動に移す。そんなことを意識しているメンバーが多いように個人的には感じています。

その意識や活動が波及し、また新たな風を吹き込む。

そんな連鎖が起き続けることを「中部サステナ政策塾」から感じることができました。

 

2019年4月からは、SDGsのネットワークづくりを強化させていく予定でいるそうです。

個人的にもこれからの動向にも注視していきたいと思います!

 

交流会では塾生含めて80名ほどが参加。互いの活動について意見交換が活発に行われました。

会場に収まりきらず廊下まで埋め尽くして、熱く語り合う参加者の姿が見られました。

昨年の2倍以上の人数らしく、年々注目度が高まっている様子が改めて伺えました。

 

 

また、中部サステナ政策塾は次年度以降、東海三県におけるSDGsネットワークを発展させるべく、幅広く人材を集める事を検討しているそうです。

更なる発展にご注目ください。

 

 

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取材した感想

中部ESD拠点協議会の幹事機関兼事務局である中部大学は私(くま)の母校です。
学生時代に大学内のESD推進プロジェクトに関わっていました。
当時はただの大学のプログラムだと思っていましたが、中部ESD拠点協議会から学びの機会をもらっていたのだと、取材して初めて知りました。

さらには、私が在学していたのは中部ESD拠点協議会がmomoから融資を受けていた時期に該当するのです。
なんて御縁があるんだろうと驚きでした。

SDGsは社会的関心が高まっており、新聞やテレビなどでもよく耳にする言葉になりました。
気になるかたは、塾生になってみてはどうでしょうか。

(momoレンジャー:くま)

2018.11.30

momoのみらいは…!! 10年経っても変わらない思い

9月11日にみらいmtgを行いました。

 

私は初めて参加したということもあり、何をするのかもイマイチわからないまま事務所の扉を開けました。すると、理事が何人か席に座っていて、緊張が走りました。

 

「なんかいつものmtgとは違うな」と悟りました。そしてmtgが始まると、みんな黙り込み言葉が出ない様子でした。

 

ファシリテーターがみんなの意気込みについて聞くと

「今年でmomoは 10周年を迎え新体制となった。事業を拡大するのかそれとも現状維持でいいのか」

と悩む声がありました。

 

確かに事業を成り立たせるためには変化は必要です。そのためには、momoも時代に合わせて変わらなくてはなりません。

 

 まず、解決の糸口として、KJ法を用いて今やりたいことを率直に書き込みました。

すると、緊張がほぐれたのかいくつもの案が出ていました。

 

これがmomoの力なのではないかと感じ取れました。最初の緊張感はみんながmomoを思うが故に真剣になっていたのではないかと推測されます。

 

これだけ本気になれることはなかなかありません。

今まさにmomoは変わろうとしています。私もmomoの一員として支えていきます。

ようやく舵を握り、帆をはり出港したようにmomoは突き進んでいきます。

失敗することは誰にでもあります。しかし、それにくじけずに成長していきます。

良きみらいのために今後も助け合っていきます。

 

(momoレンジャー いのっち)

2018.08.31

お金の切れ目が縁の切れ目ではない関係を ~momoトレ第3回 融資先との関係づくりを学ぶ~

2018年5月19日、名古屋市港区の重症児デイサービス社会福祉法人ふれ愛名古屋(以下、ふれ愛名古屋)」さん

の事務所でmomoレンジャーと融資先との関係づくりを学ぶために勉強会を行いました。

 

 

ふれ愛名古屋さんは、過去の融資先ですが、現在でもmomoレンジャーとして関わったことがきっかけで職員になった方がいるなど、momoとのつながりの強い元融資先です。今回は代表の鈴木さん、当時momoレンジャーとして関わっていたあずさんのお二人を中心に当時の活動についてお話を聞きました。お二人のお話の中から印象に残った意見をピックアップしながら振り返っていきます。※は私の感想です。

 

「福祉は1人のニーズがあれば動かないといけない。

どんな子どもが生まれてきても安心して地域で育てていける、親が死んでも子どもが地域で暮らしていけるような仕組みをつくっている。」

 

※子どもが生まれてくるとき、どんな子どもが生まれてくるかわからないけれど、ふれあい名古屋さんのような施設が自分の地域にあることで子育てがしやすくなると思いました。

 

