2025.11.03

みなさんこんにちは。
新momoレンジャーのおのじです。
今回は私の自己紹介をさせていただきます。

■momoレンジャーに参加した背景
私は20年以上サラリーマン生活をし、いまは単身赴任で岐阜で暮らしています。毎日、地域のニュースや人の思いを伝える仕事をする中で、ふと考えるようになりました。「なぜこの土地で事業を続けるのだろう」「なぜこの町で暮らすことを選ぶのだろう」と。
気がつけば、自分の“第二の人生”をどう生きるかを考える年齢にもなりました。考えても名案は出ません。ならば「とりあえず動いてみよう」と思い立ちました。地元で頑張る人たちに会えば、きっと何かが見えるんじゃないか。そんな、半分好奇心、半分人生相談のような気持ちでした。
そんなとき、momoのホームページを見つけました。資金に苦労しながらも、momoの支援を必要としている事業者の皆さんの話を読み、「こういう後押しをする人になりたい」と心が動きました。
地域には、数字では測れない“ぬくもりの経済”があります。momoの活動を通して、その熱を感じながら、地域とともに未来をつくる一員になれたらと思っています。

■レンジャーとしての抱負
地域には、いろいろな悩みを抱える企業があります。そこに必要なのは、必ずしも“お金”だけではなく、“伴走者”かもしれません。ちょっと困ったときに、少し手を貸してくれる。話を聞いてくれる。そんな存在です。少しの人手があれば、夢を形にできる。面白くできる。頑張れる。そう感じています。
お金を貸すだけではなく、一緒に走りながら背中を押す。momoの活動には、まさにそんな温かさがあります。私もその一員として、地域の挑戦を支える力になりたいと思っています。
■参加をしてみて
オンライン会議に参加させていただいて、皆さんの「支援先を何とかしたい」という情熱に圧倒されました。会話のひとつひとつから、現場の空気と温度が伝わってきます。
なかでも素晴らしいと感じたのは、レンジャーの皆さんが支援先と同じ目線に立って、悩みを一緒に考えていることです。上からではなく、隣に並んで「どうしたらうまくいくだろう」と頭をひねっている。その姿に、伴走支援の本当の意味を見た気がしました。
まだお披露目パーティーには参加したことがありませんが、支援先の皆さんが晴れやかに発表する姿を見るのを、いまから楽しみにしています。あの瞬間こそ、地域の未来が少しだけ前に進む瞬間なんじゃないか、そんな期待を胸に、私もできる形でお手伝いしたいと思っています。
2025.10.27
こんにちは。momoレンジャーのながっちです。
今回はmomoレンジャーについて知っていただくため、3人のレンジャーによる座談会を開催しました。座談会のテーマ(話したいこと)をそれぞれが持ち寄り、「どのような青春時代を過ごしたか」「東海地域について」など、ざっくばらんにお話しました。
どんな青春時代を過ごしてきた?
ひらっち
高校生の時は部活を3つ掛け持ちしていました。 放送部、パソコン部、科学部。部活を3つ掛け持ちする一番の問題は文化祭。部活を優先するとクラスの行事をすべて犠牲にすることになります。文化祭が終わった後にクラスのみんなで打ち上げ的なものをやるが、私はほとんど参加していないので打上げに行っても居場所がなかった。もともと学校は授業が選択制で、クラスという縛りがそもそもあんまりない学校だった。なおかつクラスの行事も文化祭はほとんど参加しなかった。クラスの輪にとらわれず、自分のやりたいように生きている、そんな青春時代を送っていました。 ある意味、それは今にも通じるところはあるのかもしれません。 もし自分に子供ができたら、もうちょっとクラスにコミットして頑張れよというふうには、父親として伝えようかなとは思っています。
キャリー
私はスイスの日本人学校に3年間通っていました。あまり地元が好きじゃなくて、外に行きたいという気持ちが強かったのですが、英語が得意でもなかったので、日本人学校を受験しました。英語が上達したいというよりはヨーロッパの文化が好きというのと、いきなり現地校にいくのはハードルが高かったので、ちょうど良い学校がある!と思い。私は部活で言うと、水泳部、バスケ部、合唱部、アート部、美術部をかけ持ちしていましたが、それぞれ週末に1回くらいしか活動していなくて、学校が終わったら寮に帰るだけなので、エンタメがとにかく少なかったです。数少ないエンタメをみんなで共有して楽しみました。もう一度、高校生をやり直すことになったら絶対同じ学校に行くと思う。海外経験をするにあたって、視野を広げようというテンションは子どもにはないので、強制的に全然違う環境が行くという経験は視野を広げるきっかけをくれると思います。
小雪
高校に入学してから勉強に苦手意識を持つようになって、高校時代は部活(陸上部)の存在が大きかったと感じてます。高校3年生の夏の大会が終わって、受験勉強の方に切り替わった時に、部活がなくなってしまって、どうしようという気持ちに。ただ、高校3年生の夏に体育祭の準備が始まったときにマスコットを作るチームに誘われ、参加し始めたら楽しくなって、最終的には自分が積極的に呼びかけるような立場になっていました。意外と勉強よりもそういう経験の方が、社会人になってから役に立っている気がします。自分たちで決めて、自分たちでやりきるという経験はすごくよかったと思っています。
東海地域に対して、どう思っている?
小雪
キャリーはいろんな地域で生活してきたけど、この地域に対してどういうことを思っていますか?
キャリー
私が留学していた時は、岡崎は外国との関わりが一切ない地域というイメージでした。だから私が留学するって言った時に先生にも止められたし、グローバルであることを断絶している地域だと思っていました。今も岡崎市に住んでいますが、地元が好きな人が多いから、結婚や就職しても全然外に出ていかない。しかし自分が留学とか行かなくても、実は海外から仕事をしに来る人は結構周りにいるってことに気がつきました。愛知は工場も多いし、岡崎市は生理学研究所もあるので、幅広い国から人がきているんですね、昔から。自分が気づいていなかっただけで。