関係づくり”というけれど、そもそも融資先との関係はできている。

 momoが融資をしている段階で、すでにmomoと融資先との関係はできている。」

 

※「momoと融資先の関係づくり」というテーマでしたが、確かに融資先であるということはmomoとの関係はできているので、どのように関わればいいか悩む前にどんどん関わってチャレンジしていけばいいんだと感じました。

 

「お金は出すけど、口は出さない。」

 

※金融機関に対しての鈴木さんの発言です。確かに金融機関はお金を貸すまでの段階は融資するために力を入れるけれど、そのあとの支援は手薄になるかもしれません。また、金融機関の職員の本音の意見はあまり融資先に言えないし、ほめることはあっても悪いことはあまり言わず、あくまでも融資先はお客様という関係にあると思います。

 

一方でmomoは融資先はお客様ではなくて、同じ地域をよくしていく仲間のような関係であるため、自分たちが率直に感じた意見を伝えたり、融資してからの関係がどんどん深まっていき、融資が完済してからも何らかの関わりを持って必要な時にお互いに助け合えるような関係性があると感じます。

 

「アリの目とトリの目」

 

※経営者は自分の団体のことで日々忙しく、さらに日々仕事をして行く中で専門性がどんどんと高まっていくので、アリの目線になりがちとのこと。しかしmomoレンジャーが来て団体に関わり、専門性もなく何にもとらわれない視点から意見をすることはとても有難いとのこと。そういった客観的なトリの目線は、今後もmomoレンジャーの強みになると思いました。

 

2018.08.31

これからのmomoの伴走支援を考える~momoトレ第4回~

momoトレ第4回が5月27日(日)にmomoの事務所にて行われました。

これまでのmomoトレの中では最長の3時間を予定していましたが、それに収まりきらないほど、そしてまだまだ話し足りないほど密度の濃い時間となりました。
  ゲストは横浜からお越しいただいた、元PubliCoの山元圭太さん。現在は「合同会社 喜代七」を設立し、「地域を育む生態系をつくる」をミッションに活動されています。
山元さんは非営利だけでなく、企業、行政、様々なセクターにおけるコンサルに携わってきた伴走のスペシャリスト。知識の広さ深さが圧倒的でした。

 

そんな山元さんのお話を聞き、momoの今後の伴走支援のあり方や、momoという組織と個人の関係性を改めて考えたmomoトレ4回目の様子をお伝えします。

 

▲レンジャーの子供が参加していたり、レンジャーがわざわざ静岡から持ってきてくれたお茶をみんなで飲んだりと、和やかな雰囲気でした。

 

山元さんのお話
はじめにこれまでのmomoトレの振り返りをしたのち、山元さんにお話をしていただきました。なぜこの世界に入り今のような活動に至ったのかという山元さん自身の経歴、また組織の成長フェーズやビジネスタイプのフレームなど、団体支援において必要となる知識的なお話でした。

 

 

印象的だったのは、組織の在り方として問題解決型と価値創造型があるということ。
問題解決型はビジョンとしてゴールラインがはっきりしているけれど、価値創造型はゴールの方角だけ決まっているような組織なのだそう。簡単に説明するならば、前者はゲームのドラゴンクエスト、後者はアニメのワンピースのような組織。momoはどちらかと言うとこっち寄りかなー、なんていう話もしました。

 

そして「伴走支援における提供価値とは客観性だ」と山元さん。
  「相手の方の悩みやお話を聞く中で自分自身もこんがらがって迷路にはまってしまうことはないの?」という質問には「確かに迷うこともあるけれど混乱したらその日はやめてしまう」とのこと。また事前に思考していくことはあまりしていないようで、いかに客観性を大切にしていらっしゃるのかが分かりました。

 

これからのmomoの伴走支援を考える
これまでのmomoトレを通し、また今回のmomoトレの中でも話題になった「伴走支援を行うmomoレンジャーは価値として何が提供できるのか。そもそもmomoという団体として何を残したいのか。」という疑問。

今回のmomoトレで答えが定まったわけではありませんが、レンジャーひとりひとりが、やりたいことやこの活動にかける想いを改めて思い返し、自分たちなりに答えを考える場となりました。
その思いを胸にこれからも、これまで以上にアクティブに頑張っていきたいと思います。

 

(momoレンジャー ゆっこ)

2018.08.31

これからの1年をつくるmomo合宿

6/23~24にかけてmomo合宿をおこないました。場所は、元momoレンジャーが住職を務めるお寺さん。いつもとは違う非日常空間でmomo合宿はスタートしました。みんなでメンバーが作ってくれた九州料理をわいわい食べたり、夜中までクイズ大会をしたりと楽しい遊びもたくさん行いましたが、一年に一度しかない合宿ということで真面目に取り組んだワークショップについてすこしご紹介したいと思います。

私が担当したワークは合宿のはじめに行なったmomoトレの振り返りです。5月に全4回ゲストを迎えて行ったmomoトレをレンジャーが3グループに分かれ、ワールドカフェというワークショップで振り返りました。

 

 

ワールドカフェはグループメンバー全員がずっと同じ場所に居続けるのではなく、伝え役の一人を残してくるくる人が入れ替わるという形式のワークショップ。話した内容や一人ひとりのアイデアが一枚の用紙に重なっていくので、アイデア出しやイベントの整理に向いています。

 

今回のワークもこれからのmomoを語る上でキーとなる言葉がたくさん生まれました。レンジャーひとりひとりの目からみたmomoトレが集まり、仮想空間の3Dを見るように立体的に振り返られたような気がします。やりっぱなしにするのではなく振り返りをおこなうことで、あのワークの際メンバー一人ひとりが何を考えていたのかが分かりました。またmomoトレから少し時間が経っている為、momoトレをベースとしてその間にあった活動や生活の中で追加された考えや新たな発見なども多く見られました。

 

 
次に、レンジャーのゴリが行なってくれたのはサブパーソナリティトランプというツールを使ったワークでした。トランプ はハートタイプ「社交家・目立ちたがり屋」「賞賛・承認」、ダイヤタイプ「友好家・イエスマン」「受容・所属」、クラブタイプ「理論化・理屈屋」「安全・正確」、スペードタイプ「実践家・独裁者」「達成・決断」という性格のペルソナを表した4タイプあります。

 

 

進め方として、まずは自分で自分の性格に近いトランプを10枚選びます。次に他のメンバーから自分の選んだ10枚以外から自分の性格に近いトランプをみてもらい、あーだこーだ話しながら4枚追加をしてもらいメンバーとのキャッチボールの中で修正を入れます。最後にメンバーに手をいれてもらったトランプを見ながら本人が感想をいうというものです。自分が思っている自分の性格と他人から見た自分の性格は意外と異なることも多く、カードを貼り付けた途端ざわつく場面もw。でも、理由を話し対話をしていく中でなるほどと思ってくれたようです。

 

 

このワークなかなか面白く予定より長引いてしまいました。ワークを通して自分の人格や行動特性を知る(自己理解)とともに、同時にメンバーの人格や行動特性を知る(他者理解)ことで、自分や周りの足元をみつめなおすことができました。今後ワークで得たものをそれぞれの自己実現へつなげていけたらといいなと思います。
 
■編集後記

momoではレンジャーmtgの際ワークショップ形式でおこなうことが多くあります。それは根底に「対話こそ唯一平和に世の中を変えることができる手段である」という考えや文化があるから。日本の義務教育ではあまり対話の重要性を積極的に指導されないので、自分の意見を言うのは責任が伴って面倒くさいとか恥ずかしいというメンバーも中にはいるかもしれません。でも、わたしは思うんです。意見のやり取りというのは本当はとても面白くて気持ちいいことなのだ、と。伝え合うことの大切さをメンバーとこれからも共有していけたら素敵だなと思います。

(momoレンジャー まなみん)

 

2018.02.28

特集:momoレンジャーが融資先でワンデイシェフに!?

こんにちは。momoレンジャーのゴリです。

今回は、momoが融資した一般社団法人「しん」が2016年11月に開設した「コミュニティカフェかかぽ」と、その中のサービスである「ワンデイシェフ」を利用している私が感じていることについてお話します。

 

〇 一般社団法人しんって?

 

 精神・発達障害がある方の社会参加を全力で応援する団体で、名古屋市西区を中心に活動を行っています。「出会い・つながりが最高の社会訓練」「一番身近な社会参加の場の提供」「全ての人に役割を」という理念のもと、①地域活動支援センター(地域活動支援)、②地域自立支援センター(生活訓練)、③夢叶レンジャー(ボランティア活動)、

④コミュニティカフェかかぽ(就労継続支援B型)の4つの事業を行っています。

 

〇 コミュニティカフェかかぽ(以下かかぽ)って?