小雪
関わっている駅前再開発のプロジェクトで市民の方たちとワークショップを重ねていますが、そもそも財政的に余裕がなかったらそういった取り組みはできないと思うので、未来に向かって余力がある地域なのではないかと感じています。一方で、お父さんは警察にお世話になっていて、お母さんは日本人ではない方で、子どもがネグレクト状態で住んでいたところを追い出されて困っている家庭をケアしているという地域で活動する団体のお話を聞いたりもします。そういった困難な家庭が昔より増えている印象があります。そういう状況がこの地域でも、どの地域でもあるということを、地域の人たちと共有できるかどうかがすごく大切なんじゃないかと思います。さまざまな活動をしている団体と関わる中で、いろいろなことを考えるヒントをもらえていると感じます。
ひらっち
今まで広島市、高松市、郡山市、名古屋市と4つの町で生活してきたけれども、町のカラーが違うと思う。名古屋市って本当に恵まれている。例えば道路がものすごく便利で、都市ガスもすごい。 私が住んでいた時、広島市は少し郊外に出ると都市ガスなんて来てなかったですし、郡山市も同じでした。名古屋は地下鉄、バス、道路など入り口側のところで差はあると思っています。将来子どもができたら、ずっと名古屋で生まれ育つことになるのでしょうけれども、一回ぐらい名古屋を離れさせたいと僕は思っています。
故郷のありがたみとか、いいところ悪いところというのは、一回離れないと絶対に分からない。 そういったことをいつも思いながら、名古屋という街を見ています。こういうふうに変化する街というのは、やっぱり発展している証拠ですよね。 今は広島の開発が進んで、僕がいた頃と比べて全く別世界になっていますが、変化があるというのは発展していること。 それはやっぱり改めて感じます。名古屋にいると、名古屋の町で今こういうことをやってますという話が結構入ってきます。そういう人たちと一緒に何かをやりたいという思いはあって、一緒にいるとやっぱり面白いんですよね。前向きなんですよ、そういう人たちって。そういう視点があるのは、自分がいろんな街で、いろんな団体、いろんな人がやっぱり関わってきているから感じられることもあるのかなというふうに思うことはあります。
せっかく縁があって、名古屋で生活させてもらっているので、もっと面白いことをやっていきたい。岐阜県で対話型鑑賞のイベントを一緒にやる仲間も、岐阜県美術館に過去関わっていた時に、一緒になって汗を流していた岐阜の仲間たちなんですけれども、人との出会いを大切にしながら、面白いことを地域に何かプラスになることをやっていけたらな、というふうには思っています。
この地域の未来について、もう少し語ろう!
ひらっち
僕はふるさとを出て転々としている人間なんですけれども、むしろ僕は出るのは大歓迎なのかなというふうに思っています。いろんなところを経験して、そこで得た経験というのは子育てにも生きてくると思っています。 じゃあどうしたらいいのかなって考えた時に、 愛知を出た人たちが例えば出産とかで名古屋に戻ってきやすいような雰囲気を作るのが一番いいと思っています。例えば実家で出産したら子どもも一緒に愛知県に居つくような、そういった仕組みをつくることができればいい。お母さん自体もやっぱりずっと地元にいたわけじゃなくて、いろんな町にいた経験があるから、子育てに生かせる部分もあると思うし、そういう方が僕はいいのかなと思っています。出産でいうと一番のネックは多分病院の環境であったり、出産費用だと思うんですよね。愛知県ですごく出産しやすい、手厚いぐらいになれたら、個人的にも最高です。
キャリー
子育てがしやすいとかじゃなくて、仕事の都合上、転入してきている人が多いというイメージ。やっぱり仕事がでかいんじゃないかなと思います。 どこに仕事があるかということ。 意外に生活面の政策って思っているほど、移住に対してあんまりアプローチできてないんじゃないかなって思うんです。私は転入してきたママさんたちと「愛知のこの辺の地域って子育てしやすいらしいですね」のような話をした時も、みんな知りませんでした。
例えば、長久手は支援がたくさんあって、子育て世代に優しいと支援側の人はみんな思っています。 だから、長久手のような支援をしてくれたらいいとか言うんだけれども、市民からしたらそんなに関係ない。だから行政がすごい投資をしてくれたとしても移住してくれるということはあんまりないんじゃないでしょうか。
愛知県は車で移動できる範囲が広いから、正直そこの自治体でしかないというものがあったとしても、みんな車で行きます。多分それよりも通勤のほうが重要で、あとは両親がどこにいるか、子育てを手伝ってくれる状況にあるかとか、そういうことが一番大きな要因で、家を買ったり、移住している気がしています。
ひらっち
確かにそうですよね。まあ、今いる人たちが快適じゃないと移住してくれても、まあ最悪すぐに出てっちゃいますね。
小雪
20代前半の女性が東京に流れているのはどの地域でも共通していて、それは魅力的な仕事が東京に集まっているからというのが理由だと思っています。私の周りでも大学から東京に行った子は戻ってくる子もいるけれど、そのまま東京で就職して、なおかつそこで10年も暮らしていたら、出産のときだけ地元に帰ってきたとしても、東京で定着して住むのが当たり前になっています。
最初のきっかけは、どこに魅力的なやりたい仕事があるかに引っ張られていると思っています。でも、就活でどれだけ地域の魅力的な会社(特に中小企業)に出会えるかというとかなり難しいと思います。地域に大きな企業じゃなくても魅力的な企業や仕事がたくさんあることを子どもたちに見せられるかが、すごく大事なのではないでしょうか。
また、NPOやソーシャルビジネスに関わっていて感じるのは、東京だと新卒でNPOに就職することが選択肢として増えているけれど、この地域ではそういう選択肢がまだそれほど選ばれていません。10年前、20年前に比べたら状況は変わってきていると思いますが、NPOやソーシャルビジネスに目が向けられる状況をどう作れるか、考えていきたいですね。