 

 地域社会の中での「たまり場」「居場所」となり、人と人を結ぶことを目的としたカフェです。地域の方が出会い・つながる場として、情報発信の場として、気軽に集える場として、ただのカフェとしてだけではなく、皆さんが集まって、自由な活動もできる場所です。

喫茶店、レンタルルーム、レンタルボックス、ワンデイシェフ、喫茶ギャラリーなどのサービス・スペースがあります。地域活動がしたいが、集まる場所がないという方はぜひご利用ください。

 

〇 ワンデイシェフって?

 

 カフェスペースでお客様に自分の料理を提供できるサービスです。値段やメニューの設定はすべて自分が決められるので、ランチを作ったり、デザートを出したり、お店をやってみたい方、お料理が好きな方にオススメです。

 

〇 私のかかぽでの関わり方

 

 私は料理を作ったり、食べたり、誰かに食べてもらうことが好きで、かかぽに出会うまでは自宅に友人を呼ぶことで料理を振舞っていました。確かにそれで来てくださった皆に料理を提供でき、交流もでき、楽しい時間を過ごすことはできましたが、もっとたくさんの方に自分の料理を提供したいという気持ちがありました。

 

そんな中、2016年11月しんさんの完済記念パーティでワンデイシェフのお話を聞いたときに、「そんなサービスがあるのか!」と衝撃を受けると同時に、本当にワクワクが止まりませんでした。そして、その場で即決で利用しますと宣言しました。しんさんには私の一つの小さな夢をかなえてくださって、本当に感謝しています。

 

 現在、月一度ではありますがかかぽにてお料理を提供しています。先日の12月には、以前momoのプロボノでお世話になった「momoチーム」の皆様にきてもらい、久しぶりにお互いの近況を報告したりできました。このような空間を実現できることもかかぽの魅力の一つだと実感しています。

 

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momoプロボノメンバーの皆様のご来店に感謝!

 

〇 カフェスペースの様子について

 

 カフェスペースは、10時に開店し、客足の様子を見ながら16時30分前後に閉店します。ご来店するお客様は地域にお住まいの方であったり、平日だと周辺の会社にお勤めの方であったり、誰かの知り合いであったりと、老若男女問わずいろいろな方がいらっしゃいます。また利用目的も様々で、誰かと喋りにくる方や、ランチを食べにくる方や、自分のワークを行う方などがいらっしゃいます。

 

 ワンデイシェフの日は、基本的にはシェフが自分のメニューを調理し、その他のカフェメニューはかかぽのスタッフが調理します。カフェスタッフは常駐2~3名で、注文受けや配膳、片付けを分担しています。書き入れ時の12時前後は、同時に4~5人からの注文を受けることもあり、焦る気持ちと闘いながら確実に一品ずつ美味しい料理を提供できるよう心がけています。

 

また、忙しいときはスタッフの方がスムーズに仕事に集中できるよう、明確で具体的な指示を出したり、注文を再確認したり、スタッフの動線を避けたりするようにしています。13時過ぎになるとようやく多忙の波も落ち着き、スタッフとお互いの健闘を称えあっています。

 

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▲一段落した後は際はスタッフとカフェトークで盛り上がっています。笑顔で働ける空間が大切です!

 

〇 かかぽをとりまく人たちの今後の展望

 まずお客様には、これからもどんどんかかぽのサービスやスペースをご利用・ご活用してもらいたいと思います。かかぽにはいろいろな目的を達成するサービスがたくさんあります。それは単にランチを楽しむだけでなく、誰かと時間・空間を共有したり、自分の作品をお披露目したりと、自己実現をかなえてくれる場所でもあると考えています。

 

 スタッフの方は、就労継続支援B型として、これからの自分がどうありたいのか、そのために何をすべきなのか、身近なことからできることを考えて行動していただければと思います。

 私自身は、かかぽをよりよい空間にするためにスタッフやお客様のためにできるあらゆる手段を尽くそうと思います。スタッフの方にとって働きやすい環境を作ること、お客様に気軽に足を運んでもらえる空間を作ることが私の役割です。そのために、目配り気配り、料理の質、提供時間、おもてなしの心構えなどやることは山ほどありますがひとつずつステップアップしていきます。

 それぞれがそんな思いをもってかかぽという空間を作り出していくその先には、皆で小さな地域社会を盛り上げているんだ!という実感を持つことができるではないでしょうか。

2018.02.28

特集:ワクワクいっぱい!!スピリット完済イベント!!