最後にみんなで写真を1枚
まだまだ話は尽きませんが、座談会は一旦ここまで。
こんな思いをもったレンジャーが試行錯誤しながらも未来志向で活動しています。レンジャーについて少しでも知っていただけたら嬉しいです。(ながっち)
2025.09.15
こんにちは。momoレンジャーのあーちゃんです。
今年も夏の恒例行事、momoの定時総会がリアル&オンラインで7月26日に開催されました。
おなじみの出資者や新たな出資者、融資先、現役・OBのレンジャーが集まり、和やかな雰囲気のなかで総会スタート。
momoらしい顔の見える空気感があり、形式ばった総会というよりは「年に一度の大きな同窓会」といった感じでした。
(総会に参加されたみなさん)
今回のトピックは、昨年は成立に至らなかった議案も含め、全ての議案が無事に承認されたこと。
そして、今年はmomoにとって特別な年。
10月で設立20周年を迎えることもあり、議案承認後の質疑応答では「周年行事はどんなことをやるの?」「周年行事で出資金を増やす取り組みをしては?」「他の団体と円卓会議を開いてみては?」など、出資者やOBレンジャーが20周年に向けてアイデアを出し合い、まるでブレーンストーミングのような質疑応答に。
今回の総会を振り返ると、momoは厳しい財政状況とボランティアで何とか運営をしているなかで、関わるみなさんがmomoを気にかけ、momoの活動に期待していることをあらためて感じました。
20周年を迎える2025年。momoはこれまでに育んできたつながりを大切にしながら、次の20年へと新しい一歩を踏み出していきます。
(momoレンジャー あーちゃん)
2025.05.24
こんにちは。momoレンジャーのひとみんです。
最近は日中暑いくらいの日もありますね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
momoの第52件目の融資先であった(一般社団法人)One Lifeさんにmomoレンジャーのひらっちと、ひとみんがお話をうかがいに行って来ました。
長年お勤めの職員の森さんがお話くださいました。
(一般社団法人)One Lifeさんは現在、児童発達支援、放課後等デイサービス、就労移行支援、就労継続支援B型、国際交流事業、スポーツ事業を展開されています。
2014年の設立当初の1事業所から2024年には14事業所へ、社員数も9名から92名へ、利用登録者数も32名から648名へと増え続けています。
今回、名古屋市名東区にある就労継続支援B型事業所のJob Lifeさんにてお話をうかがいました。下記写真はJobLifeさんのご利用者様の作られた作品で販売されています。
momoレンジャー
momoからの融資を受けたきっかけは何ですか?
森さん
設立当初は実績がなく、他の金融機関や金融公庫からまだ資金を借りられない状況で、スタートアップの資金調達をと考えていた時にmomoからの融資を受けられることになりました。
融資期間中に行政・金融機関・momoと共同で、OneLifeの事業の社会的インパクトを測る企画をしました。
この企画をきっかけに、信用金庫や公庫から融資を受けることができ、またこの企画は「クローズアップ現代」で取り上げられました。
momoレンジャー
放送の反響などいかがでしたか?
森さん
放送を観た方から寄付があり、その寄付を事業所にある卓球台購入資金の一部に充てさせていただきました。
以前は牧の里スポーツパーク(スポーツを通して子ども達の支援にあたられている放課後等デイサービス)にありましたが、今はJob Life(就労継続支援支援B型)内で、卓球台として、また作業台として使わせていただいています。上の写真にある作業台として使われているのが、卓球台です。
momoレンジャー
momoへの完済後について教えていただけますか?
森さん
ほぼ1年に1事業所のペースで事業所が増えて行っています。
ご利用者様や地域の声に応えるかたちで増えてきました。
momoレンジャー
成長の過程において大変だったことは何ですか?
森さん
人とお金です。
特に人。スタッフの3割は外国籍(ブラジル等)の為、言葉や文化の壁に大変さを感じることがありますね。
momoレンジャー
外国籍の方が多く多彩な支援につながる強みである半面、大変な面もあるんですね。
ところで、岡崎に建設業界特化の就労支援事業所Dサポートさんがありますね。
なぜ建設業界なのですか?
森さん
建設業界も人手不足で困っています。
また、レンテック大敬株式会社さんなど地域のつながりから実施する運びとなりました。
まだ立ち上げたばかりですので、まだご利用者様の受け入れが可能な状況で、いろいろな挑戦をしているところです。
momoレンジャー
パンフレットに「国際こども発達支援センター」の設立を目指すとありますが?
森さん
岡崎にて設立を目指しています。
類似施設は岡崎市内に3カ所程ありますが、外国籍の方向けの施設はなく、より多くの国籍の子に対する支援をしたいと考えています。
momoレンジャー
団体としてのこれからの目標は何ですか?
森さん
会社を大きくしたいという気持ちでなく、ご利用者様や地域の声に応えるかたちでやってきました。
理念である「 一人一人が自分らしく生きることのできる社会の実現」と「一度きりの人生をより豊かに」ということを大事にしていきたいです。
また団体として大きくなっているため、ステージに合った運営方法は常に模索しています。
momoレンジャー
今、力を入れて取り組まれていることは何ですか?
森さん
SDGs活動もその一つです。
リデザインプロジェクトには去年から参加し、今年も参加予定です。
学生のいい案には「OneLife賞」で表彰し、作れるものはJob Life内で作っています。
愛知万博20周年イベントでは、当時の医療スタッフの服を再利用するプロジェクトに参加しました。
SDGsでは、⑧働きがいも経済成長も。⑩人や国の不平等をなくそう。⑪住み続けられるまちづくり、が自社の活動に当たると思っています。
momoレンジャー
パンフレットを拝見していますと、iDeCoプラスで法人補助があったり、かなり福利厚生がしっかりされていますが、プロポーズ休暇とは何ですか?
森さん
プロポーズをする日に休みをとれるものですが、まだ利用した人はいないです…。
成長とキャリアアップの支援、働きやすい環境づくりにいろいろ取り組まれている(一般社団法人)OneLifeさん、これからのますます躍進が楽しみに感じます。
今回取材にご協力いただきました森さん、快く取材を受けていただきました代表理事の鈴木さんはじめ(一般社団法人)OneLifeの皆さま、この場をお借りしてお礼申し上げます。
https://www.redesign-project.com/
つたない文章になりましたが、最後までお読みくださった皆さま、ありがとうございます。季節の変わり目お身体ご自愛ください。
2025.05.01
こんにちは!
momo通信にはとーってもご無沙汰しておりましたが、久しぶりに書かせていただきます、キャリーです。
今回、お披露目会をさせて頂いた融資先・空飛ぶ羊さんは豊田市にあり、私はお隣の岡崎市に住んでいるので、勝手ながら親近感を抱きつつ参加しました。
会場は豊田市のコミュニティスペース ”MAMATOCO”の中にある店舗「KURA」。
築100年古蔵をリノベーションされた場所ということで、味わい深い雰囲気が商品とマッチしている店内はもちろん、お披露目会をさせてもらったコミュニティスペースもとても居心地がよかったです。
お披露目会は、参加者の自己紹介と「自分を動物に例えるなら?」の質問からスタートしました。
私は性格的なところから考えましたが、動物占いの話になり、みんなが自分が何の動物か答えられたという事実(自分の星座を答えるくらい自然に自分の動物を知っていること)に、思わずみんな日本人らしいなぁと思ってしまいました。
メイン企画は、空飛ぶ羊の代表・プレブドルジ アリューンダリさん (以降、ダリさん)がどうして空飛ぶ羊をはじめたのか?そのストーリーを聞くことでした。
正直なところ、私はモンゴルと聞いて「遊牧民」「モンゴル相撲」の2つのイメージしか思い浮かびませんでした…。
ダリさんは、というと、首都のウランバートルの出身の街育ち。しかも幼少期に社会主義から民主主義の移行という稀有な経験をされたそう。ダリさんから語られるモンゴルは、驚きの連続です。あまりにも面白くて、空飛ぶ羊の誕生の瞬間に辿り着かないのではないかと思うほどたっぷり聞き入ってしまいました。
もっとたくさんの人に聞いてほしかった…!そこで、興味深いダリさんのお話をなんと情報会員限定で配信予定です。この機会に会員になることをぜひご検討くださいね♪
そんなディープなモンゴルとダリさんのお話の後には、お店にもお邪魔して、お買い物タイム!
momoレンジャーたちはイベント出店のお手伝いの甲斐があり、スタッフ並みの豊富な知識で買い物を楽しみました。私もまだまだ寒い日々を乗り切るお供として、レッグウォーマーをお迎えさせていただきました。あまりに快適で愛用する毎日です。
(すでに体に馴染み過ぎて、写真で見せられる状態ではなくて…ごめんなさい!ぜひお店やオンラインショップでご覧ください。)
商品そのものの質が素晴らしい空飛ぶ羊ですが、モンゴルとダリさんのお話を胸にする買い物体験もまた格別なものがあり、ぜひもっとたくさんの人に伝わると良いなぁと思うお披露目会となりました!
2025.03.04
空飛ぶ羊さんの星が丘テラス イベントスペースHACOでの出店で数日間のスタッフ体験をしてきました! momoレンジャーのこゆきです。
空飛ぶ羊はモンゴルの遊牧民と繋がっており、環境負荷の少ない彼らの伝統的な暮らしから頂いた天然毛を無染色のまま使って製品にしています。愛知県豊田市に実店舗がありますが、商品をより多くの方に手に取っていただくために全国各地で出店もしています。
今回は年末年始を含めた15日間の長丁場の出店ということで、「momoレンジャーにぜひ手伝ってもらえないか?」と代表のダリさんからお声がけがあり、ながっち、ひらっち、私の3名が参加することになりました。