こんにちは!momoレンジャーのはるこです!

2017年11月12日、株式会社スピリット(以下、「スピリット」)の完済イベントを行いました!
 

スピリットは、高山市で堆肥製造や畜産の総合コンサルテーションに取り組む、momoの46件目の融資先です。

「momo×moriwaku café 畜産たくさんトーク ~森と野菜と人の「ワクワクする関係」を考える~」と題して行った、このイベント。林業、畜産、農業の若手フロントランナーが集まり、森と野菜と人のまだ見ぬ関係にワクワクする時間になりました。

 

■林業・畜産・農業はワクワクがいっぱい!!

 

 突然ですが、みなさんは、「畜産」や「農業」、「林業」と聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

 今回イベントは、私たちのイメージを覆す事業を行う3社をゲストに迎え行いました。

 まずは、momoの融資先でもあるスピリット。その事業は「畜産」から始まり、どんどん広がっています。
 畜産の中でも、主に牛の環境改善コンサルタントを行っています。その畜産の糞を利用した堆肥「みな土」づくりを行い、その販売も行います。この堆肥を使えば、家庭でも簡単に野菜作りができるんだとか。

 

 そして、「みな土」を使った野菜の栽培と販売、野菜を使用した飲食サービスの展開も始まっています。
 はじまりは畜産ですが、農業、そして、飲食とつながっていて、スピリットの事業はまだまだ広がっていくように感じました。

 

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▲スピリットの藤原さん。農業だけでなく、ミュージシャンととしての顔も持つ魅力いっぱいの方です。

 

 スピリットとコラボしたのは、林業・農業の分野で第一線を走る2社。

 1社目は、飛騨五木株式会社(以下、「飛騨五木」)。「2035年には木が当たり前に身近にある社会に」というビジョンを掲げ、林業をもっと身近に感じられるような取り組みを行っています。
 例えば、「衣食住学遊」の場面で利用できる商品の開発やサービスを行ったり、日本の森林業がもっとワクワクするようなポータルサイト「日本の森がもっとワクワク」を立ち上げたり。

 今回会場となったmoriwaku caféの運営もビジョン実現のための事業の一つ。店内にはなんと日本全国47都道府県の木材が使われているんです!!木の香り漂う癒しの空間は、木を身近に感じさせてくれます。
 今後も、日本の森がもっとワクワクするような事業を行っていく予定だそうです。

 

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▲飛騨五木の井上さん。林業のこれからは可能性に溢れています。

 

 2社目は、マイファーム株式会社(以下、「マイファーム」)。「自産自消のできる社会」を目指して、農作物の生産・流通・販売まで行っています。
 そのほかにも、体験農園や農業大学校の運営をはじめ、農業コンサルティングや農業分野のCSR活動に参入する企業の支援など、「農業が楽しい」を広める活動も行われています!

 

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▲マイファームの久納さん。この表情からも農業の楽しさが伝わります。

 

 3社の事業紹介を聞いた参加者の方に感想を伺うと…?「農業のイメージが180度変わりました…」と驚きを隠しきれない様子。

 

■農業・林業のこれからは…?

 

続いて行ったのは、トークセッション&フロアディスカッション。

違う分野で活躍する3名にそれぞれの立場からこれからについて語ったり、参加者の質問に答えてもらったりしました。

 

「牛を育てる」「木を切る」「野菜を育てる」
農業や林業と聞くとそんな言葉しか浮かんでこなかった私は3社の語る「未来」にワクワクしっぱなしでした。

 

家庭でできるように、「みな土」の販売を行うスピリット。
林業についてきちんと学ぶことができるように、林業の大学を作ろうと試みる飛騨五木。
減少していく農家がやめないように、新しく農業に取り組み始める人が続けてくれるように、コンサルティングを行うマイファーム。

3社ともにあった「つなげていく」ための取り組み。
生きていくうえで必要不可欠な「食べる」「暮らす」に関わる分野だからこそ、きちんと残していくことが大事になるんですね。

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「これから」の話にゲストの3人もワクワクが止まりません。

 

■「ひだごぼくのうた」でフィナーレ♪

 

そろそろ会もお開き…
と思ったら、おもむろにギターを取り出したスピリットの藤原さん。

「最後に一曲…」

と自作の「ひだごぼくのうた」を披露してくださいました。
独特のリズムと頭に残る歌詞が印象的なこの歌。

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帰り道に口ずさんでしまうほど、耳に残るすてきな歌でした♪

 

「畜産」「林業」「農業」にとってもワクワクした1日。
木や野菜が今よりも身近にある社会は、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。そして、それを作っていくのは、3社だけでなく、私たちだと思います。

春が来たら、「みな土」を使って野菜を作ってみようかなと思う、はるこでした。

2018.02.28

特集:完済・新融資先記念イベント!? 〜 One Lifeとこみゅこみゅの○○な話〜

2018年1月19日、momoの融資先「一般社団法人One Life」さんの完済と、2017年12月に新しくmomoの62件目の融資先となった、「一般社団法人こみゅこみゅ」さんのお披露目イベントを、こみゅこみゅさんの事業所、「べーすはうす」にて合同で開催しました!

 

One  Lifeさんは、障がいを持った小学生から高校生に対して運動能力の向上やコミュニケーション能力を養うことを目的とした福祉事業・放課後等デイサービスを行っている団体です。momoでは以前にも記事に取り上げたことがあります!

こみゅこみゅさんは、地域で生活して、様々な人と関わって、日常生活の充実や、自立に向けたステップアップのきっかけを作るため、一人一人のニーズに沿った活動の支援の仕方で一緒に考える場を提供している団体です!

 

イベントは軽い自己紹介とあいさつから始まり、まずはOne Lifeさんの生い立ちと今の仕事について聞きました。「一度きりの人生をより楽しく、より豊かに」。One Life代表理事の鈴木さんの熱い思いが感じられました!

 その次に、こみゅこみゅさんの生い立ちと今の仕事についても聞きました。「本人の可能性を拡げる」。こみゅこみゅさんの理念です。言い方こそ違えど、目指すものはどちらにも近いものがあるように感じました。

 

紹介とあいさつが終わり、次は参加者の質問を題材にしたトークセッション!!

事業を始めていくにあたり辛かったことや、それをどうやって乗り越えたか、今の課題と今後の課題から設立以前の仕事での苦労まで、たくさんのお話を聞くことができました。彼らが自立してまで成し遂げたかったこと、「すべての人に、いま一歩踏み出そうとしている人に、踏み出す手助けができる場づくり」。そのために本気で努力してきたしこれからも努力していくのだと知ることができました。

 

最後に、班をランダムにいくつか分けてのフリートークタイム!!!

いろいろな話題を通して、 One  Lifeさん、こみゅこみゅさん、そして私たちmomoとの親睦を深めることができました!

 

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▲「べーすはうす」にて、フリートークタイムを楽しむ様子。

 

 彼らは、大変なことも予期せぬハプニングも、時に助け合いながら乗り越えてきたことで、今こうして活動できています。この記事を読んでいる私たちにできることはなにか。そういった団体があると知ること。誰かに伝えること。出資という形で援助すること。方法はいろいろあります。どういった形であれ、支えあいながらも前に進んでいくことができる社会。私は素敵だと思います。

One  Lifeさんとこみゅこみゅさんの今後のさらなる活躍に期待!

2017.11.30

特集:史上最強組織現る?!レンジャーで”いい組織”について考えてみた。

みなさん、こんにちは。momoレンジャー兼momo理事のまなみんです。momoでは毎年6月にmomoレンジャーで合宿を行っていすが(※2017年6月に開催した合宿の様子はこちら)、その際、私はうっかりmomoを「最強の組織」にする!という抱負を発表してしまったから、さあ大変。とりあえずミーティングだ! とレンジャーに呼びかけて、「強い組織とは?」「素敵なチームとは?」など”いい組織”についてブレスト会議をすることになりました。
 
レンジャーのみんなに集まってもらったものの、”いい組織”というテーマが大きすぎて何から話し始めたら良いものか…。そこでまず、それぞれが所属している組織について、どんな構造で、どんな仲間がいて、どんな雰囲気なのか、組織についてどう思っているのかを共有してみることにしました。
 
最初に、レンジャーのゆっこが、所属する部活について話しはじめました。
(※以降、議事録風ですが、それぞれの発言をかなりアレンジした内容でお送りします。)
 
 
ゆっこ:私はスポーツ系の部活に所属しているのだけれど、入った理由は高校でも同じ競技をやっていて経験があったから。先輩から誘われたので、特に何も考えずに入部しました。練習時間や部の雰囲気、OB・OGとの距離感など、具体的な説明はなかった気がします。歓迎会後、数週間は楽しく過ごすことができましたが、入部後しばらくしてあれ?と思うことがいくつか出てきました。
 
まなみん:違和感があったんだね。具体的にはどんな?
 