(▲ 星ヶ丘テラスの出店の様子)
■空飛ぶ羊の商品の特徴
①毛の種類はウール、らくだ、ヤク、カシミヤの4つ!
②すべて無染色!
③すべてモンゴルで生産!
④基本的にすべて洗濯機で洗濯が可能!
店頭に立っていると、お客さんに毛の種類の違いをよく訊かれました。どれもあたたかいので、肌触りや色の好み、ご予算で決めていただけたらとお話していました。
動物の毛を使っているということで、洗濯方法について気にされる方が多かったのですが、基本的に洗濯機で洗濯可能なことをお伝えすると、みなさん安心されている様子でした。
また、すべての商品がモンゴル産であることも特徴で、代表のダリさんもモンゴルの方なので、空飛ぶ羊を通じてモンゴルのことを知ったり、感じたりすることができます。

(▲ 色味、大きさ、長さの違い等で、靴下だけでもかなり多くの種類があります)
■お客さんの特徴
私が店頭に立ったのは6日間でしたが、圧倒的に女性のお客さんが多い印象でした。年代は40代以上の方が多かった気がします。女性のお客さんが多いのは、やはり女性は冷え性などで悩まされる方が多いからなのかなと思ったりしました。
特徴としては、①たまたま通りかかった方 ②空飛ぶ羊の名前は見たことがあるけれど、出店のことは知らなかった方 ③空飛ぶ羊のリピーターだけれども、出店にはたまたま来た方 ④空飛ぶ羊のリピーターで、出店のことも知っていて来た方 の主に4パターンの方がいた印象でした。
■出店で人気だった商品
靴下を手に取っていかれるお客さんが多かった印象ですが、それ以外にもネックウォーマー、レッグウォーマー、腹巻が人気でした。
やはり、首や足を温めて、冬の寒さを凌ぎたいという思いがあるからかなと感じました。
年末から福袋も売り始めたのですが、やはり福袋のお得感に惹かれる方が多く、よく売れていました!