ゆっこ:「なんとなく」という軽い気持ちで部活に入ってしまったのですが、そもそも周りのほとんどの友人が、大学では部活には所属していないことに気づきました。高校では全員なんらかの部活に所属しなければならなかったこともあり,大学でも部活に所属する人がたくさんいると思い込んでいました。周囲の友達が、たまにサークル活動して、そこそこバイトして、毎日楽しそうに過ごしてる中、なぜ自分ばかり高校のスポーツ部の延長のような、厳しい練習を毎日行なっているのだろうと思いました。
 
まなみん:そういうことあるある。知らないって怖いよね。
 
ゆっこ:知らないわたしにも非があるけどね。活動するうちに、部の内部体制やあり方にも疑問を持ち始めました。伝統的にすべての部員が全国大会に出場することが目標になっていて、他の目標を持つことが許されない雰囲気がありました。たとえ組織に所属してみんなで活動していても、それぞれ自分で設定した目標に向かって活動に取り組んでいいはずです。びっくりしました。
 
ながちゃん:確かにね。目標の押し付けは辛いなー。そもそも全体の目標なんか設定する必要あるのかな?学習や習得のペースは全員異なるからね。
 
 

いい組織①
会議の様子。

 
 
はるこ:部全体の目標はあってもいいと思うよ。わたしの所属するスポーツ団体も特定の大会で1位をとることが団体としての悲願なの。確かにメンバーの人数が多い分、モチベーションにはバラツキがあるけれど、同じ目標があるから気持ちをひとつにして、みーんなで目標へ向かってがんばれるというのもあるね。
 
たつや:自分で立てた目標を元に納得感を持って活動することができたら理想的だよね。メンバーそれぞれモチベーションは違うし、それを高め合いながら活動できたらすばらしいけれど、そのためにはどうしたらよいのだろうか。
 
ゆっこ:他にも疑問に思うことがあるんです。OB・OGとの懇親会で部長は,瓶ビールを一気飲みしなければならないというアルコールハラスメント的な風習があったり。週4日練習に参加しないと疎外感があったり。
 
たつや:問題が山積しているね。会社でもそういう理解しがたい風習あるよね。エクセルで作成した予算書を再鑑者が電卓で確認し直すとか。非効率だよね。
 
まなみん:伝統や風習を守ることは別に悪いことじゃないと思うけれど、未来を見据えて組織がより良くなるために、続けることとやめるべきことを整理しないといけないってことなのかもね。瓶ビール一気飲みの強制なんて、現代では社会的に恥ずかしいことだからやめる、とかね。
 
ながちゃん:少し話が逸れるかもしれないけれど、いままで話したこと全部とは言わないまでも,その多くは”がっこう”が組織のマイナス面を作り出してしまっているんじゃないかな。組織課題の原因は学校教育の制度疲労にある気がする。
 
大げさかもしれないけれど、既存の学校が部活を推奨する、または強制することで、子どもたちを社会や地域から隔離して、社会との接点を薄くさせて、管理しやすい人材に育てている気がしてならないんだ。部活や学校の伝統やルールは、それがたとえ社会的にはおかしいものであっても、「守ることが当たり前」という刷り込みの機会になってしまっていて、それが次の問題を生んでいる気がする。そうしたさまざまな学校の規制や風土が、”がっこう”という一種の社会正義を生み出し、組織の構造的な歪みを生み出してると思う。
 
はるこ:私が所属しているスポーツ団体の例だと、1年生はなにもわからないから、みんなこの組織というもはこういうものだと思って無我夢中でついていく。これはどうもおかしいなと思い始めるのは2年生になってから。3年生はもうその違和感を上回るほどの居心地の良い地位に安住して、誰も意見しないという悪循環が起きているように見える。
 