(▲ 大人気だったネックウォーマー・腹巻)
■感想(おわりに)
今回、ほぼずっと屋外の出店で、ときおり雪がちらつくような寒さの日もありましたが、そんな環境下でも、空飛ぶ羊の靴下を履いた私の足元はつま先までぽかぽかでした。
来店された男性のお客さんにも「足元ぽかぽかです」とお伝えしたのですが、「またまた〜。営業トークでしょ」と言われてしまい、全く信じてもらえなかったのが悲しいですが、空飛ぶ羊の商品のすばらしさをリアルに実感できたのがよかったです。
また、空飛ぶ羊のたくさんのスタッフさんと交流できたこともよい機会となりました。
まだまだ寒い日が続きますので、空飛ぶ羊の商品で、心も体もあたためていただけたらと思います。
実店舗のある豊田市のお店やオンラインでも購入できますので、ぜひご覧ください。
https://soratobuhitsuji.com/
2025.02.08
こんにちは。momoレンジャーのひらっちです。
融資先・空飛ぶ羊さんのモデルに挑戦してみました。今回はそのレポートをお届けします。
キッカケは空飛ぶ羊の店主・ダリさんとmomoレンジャーで、ミーティングをしている時のダリさんの一言でした。
「うちの服でモデルをしてくれる、男性を探しているんです。」
これまで、ダリさんの旦那さんをモデルにすることが多かったが、かなり身長が高く、平均的な身長ぐらいの男性で撮影したいとのこと。ちょうど平均身長ぐらいの、ひらっち(175cm)が参加することに。
さらに、ひとみんがモデル、小雪がアシスタントとして参加してくれることになり、3人の撮影チームができました。
撮影場所は空飛ぶ羊さんのお店・KURAの駐車場。
この日の天気は快晴。12月中旬でしたが、暖かい気候で絶好の撮影日和。
早速空飛ぶ羊さんの服に着替え、ダリさんをカメラマンに撮影スタート。
ダリさん曰く、イメージは「木」。まずは2人で木のポーズを取ってみた。

ダリさん「うーん、何か違いますね・・・。ちょっとイメージを変えてみましょうか。」
次は、2人とも白いセーターに着替え、可愛いフェルト生地の動物を持って仕切り直し。

ダリさん「いいですね!!これでいきましょう。ひとみん、ミステリアスな雰囲気がすごくいいです。」
ダリさんは最初、2人とも帽子を深く被り、表情を隠して撮るつもりだったそうです。
やっていくうちに、ひとみんのミステリアスな雰囲気がすごくいいことに気づき、顔を出して撮影することにしました。