たつや:まるで成長意欲を食い物にしたブラック企業のようだね。知識や経験がない新人は組織に潰されてしまうのかな。
 
まなみん:組織に階層なんていらないのかもね。フラットな組織がいいんじゃかな。組織デザインがいい組織になるかその逆になるのかの分かれ道かもね。
 
ゆっこ:図にすると円のような組織で、真ん中にマネージャーや進捗管理する人を組織の支柱として置いて、他のメンバーは対等な関係ってのはいい組織デザインかも。
 
たつや:うん。そうだね。組織デザインの他にも、会社のような組織だとメンバーの雇用形態にも、いい組織に近づくヒントがありそうだよね。例えば、雇用形態の種類には、ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用というのがあるんだ。ジョブ型雇用というのは、やることが決まっていて得意なことだけやってくださいという契約。プロジェクトベースで雇用されることが多く、プロジェクトが終了するとともに雇用が終了するので、収入は安定しない上に、求められた能力を必ず発揮しなければならないので、スキルに自信がないとできないかもしれない。けれど飽き性で集中力にムラがあったり、ルーティンワークができない人にはいいかもね。毎回違ったメンバーと仕事できて定期的に新しい刺激を受けられるのもジョブ型雇用の醍醐味かな。メンバーシップ型雇用は日本でよくみられる雇用形態で、”プロジェクト”に所属するのではなく、会社そのものの”組織”に所属するという意味合いが強い雇用形態。得意なこと以外もやらなきゃいけないという契約なので、時には本人の希望や得意なこととは関係なく、人事により畑違いの部署に配属されることもあるけど、その分賃金はジョブ型雇用に比べると一般的に高く設定されてる。雇用してから組織の中でメンバーを教育するという意識が強いので、同じ分野で成長を望む人には向いているかもしれない。どちらが良いのだろうね。僕は飽き性な方だから、ジョブ型雇用のほうが合っているかなと自分では思うけれども。
 
一同:なるほど。
 
 
ここで時間終了。話し合いは次回へつづく。
 
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▪️執筆後記
 
ここはいい組織だ!と自信を持って言えるような集団は意外に思いつかない。いい空間、いいお店、いいサービスは思いつくのに、いい組織となると途端にわからなくなる。不思議だ。多分それだけ私たちは日々受け取っているサービスや商品や支援や制度の作り手に対して目を向けていないってことだと思う。試しに”いい組織”と検索サイトに打ち込むと約 16,600,000 件ヒットした。所属する組織、おつきあいのある組織、いつもサービスを利用する組織。私たちは日々さまざまな団体、会社、集団に触れながら生活をしていて、現代社会においてはどこかの組織を懐柔させないと日常生活を送られなくなっている。みんな組織のあり方には少なからず問題を感じているらしいが、どうやら理想の組織にはなかなか出会えていない。そんな印象を受けた。
 
実はこのミーティングに際して、私がひっそりと用意してきた仮説があった。それは、みんなから支持される素敵な組織は、(1)いい会議ができる、(2)いい目的がある、という2つの要素があるというものである。みんなが共有できるすばらしい組織ビジョンがあり、その一番星に向かってメンバーの誰もが納得しうる意識決定を毎回行っていれば、自ずとすばらしい組織になれるのではないかと自分勝手に仮説を立てていた。だが、いざ発表し、話し合いを始めると話は全く進まない。まずいい会議がどんな会議かわからない。ゴールがある会議、方法手順が決まっている会議。活発に議論している会議。心地よい会議。心地よい会議ってなんだ?誰にとって心地よい会議?…。終わらない。どうやらこの問い対してはもう少し深く具体的な問いが必要なようだ。
 
今回の会議はワールドカフェのように机に模造紙を敷き、メンバーが自分の意見を模造紙に思うまま記入しながら会話や考察を積み上げていくという方法をとった。記事執筆の為、模造紙を見返そうと広げてみると、真ん中に「ハッピーバースデイ」の赤い文字(ミーティング当日が私の誕生日でした)。執筆がんばってね!そして締め切りよろしくね!の意味が込められているだろうその文字に苦笑しながらも、ミーティングの場でこのようなユーモアを表現できる組織がきっといい組織ってやつのヒントなんだろうか、とふと思った。
 
 
(momoレンジャー まなみん)