服や小物を少しずつ変えながら、撮影は進んでいきます。

ダリさんからの具体的な指示は、ひらっちに対しては「表情を柔らかく」。
ひとみんに対しては「ミステリアスな感じで」。
そして、2人に共通して出た指示は「カメラから目線は外して」。
ひらっちは表情をできるだけ柔らかくしつつ、ダリさんの後ろにちょうどあった、隣のビルの給湯器をずっと見ていました(笑)。
撮影が進むと、ダリさんは突然自分の車から、サングラスを持ってきました。
「ひとみん、これをかけてみて!」

ミステリアスさがより増してきましたね。
さらに、ダリさんはフェルト生地のバッグも持ってきました。
「これ、被ってみてください。バッグなんだけど、帽子にもなるんです。」

確かに、被るにはジャストサイズ。

ダリさんの雰囲気づくりがすごく上手で、笑い声の絶えない、とても楽しい撮影でした。
ここに載せた写真以外にも、ちょっと不思議な動きでムービーを撮ったり、いろいろなポーズで撮影をしました。
空飛ぶ羊さんのInstagramで公開されていますので、よかったらぜひご覧ください。
いろいろな種類のセーターを着ましたが、全て暖かいんだけど動きやすい。次はどんな服かな?と、ワクワクしながらモデルをやっていました。私自身、これまで服については無頓着で、服の良し悪しがよく分かりませんでした。
momoの活動を通じて空飛ぶ羊さんと出会い、少しずつではありますが、素材のいい服の良さを感じています。今では、空飛ぶ羊さんのウールセーターが一番のお気に入りの服になりました。
商品を直接ご覧になりたい方は、豊田のお店やポップアップショップへ是非お越しください。なかなかお店に行けない・・・という方は、Webショップもありますので、よかったらそちらをご覧ください。
私のモデル体験記は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
2024.12.02
みなさんこんにちは。
新momoレンジャーのきんちゃんです。
今回は私の自己紹介をさせていただきます。

■momoレンジャーに参加した背景
私は15年ほど広告代理店に勤務し、CMやカタログなど企業の商品をPRする仕事をしていました。そして中小企業診断士の資格を取得した後に独立し、いまは愛知や岐阜を中心に中小・個人事業主の方へのプロモーションのアドバイスをしています。
また商工会議所などで、これから起業したい人の学び場である「創業塾」の講師を務めております。
起業を志す人の多くが、社会や地域に役に立ちたいという思いをもっている方が多く、その中で自分自身もそのような取組みに興味を持ち調べているうちにmomoにたどり着きました。
私はこれまでの中小企業の方の支援経験から、いいことをしたくても資金調達が難しい、事業の継続にはお金が必要という場面に多く遭遇しており、momoのように地域の”志金”をそのような人に融資するという仕組みにとても共感し参加に至りました。
■今後momoで挑戦したいこと
いま世の中ではスタートアップという新しいテクノロジーや技術を使って会社を興す人が増えており国もたくさんの施策を用意して支援しています。
一方、地域や社会では生きること、生活することが困難な人が増加しており、そのような人を支えたい、と草の根活動を頑張る人達もいます。また自分の得意を生かしてモノやサービスを販売して人を幸せにしたいと地域に根ざしたビジネスを志す人もいます。
私は事業の大小にかかわらず、社会を、地域を事業でよくしたい、と奮闘する人たちを応援、サポートすることを自分のミッションとしています。
momoの融資先のみなさんは、まさにご自身の事業で世の中を良くしようとされている人ばかりであり、私もmomoレンジャーとして参加させていただく中で、みなさんの事業が長く続くようお手伝いをさせていただきたいと思っています。
これからたくさんの事業者さんにお会いできることを楽しみにしています!
2024.09.27
こんにちは!momoレンジャーのあーちゃんです。久しぶりにmomoの活動に参加することができ、嬉しいです。
実は、昨年3月から1年間、中小企業診断士の登録養成課程に通っていました。正直、仕事や家庭と両立しながらの養成課程はかなりハードでした。
「中小企業診断士って何?」という方も多いでしょうから、簡単にご説明しますね。
・中小企業診断士とは?
中小企業診断士は、日本唯一の経営コンサルタントの国家資格で、中小企業の経営課題に対して診断や助言を行う専門家です。
私がこの資格を取得しようと思ったきっかけは、遡ること2年半前、学生レンジャーからの「診断士の試験を受けたんですよ」の近況報告でした。
話を聞いた私は大きな衝撃を受けました。
診断士に興味を持ちながら行動を起こしていなかった自分に、突然スイッチが入った感じです。また、この当時、momoでの活動や社会生活を通じて、事業者支援の力不足を痛感していました。
「診断士への道は開かれている!」と思い、この日を境に通信講座で勉強をスタートしました。
・診断士養成機関「登録養成課程」へ
勉強を進めているうちに、より実践的なスキルを身につけたいと考え、実務能力の高い診断士を養成する登録養成課程に進むことを考え始めました。
1次試験に合格したものの2次試験に不合格となった私は、名古屋の養成課程を受験し、無事に合格。家族の理解を何とかとりつけ、一年間通うことに決めました。
私が通った養成課程には、30代から60代までの幅広い年齢層の32名が集まっていました。
職業も多様で、コンサルタント、金融機関、自動車メーカー関係者などさまざまです。なかには、獣医師の方もいらっしゃいました。
カリキュラムは、平日の夜二日と土曜日終日の演習、そして5回の企業診断実習です。実習は丸一日の日もあるため、現職者は会社を休む日も出てきます。
演習の講師や実習のインストラクターは、大学の先生や現役の中小企業診断士です。演習はグループワーク中心で、演習で学んだことを実習で実践していきます。
演習講師からの「戦略とは何か?」という問いかけから、養成課程の一年間がスタートします。
(一年間通ったビル、最終実習終了二日前、終業後に感慨深く報告書を取りに向かう私)
・最後に
この一年間は私にとって苦しくも、実習先の企業やインストラクターの先生、チームメンバーとの真剣勝負のやりとりは、大変貴重な経験となりました。
また、メンタルが鍛えられ、診断士に必要なロジカルシンキングやプレゼンスキルも、少しずつ身についてきたように感じます。
そして、5回の実習を通じて、朝から晩まで、翌朝まで(笑)議論を重ねた同期との友情や、
温かく時に厳しい指導をしてくださった先生方との出会い、実習先の企業の方からいただいた言葉は、何にも代えがたい財産となりました。
養成課程修了時にインストラクターの先生からいただいた、
「これから多くの企業があーちゃん先生の力を必要とします。目の前の企業に真摯に向き合い、あーちゃん先生らしい支援をしていってください。」
この言葉を胸に、これからも中小企業支援に取り組んでいきたいと思います。
momo通信を通じて、中小企業、地域事業者の支援者が少しでも増えることを願っています。これからも、よろしくお願いします!
(momoレンジャー あーちゃん)
2024.09.23
4月からmomoレンジャーに加わりました、ひさっちです。地元・職場ともに愛知県、30代後半の会社員です。自己紹介を投稿します!
■momoレンジャーに参加した背景
昨年度末まで、約4年ほどビジネススクールに通い、経営の知識を学びました。もともと、仕事の知識不足を補うために通い始めましたが、学校では自分は残りの人生で何をしたいのか?を考える機会が多く、自分自身を見つめ直す機会となりました。
しかし、すぐに答えが見つかるわけでもなく、考えても答えが出ないので、これまでにない経験を増やして自分の興味のあることは何かを探す必要があるなと思いました。
仕事とは関係のない場で、経営の学びも活かしながら、自分の興味の幅を広げられそうなことはないかな?とボランティアやプロボノを探していたところ、momoにたどりつきました!
momoでは、融資を行うことから、いわゆるヒトモノカネのカネ部分の知見や感覚に触れることができそうなこと、社会課題を自分ごととして捉えて行動されているさまざまな融資先さん(=経営者の方々)と関われそうなこと、また、いろいろな経験や思いを持って取り組まれているであろうmomoのメンバーと知り合えるであろうことから、自分が経験したいことと近いのでは?と関心を持ち、応募にいたりました。
■参加して得たこと
●momoメンバーとの関わりから
momoに参加している方々は年代も幅広く、momoに入ったきっかけやこれまでの経験もさまざまで、自分にはない価値観に気づかせてくれます。
●融資先さんとの関わりから
融資先さんのボランティアに参加させていただくことで、融資先さんがどのような思いを持って事業に取り組まれているのか、実際に普段どんなことをされているのか、それによってどんないいことが生まれているのか、を直接知ることができています。
momoに参加していなければ、知ることのなかった世界に触れることができ、そこから自分との違いは何なのか?をひも解いていくことで、思考が深まることを実感しています。これからも、momoを通して色々な経験をし、地域のため、人のためってなんだろう、自分はどんなことがしたいんだろう、を考えていきたいと思います。
秋の終わりごろに出産予定のため、しばらくリアル活動への参加が難しくなりそうですが、今後もできる範囲でお手伝いできることを楽しみにしています!